« 二層の鎌倉 | トップページ | 「台湾迷彩会帰国前に一杯」飲み会 »

あふぃらーまじむん

●静岡へ静岡へと草木もなびく5月中旬。

何があるってそりゃもう、モデラーにとっては年に一度の祭典「静岡ホビーショー」があるからで、今年は14日、15日の週末が一般公開日だったのだが、例によって今年も不参加。

例年なら「今年こそは」と騒いだ挙句にドタキャンというパターンだが、今年はもう最初から行ける気配すら無し。モデラーとしてそんな人生ってどうなのよ?と、なにやらどす黒いキモチになり、ちゃぶ台でもひっくり返してみたくなるが、残念、我が家ではちゃぶ台は常用していないのだった。ふんがー。

●金曜日、月曜日と週末を挟んで続けて神保町界隈へ。ここ数年の「季節労働」である神保町の事務所通いはまだ始まっていないが、I君と別件の仕事。

金曜日は仕事後、神保町の事務所に立ち寄ってから、久しぶりに秋葉原のVOLKS/YSに行く。

F1030185 (以前にも書いたが)神保町から秋葉原へと歩く途中、靖国通りは駿河台下~淡路町のあたりで大きく南に湾曲している。「駿河台」の名の通り、本郷の台地が南に張り出しているからで(400年前に神田川の掘割を作ったので、今は本郷とは切り離されているが)、そのカーブの“底”を越えると、ちょうど通りに沿ったビルの谷間にスカイツリーが見える。いやーホント、建ったとたんに地震で歪んだりしないでよかったネ。

YSで新入荷のPz.Kpfw.35(t)用ディテールアップ・パーツ、転輪セットを見る。35(t)は複数ストックがあるし(もちろんTACAMもある)、いずれ買わないといけないなあとは思うが、CMKの35(t)は側面がつんつるてんのリーフスプリング等のほうが問題で、むしろ他の部分と比べ転輪の出来はそう悪いようにも思えず、転輪だけ立派になっても、という気はしないでもない。とはいえ、今後、リーフスプリングセットとか、サスペンションアームセットとか、小出しにされたりしても参る。

●当「かばぶ」はniftyのココログに籍を置いているわけだが、ココログのユーザーズ・フォーラム(ココログ広場とかいう)には、ありがちっちゃあありがちなんだけれども、InterPotという基本無料のアプリがある(以下IPと略。機能が豊富な月極有料版もある)。

一言で言えば「庭ゲー」で、正方形の土地の真ん中の果樹を育てて毎年収穫するのと併せて、周囲に草花を植えたり物を置いたりする。だけでなく、他人の庭を訪問したり、一言コメントも投稿できる。

Gaga002という、本来はまったりほのぼの系アプリであるはずだが、問題はこの「庭」にしばしばやってくる「ガーガーちゃん」(という名前があるらしい)なる鳥。右の絵は“お庭仲間”のつんきちさんが描いたガーガー。絵画的アレンジはあるが、おそらくスクリーンショットを掲載するよりもよほど実態を正確に示している。いやもう、このまんま。

ゲーム画面のロード中のバーの横にもコイツがいるので、IPのマスコット的キャラクターなのかもしれないが、それがこんなに凶相でいいのか? 小さい子は見てうなされないのか?

もちろん、居るだけならどうということはないが、きゅぽきゅぽ足音を立ててやってきては、時折、庭に生えている草花を勝手に食っていってしまうので毛嫌いしている人は多い。が、この凶悪な人相(鳥相?)と傍若無人さがむしろいいと、一部に熱狂的ファンもいる(私もあれこれ言いつつ、ファン)。

というわけで、IP内の「つぶやき会話」のあれこれも含めて、ガーガーの正体に関する考察。

  • 庭の草花を好んで食っていくが、あの歯から見て実は肉食。
  • っていうか、ガーガーって名前と黄色でアヒルですみたいな振りをしているが、そもそも歯がある時点で鳥じゃないだろう! 中国奥地で化石発見が相次いでいる羽毛恐竜の生き残りか? ジュラシックパークか?
  • しかし、そもそも常に直進しかしない時点で、個人的には沖縄の「マジムン」との共通性を疑っていたのだが、wikipediaのマジムンの解説で、なんとアヒル姿のマジムンがいるということが判明。大いに怪しい。
  • だいいち、木があろうが柵があろうがお構いなしに通り抜けていく時点で、尋常な生き物ではない。

というわけで、現時点ではガーガー=アフィラーマジムン(アヒル型マジムン)説に傾いている私なのだった。いや、そもそもマジムンにそんなにいろいろ種類があるとは知りませんでした。あぎじゃびよー。悪のマジムン軍団にもぜひ加わって欲しいものだ。

現在、IP内でガーガーの暴虐を妨げる手段は何一つないが、仮にヤツがマジムンであった場合、6日付の日記にも掲載した石敢當が有効であるはず。うちの(IPの)庭にも石敢當を設置したいものじゃのう。

なお、ココログ広場内IPは基本無料と書いたが、あれこれ有料のアイテムもあり、そこにはガーガーに食われない草花もある。もちろん、そんなヌルイものになど頼らず、ガーガーと熾烈な攻防を繰り広げてこそのIPと言えよう。負け続けだけどな。

●かみさんが図書館で塩野七生「十字軍物語1」を借りてきたので読む。この第1巻は、第1次十字軍の顛末をほぼ丸ごと収めている。面白し。

|

« 二層の鎌倉 | トップページ | 「台湾迷彩会帰国前に一杯」飲み会 »

かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事

コメント

おじゃましまんもす~♪

いやぁ、自分で描いておきながら、やっぱり禍々しい雰囲気炸裂のガーちゃんw
かば◎さんのブログでご紹介いただけるだなんて、光栄至極でございます。
あ。別にガーのやつに呪いとかは込めてないからね。もしかしたら、邪悪を祓うお守りにでもなるかも知れないぐらいの勢いで描いておりますw(希望的観測)

投稿: つんきち | 2011年5月18日 (水) 18時47分

>つんきちさん

いやいやいやいや。わざわざおいで頂き誠に有難うございます。しかしホント、こいつは捕まえて飼ってみたいですな。IP、そういうゲームに変わらないかな(無理)。

投稿: かば◎ | 2011年5月21日 (土) 14時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あふぃらーまじむん:

« 二層の鎌倉 | トップページ | 「台湾迷彩会帰国前に一杯」飲み会 »