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UAMC in 横浜

●週末に横浜で、UAMCなる飛行機模型の展示会があるらしい。しかも、その展示会には知り合いもちらほら来るらしい。

さてどうしよう。昔は毎年泊りがけで行っていた5月の静岡詣でも近年はすっかりご無沙汰で、静岡おでんもつついていない。せっかくモデラー仲間の顔を見られる機会なら、ちょっと行ってみようか。

●などと思いはしたのだが、いざ4日土曜日になったら、フトコロ具合も寂しいことだし、鎌倉の宝戒寺の枝垂れ梅を見に行こう、などと計画縮小。

しかも近所の義妹から、何とかいうフリーソフトをPCにインストールしてくれと救助要請電話が来て駆り出される。やれやれ。それじゃあインストールしに行って、そのまま鎌倉に出掛けるか、などと思いつつ義妹宅に行き作業。

しかしインストールも完了した頃、携帯に柳瀬ばお氏より電話が掛かってきて、

「横浜でUAMCという展示会があって……なんだ知ってるのか。みんないるし、来ないかと」

そんなこんなで再度予定変更し、結局横浜に向かうことにする。

●そのまま出掛けられれば特に問題はないが、ここで義妹の恐ろしいところは、インストールしただけでなく、(私自身見たことも触ったこともないソフトに関して)実際に動かして使い方をレクチャーしないとダメ、というところにある。

なんだかんだで、一度家に帰って横浜に出発したのは3時過ぎ。横浜みなとみらい、ワールドポートなるところで開かれているUAMC会場にたどり着いたのは、閉まる約15分前というギリギリ時間だった。

何とか柳瀬ばお氏とは会え、KWAT氏、がらんどう氏、赤とんぼワークス氏、激しく久しぶりの石黒氏らに挨拶。ファインモールドの“金さん”にも久しぶりにお会いし、新製品のシートベルトを強力プッシュされる。

また、直接顔を合わせるのは初めての、「フィン空くらぶ」のきらら氏や、mixiでお付き合い頂いているP-斎藤氏にも何とかご挨拶できた。red-fox氏も来ていたはずだが、とうとう閉場までに探し当てることができなかった。残念。red-foxさんごめんなさい。他にも、「え、来てたのか、オレもいたんだぞ」という方はいそうだ。

結局、会場を人を探してナナメに歩き回ったのみで、大量の素晴らしい作品の数々がありながら、いくつかをほんのちらりと横目で見た程度。従って、表題は「UAMC in 横浜」になっているが、ここには作品紹介とか素晴らしかった作品の感想とかは、一切出てきません。

モデラーの風上に置けないヤツ!!

閉場になって会場を後にしつつ、柳瀬ばお氏より、「結局、オレの作品も全然見てないのか?」と呆れられる。はい、見てません。KWAT氏のきさらぎ号も見てません。あうあう。ごめんなさい。

●UCMCの懇親会とは別に、サークルで川崎に飲みに行くという柳瀬氏、KWAT氏ら一団と桜木町駅まで歩く。その後、せっかく出てきたのでしばし散歩。中華街まで歩き、ぶたまんを買い食いし、かみさんにえびせんを買う。石川町から電車に乗って帰宅。

●ニュールンベルクのあれこれに関してのあれこれ(なんだそりゃ)。

▼IBGから発売のBüssing NAG 500について。

後継の4500もそうだが、2駆のSと4駆のAの、ぱっと見の区別が付けづらい。ただし500に限っては、Aはボンネットが前下がりにナナメになっていて、Sはほぼ地面と水平、というかなり大きな識別ポイントがある。

たとえばこのあたりで見比べるとよくわかる。

Büssing NAG 500S

Büssing NAG 500A

さて、改めて考えると、ではAのボンネットの前下がりは、ボンネットの前が低いのか、ボンネットの後ろが高いのか。そんなことを思いつつ見比べていて気付いたが、ボンネットがどう以前に、そもそもAでは運転席のキャビン自体がSよりも高いのだった。

先の写真では、ちょうどキャビン横のドア窓が、Aでは地面に立っている人の頭のあたりにあるのに対し、Aでははるか頭上にあることで明瞭にわかる。床下をドライブシャフトが通る関係で押し上げられた格好になっているのだろう。

