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屋根裏のマチルダさん(2)

●仕事が捗らなくて徹夜してしまった。 -5点。

●そんな合間にも、先日掘り出したESCI 1:72のマチルダをいじる。

昔からミニスケールをいじっている人にはたぶん有名な話なのだが、かつてのESCIの1:72シリーズは、参考にできる他社製大スケールキットがある場合、ほとんどその縮小コピーである場合がしばしばあり、このマチルダも、基本、タミヤの旧マチルダの縮小コピー。

もちろんまったくそのままではなく、適当に部品を一体化したり簡略化したりして、ミニスケール相応の部品構成になっている。

F1031558 倫理的には当然問題だが、旧キットとはいえ35キットの縮小なので、今から30~40年前のミニスケールとしては充分以上な出来。ただし、元のタミヤで誤っている部分はそのまま引き継いでいるのがお笑い。

●その代表的な部分が右写真の誘導輪基部。

マチルダの誘導輪はチャーチルなどと同様、車体側とサイドスカート側の両方に受けがあって前後にスライドする仕組みだが、タミヤの旧マチルダは簡略化のため、車体側にスイングアームを付けて誤魔化している。

ESCIはわざわざ、その実車には存在しないスイングアームを車体と一体化して再現してしまっている。なんだこりゃあ(笑)。

F1031549 サイドスカート側は旧タミヤ同様、位置調節機構用の切れ込みだけあって、あとはすっからかんなのだが、流石に今の世の中、それでは少々寂しいので、車体側も合わせてそれらしく追加工作した。誘導輪に軸を通しているわけではなく、なんとなく位置を合わせて作っただけ。実際の誘導輪取り付け軸は「車体と一体のスイングアーム」を残している(どうせ組み上がると見えないので)。

上写真はサイドスカートと、その内側の斜めの排土板を仮組みしたものだが、改めて見るとサイドスカートと排土板の位置がずれていて、排土板の下端に段が見えてしまっている。キット指定では排土板は車体側に付けるようになっているが、むしろサイドスカート側に位置合わせをして接着しておくべきかと考慮中。

F1031548 ●そんなこんなで、現在の全体形はこんな感じ。全体の印象も、当たり前だが初代タミヤとよく似ている。

作る対象は、前回書いたように、マルタ迷彩かレンドリースのソ連軍か、はたまたマチルダ・ヘッジホッグとかマインローラー装着車とかもいいかなあ、などとますます妄想を広げていたのだが、ヘッジホッグはそのものズバリがエアフィックスから出ていた。

そもそもレンドリースや派生車輌となると後期履帯が主で、初期型履帯のこのキットでは作りづらい(って今頃気付くなよ)。初期型履帯に滑り止めのバーを溶接した仕様も魅力的だが、ポリ製履帯の1枚1枚に突起を貼り付けるのは難事業すぎる。

というわけで、結局マルタ迷彩に落ち着きそう。

●セータ☆さんのところの、BRONCOのCV35をハンガリー仕様にするパーツのレビューを改めてボンヤリ眺めていて、今頃気付いたのだが、製品の名称が

35047 - CV3/35 Ansaldo conversion set for Bronco kit #1

え? これで終わりじゃなくて続きが出るの? 指揮車型のキューポラはすでに含まれているので、#2の可能性として最も高いのはカレメグダン、クビンカに残っている、防盾前面がもうちょっとペッタンコな初期型(たぶん)か。

いずれにしても、やるなあ……。

●ストックの山の下からの掘り出し品、ついでの紹介。

F1031543 エレール黄箱のモラン・ソルニエMS.225。

私が飛行機キットに手を出し始めた時代には、すでにエレールは黒箱に変わっていたので、黄箱で持っているということは、すでに買った時から売れ残り品で多少ヨレていた可能性はあり。

とはいっても、もはや箱の用をなさないほど潰れてボロくなり、しかもこの後すぐに手を洗いに行かなければならなかったくらいホコリだらけだったのは私のせいである。

戦間期のフランス機それ自体は一通り買ってもっているはずで、実際姉妹機のようなMS.230のキットは黒箱ですぐ近くに置いてあった。このへんの飛行機も何機かは成仏させたいものじゃのう。

●息子がコンビニのバイト帰りに、発売されたばかりのウィルキンソン・ジンジャエールの新ペットボトルをお土産に買ってきてくれた。

昨年発売のものは、瓶入りのオリジナルと「味は似せているが違うモノ」だったが、今回は瓶入りとまったく同じ中身である由。有難く飲む。うひー。辛~。

もっとも、瓶入りは190mlなので、それを2.5倍以上(500ml)となると有り難味が薄れ感はなきにしもあらず。しかしそのへんのコンビニですぐに買えるのはよい。

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コメント

>ESCIの1:72シリーズは、参考にできる他社製大スケールキットがある場合、ほとんどその縮小コピー

ああ、思い出しました。虎Ⅰの元ネタは、バンダイ48だったような…。


マルタ迷彩って、蔦を模したグリーンの格子状のパターンのやつでしたっけ? 筆で描いていくことになると思うんですが、あれをリアルに表現するのは、なかなか難しそうですね。

投稿: TFマンリーコ | 2012年3月27日 (火) 22時35分

ツタではなく、石垣の石の継ぎ目です。

あの迷彩は実車がそもそもオモチャっぽいのが身上ですから、難しく考えずにちゃっちゃっと行きますぜー私は(←すでに言い訳モード)。

なお、実車マルタ迷彩はココに(インペリアル・ウォー・ミュージアム)。

http://www.iwm.org.uk/collections/search?filter%5BtermString%5D%5B0%5D=%22Camouflage%22&filter%5BthemeString%5D%5B0%5D=%22Malta%201939-1945%22&query=

マチルダの3枚目は石垣の継ぎ目が2色になっているようで、ちょっと変わっています。

投稿: かば◎ | 2012年3月29日 (木) 20時45分

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