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あずにゃん

F1031080b ●……といえば、もちろん、チェコの簡易インジェクションのメーカー、AZ modelのことである(どこかから何か飛んできそうだ)。

同社は近年、以前swordで出ていたキットも、キャノピーのバキュームをインジェクションに替えて出し直したりしている(もっともswordはswordで新製品を出したりしているので、どうも関係がよく判らない)。

そんなsword→AZのひとつ、1:72「Beech "Traveller" Mk.I」を少しだけいじる。要するにビーチクラフト17「スタガーウィング」のことで、「トラベラーMk.I」は英国式呼称。同社からはデカール違いで「Beech JB-1/UC-42 "Staggerwing"」というのも出ている。

中身は「いかにもチェコ簡易」な出来で、小部品など多少頼りないところもあるが、それなりによく出来ている。swordの特色かもしれないが、主要パーツに関しては型表面の磨きが丁寧で、パーツ表面に簡易独特のザラつきはなくつやつや。機体側面の布張り表現、金属外版部分の筋彫りなども綺麗だ(ただし型抜き方向の関係で、機体上下の布張り表現は筋彫りになってしまう)。

一方、窓枠部分には多少のバリが出ていて、インジェクションの風防のすり合わせはちょっと面倒くさそう。エンジンは片面表現で、一部型のツブレもある。しかし小さな単列9気筒(ライト・ワールウィンド)の簡単に流用可能なパーツはあまり多くなさそうだ。

組立説明書に示されているパーツ番号と、パーツ枝に刻印されている番号は、なぜか全然別で役に立たない。説明書には

「パーツ枝に刻印されている番号は違うので、下の展開図にある番号を参考にせよ」

というような意味のことが書かれているが、ということは、説明書を印刷してしまってから間違いに気付いたのではないわけで、なぜ枝の刻印番号に合わせる努力をしなかったのかが謎だ。

デカールは印刷も非常に美しく上質だが、なぜか私が作りたい中国空軍機は、塗装説明では4箇所ある青天白日が2つしか入っておらず、また、青天白日の青と、尾翼ストライプの青の色調が違う。使えねえ!

悪いキットではないものの、簡易なりの手間はかかりそう。スケールこだわりなくいいスタガーウィングを組みたいなら、RODENの48新キットのほうがいいかもしれない。もっとも私自身、「ちょっと飛行機がいじりたくなった」程度で、たまたま隣の模型箱の山にあったコレを手に取っただけで、一気に完成まで突っ走る気は今のところなし。他にも組みかけが多いので。

●金曜日。相変わらず調子は悪いが、いろいろと用事があり都内に出掛ける。神保町の事務所ほか3社ほど回る。

●行き掛けに秋葉原に寄り、Special Hobbyから1:32で、中国空軍仕様のポリカルポフI-16type10のキットが発売になっているのを見て、ちょっとクラクラする。

が、もちろん中身はもう何年も前にAZURで出たものと同じで、大スケールにもかかわらずエンジンもない(カウリング前面シャッターが閉まった状態)など激しく大味なキットなので、そう考え込むまでもなく諦める。

●用事の最後の行き先が市ヶ谷のC社だったので、ちょっと歩いて、久々に四谷仙波堂へ行く。久しぶりに行ったら在庫で店内が圧迫されますます魔窟のようになっていたが、そういう雰囲気は嫌いではない。動きにくいけれど。

今年は、AFVに関してはリベット追加工作が面倒くさくて埋もれたままになっているものを優先的に工作しようと(今のところ単なる思い付きで)考えていて、それ用に、Masterclubのリベット(丸頭と平頭)を3種4袋購入。

●某所で唐突に「365歩のマーチ」の話が出たのだが(持ち出したのは私だが)、改めて考えると、あの「1日1歩」というのは、とりあえず1歩歩いて、あとは24時間ぼーっとしているのか、それとも1日掛けて1歩分じわじわ動くのか(とてもつらそう)。

また「2歩下がる」時も1歩あたり1日なのか。その場合、要するに5日掛けて1歩分しか動いていないので、365歩のマーチとはおよそ5年分の移動距離を歌ったものなのか。それとも365歩はあくまで移動の絶対値であり1年分なのか。

いずれにしても、1日1歩しか動かないのはマーチのリズムには合わないと思う。

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コメント

そんなタイトルで俺様が釣られクマ——(AA略)

投稿: 丞 | 2012年1月 7日 (土) 18時25分

タイトルはまぁ、スルーして、
AZmodelってのは、アタッカーとスパイトフルぐらいしきゃ買ってない、のですがどっちもまぁ、どうしようもないというか、根幹の部分に問題があるので他所の箱替えはともかくオリジナルらしいのは避けたいですなぁ。

あれ?AVIA B.35だか135、1:48で出てたっけ?

