空飛ぶエンピツ
●前回記事のコメントで、均してみるとRS MODELSよりもAZ modelのほうが(ともにチェコ製簡易インジェクション)マシな出来なんじゃないか、というような話をしたところ、はほちん氏より、
RS(のAVIA B35.2)は普通に作れたがAZ(のスパイトフルとアタッカー)は全然合わなかったのでRSのほうがマシではないか。
とのresを貰った。まあ実際、主要パーツ同士、特に主翼とフィレットの曲線が全然合わない、というのはかなり悲劇的だ。
●そんなわけで、今度はRS MODELSのドルニエDo17Kを引っ張り出して、ちょっといじってみる(「そんなわけで」と言ったところで、はほちん氏の言っている3キットのどれでもないのだから、別に何の検証にもなっていない)。
昔から結構惹かれていた「ユーゴ型Do17」の、簡易とはいえ初のインジェクションキットで、同社の常としてパーツのパッと見はそこそこ良い。が、ちょっと仮組みしてみるとわかるが、かなりすり合わせを重ねて組んでいかないといけなさそうだ。
コクピット内小パーツやエンジンはレジン、エデュアルド製のエッチング付き。エンジンはご覧のようにシリンダーを一個一個植えていく形式のもの。アフターパーツなどでも時々見るが、綺麗に向きを揃えて放射状に植えるのはちょっと面倒だ。ただ、複列14気筒双発のところ、パーツは15気筒ずつ入っているので、カーペットモンスターが出やすい環境にあるモデラーにとっては有り難い。
なお、RSのユーゴ型Do17は短ナセル型と長ナセル型の2種が出ていて、私が持っているのは長ナセル型のほう。しかしキットは短ナセル型を基本としているため、長ナセル型では主翼フラップ部分の上下を切り飛ばして、専用パーツに挿げ替えないといけない。すり合わせの手間がますます増えるわけで、「ユーゴ型ならどちらでもいい」という人なら、短ナセル型のほうがオススメかもしれない。
しかしいずれにせよ、ユーゴ型Do17は機首が長いので、「空飛ぶエンピツ」と言われた同機のスマートさがますます際立つ。いつかきちんと作ってやろう(←結局このまま一気に作るつもりはない。いや、だって本当に、結構気合いが満ちていないと完走できなさそうなキットなのだもの)。
●ものすごく唐突な話題だが(しかも半年以上前のネタだが)、「あの花」の「ゆきあつ」君の名前を聞いて、「油気圧」という字面が頭に浮かんでしまい、地上高を自由に変えられるのか?などと余計なツッコミを入れてしまうのは私だけではないはずだ。
●新年早々仕事が進まずに気力体力急降下中。飛行機をあれこれ出してはつまみ食いしているのは、もちろん現実逃避。
8日から近所の胃腸科の病院が開くので行くつもりでいたが、午前中の診療時間を寝過ごしてしまった。ダメダメな感じ。
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