一方で後継型の4500ではSもAもボンネットはぺたんこで、ますます見分けづらくて困るが、どうやらこちらは最初から(おそらくコンポーネントの共通性を高めるため)キャビンを腰高に作ってあるらしい。

hideさんより、少なくともSとAは前輪のハブを見れば区別できると教えていただいたが、これで、一応、「ボンネットがぺったんなのにキャビンが高ければ4500」という見分け方もイケそうだ。

▼イタレリからフィアット508が発売されるのだが、これはシャーシをポルスキ・フィアット508に流用したりできないものだろうか。ポーランド、S-modelのポルスキ・フィアット508シリーズのバキュームフォームキットは、とにかくシャーシがペラペラのバキュームなのが作りづらさを増しているので……。

しかしまあ、発売前の新キットをネタに、いきなりパーツ取りの話というのもずいぶん罰当たりな態度だ。

▼トランペッターから発表された、88mm搭載12tハーフはアイテムとしては結構楽しみなのだが、出来がどうなるかが気になる。

さて、この車輌は、「ジャーマンタンクス」を見ると、ベース車体は「ダイムラーベンツDB10」、つまり12ハーフの主量産型にして最終量産型であるサブタイプにされてしまっているのだが、実際には、前輪がスポークタイプであるのを見てわかるように、ひとつ前のDB9をベースにしている。

トランペッターがすでに出している装甲タイプはDB10ベースで、標準型もDB10のはず。

ハーフトラックはサブタイプが違うとガラリと設計が異なっている場合もある。DB9とDB10の場合は、一見、前輪以外はほぼ同じように見えるが、さて、はたして前輪以外にも違いがあった場合、トランペッターはきちんとフォローしてくれるだろうか。

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コメント

会場では短い間でしたが、訪ねていただきありがとうございました。
楽しさ爆発の二日間でした。
またゆっくりとお話したいものですが、なにせ遠すぎますね。(笑)

しかし、そんな短い時間しかなかったのにお会いできましたこと嬉しく思います。

投稿: P-斎藤 | 2012年2月 6日 (月) 08時23分

red_foxさんはオービーズなんで、何ぞ機会があればすぐに会えます。一方、いしぐりん、来てたですか、会えなかった。

投稿: がらんどう | 2012年2月 6日 (月) 13時17分

初めてお目にかかれてよかったです。
私とあいさつしたあと、逃げるように去っていったので、どうしたのだろうかと思いましたが、そういうわけだったのですね。
お忙しい滞在でした。
またいつかどこかで。

投稿: きらら | 2012年2月 6日 (月) 16時03分

>ボンネットがぺったんなのにキャビンが高ければ4500

本当ですね~!500と4500のSどうしだと、フロントウィンドウの下端からボンネットまでの長さが、後者の方がキャブが上がってる分だけ長いですね。コレで生産の端境期の個体でも識別可能、いや~やっぱりアレコレ議論してみるもんですね。
ちなみにIBGのニュル見本の片方で、フェンダーが別パーツだったりサイドルーバーの本数が少なかったりするのは末期的簡略化の特徴なので、自動的に4500と判断できます。

投稿: hide | 2012年2月 6日 (月) 17時24分

>500と4500のSどうしだと、フロントウィンドウの下端からボンネットまでの長さが、後者の方がキャブが上がってる分だけ長い

う~ん、微妙。私には区別がつかないです(苦笑)。
500Aのキャブが高いのはよくわかるんですが…。

投稿: | 2012年2月 6日 (月) 21時40分

>P-斎藤さん、がらんさん、きららさん

いやいや、本当に慌しくて申し訳ありません。どうせ来るなら呼ばれて慌てて飛び出すのではなく、きちんと時間を取って遅くとも昼から来るべきだったと後悔しました。好きな古典機の作品もたくさんあったのに、全然見ることができなくて残念至極です。

がらんさん、いしぐりんは疲れ果てて壁際の椅子で眠りこけてましたよ(大笑い)。

投稿: かば◎ | 2012年2月 6日 (月) 23時09分

名前書き忘れました。↑二つ上のコメント、私です。
手許の写真を穴があくほど(?)眺めているんですが(苦笑)。

投稿: TFマンリーコ | 2012年2月 7日 (火) 19時58分

>TFマンリーコさん

>>名前書き忘れました。↑

大丈夫です。判ります。私もよそで時々やります。いや、実は数日前も一度、お名前抜けてましたよ(笑)。

さて、キャビン問題ですが、もうちょっと判ってきました。ごく簡単に図説などもしてみたいので、改めて書いてみます。

投稿: かば◎ | 2012年2月 7日 (火) 21時17分

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