投稿: はほ/~ | 2012年1月 7日 (土) 19時24分

丞さん……。(^^;(^^;(^^;

>はほちん

AZは、まあ、あくまで昔ながらのチェコ簡易スタンダードと心得て、それでもいいネタなら買う、という感じじゃないでしょうか。
数種持っていますが、「すごくいいとは言わないけれど、まるっきりヒドイとは言えない」には収まっていると思います。フォッカーC.X、主翼上下面でエルロンの筋彫りがずれてますけど。

48でAVIA B.35~B.135出てます。なんとな~く欲しいんだけれど、どうしても欲しい、には至らず、買ってはいませんけれど(72でRSからも出ていて、いつも「どっちがどっちだっけ」と迷ったりしますが)。

あとは、48でMS406も出ていますが、これ、写真で見るとクラエアと枝上のパーツ配置は全然違うんですが、クラエア/MPMのパーツを元に、表面ディテールを向上させたものだという話があるようです。

投稿: かば◎ | 2012年1月 7日 (土) 19時53分

(追記)

今改めてAZのFokker C.Xを取り出していじってみたら、「エルロンの筋彫りの位置が違う」以前に、上翼の上下面の長さが1.5mmくらい違いました。まあ、たぶん短い方に合わせて削っちゃいますが。

わっはっはっはっは。

投稿: かば◎ | 2012年1月 7日 (土) 20時03分

 ペロペロ(^ω^)?…いや、言ってみたかっただけ。

 あずもでるのキットは実は割と持ってたりするんですが、まだ作ったことはありませぬ。たぶんスペシャルホビーより苦労するんだろな、とパーツを見るだけで判るのがイヤすぎなんですが。ソードのキットのパーツ表面は、仰るとおりなぜかいつもツルツルでんな。

投稿: KWAT | 2012年1月 7日 (土) 23時42分

まあ、ものによって、またそのキットが出た時期によって出来はだいぶ違うだろうと思いますが、メーカーごとに均した場合の優劣は、(あくまでも私の印象ですが)、

MPM系(special hobby, Azur等含む)>AZ>RS

という感じです。RS、パッと見いいんですけど、どうも私の持っているキットはどれも、曲面がどれも微妙に合わないんですよね……。

これでパブラはどうなんだとかAMLはとか言い出すともうわけわかんなくなって来ますが。

投稿: かば◎ | 2012年1月 8日 (日) 01時54分

RSのB35.2は普通に作れるキットだけど、AZのスパイトフルはスピナと胴体が全然合わないし、アタッカーは翼とフィレットが全然合わないのでRSの方がまだマシな気がするんだよねぇ。

投稿: はほ/~ | 2012年1月 8日 (日) 08時21分

ローデン1/48のスタガーウイングは新宿のヨドバシで見かけましたが中が覗けないのと、五千円越えの価格設定にビビッて横目で見るだけにしました。
パーツがみたかったんだけどなぁ。

投稿: シロイルカ | 2012年1月10日 (火) 23時38分

>シロイルカさん

ローデンはとても気合の入ったキットを開発しており、48のww1複葉機シリーズなどもなかなか評価がよいようなのですが、時々地雷のようなキットもあるのが不安なところです。

インパクト~パイロ~ライフライク以来の新48キットである同社グラディエーターは、喜び勇んで発売当時に買ったのですが、72エレールのキットでも綺麗に表現されている主翼迎え角がきっぱり無視されてました(;;)。追加工作はしづらい部分なのと、その他は綺麗にできているだけにますます残念です。

まあ、スタガーウィングで重大な外形の捉え間違いというのも考えづらいですが^^;

投稿: かば◎ | 2012年1月11日 (水) 10時04分

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