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●知人のSさんのお母さんは被害が大きかった地域に暮らしていたのだが、しばらくして入ってきた情報は、自宅は炊事場だけ残して流出、ご本人も絶望、というものだった。しかし先日、当のご本人より、避難所で無事である旨連絡が入った由。なんとまあ。本当に、なんとまあ、よかった。

●地震だ原発事故だと心細いなか、顔も見せないとは何事か云々という圧力が掛かり、月曜日、川崎の実家に行く。

翌22日火曜日は午前中、我が家周辺はまた計画停電が予定されていたこともあり、「停電避け」も兼ねて一泊。火曜日、実家近所の司法書士に相続関係の相談に行き、昼過ぎからは小雨の中を母と墓参りに行く。母に聞く限り、食器棚から食器が飛び出してきたり花器の水がこぼれたりと、高津区は逗子よりだいぶ揺れが大きかったようだが、流石に墓石までずれたりはしていなかった。

夕刻帰宅。なお、少なくとも逗子近辺では午後の計画停電は中止。結局、我が家周辺の第1グループだけが律儀に停電したようだ。

●消費電力の多さが祟って、ディズニーランドが当分営業再開できなさそう、なのだそうだ。駐車場が液状化で泥だらけとは聞いたが、遊園地内にはさほど被害は出ていないそうな。それはそれとして、このニュースを読んで少し驚いたのは、

浦安市は、計画停電の第5グループに入っており、2011年3月14日のスタート時からすでに3回も停電が行われている。

の一文。

……ちなみに我が家周辺は24日木曜晩が、確か6回目。よほど我が家周辺は重要施設も何もない地域であるらしい。もちろん、家が流されたわけでも何か壊れたわけでもなく、停電くらいでガタガタ言っていては罰が当る。実際、浦安あたりは液状化でライフラインがかなりズタズタになっているらしく、それに重ねて停電ではたまったものではなかろう。

●金曜日。自宅の階段で転倒。迂闊。

ちび助が一人で階段の半ば過ぎまでよじ登って来ていたので、抱き上げて降りるところで滑った。ちび助は私の顔に頭をぶつけた他にはどこにも何も当てることなく、ちび助を取り落とすことも、下まで転げ落ちることもなくてよかったが、右脇を強打したうえ、しばらくして気付いたが右人差し指の爪が割れていた。

深呼吸しても特に脇が痛むということもないし右腕が動かしにくいということもなく、人差し指の爪も血が出るほど割れたわけでもない。運がよかったと考えるべきだろうと思っていたのだが、それでも多少痛いには痛い。一休みすることにして、夕方少し横になっていたら、起きて以降だいぶ痛み始めた。じっとしている分には痛みもないが、背中のほうに力がかかるとつらく、鼻もかめなくなってしまった。ふんがー。

●バンダイ48のダイムラー装甲車は、操縦手席前面バイザーを取り付け。実際にはキットのパーツは、縦幅に比べ横幅が広すぎる。単に横幅がありすぎるようにも見えるが、前面装甲板の縦横比自体がちょっとおかしい可能性もある。

いずれにせよ、すでに車体は組んでしまってあるので今更修正もできず、単にバイザーを薄く削り、チラ見えの範囲でそれらしく見えるよう裏面に多少のディテールを工作して、開状態で接着した。

なお、前回書き忘れたが、結局、気になり始めた砲塔前面下のベロを延長(ただし砲塔リングの拡大などは行わず)、戦闘室後面のバイザーも追加工作した。

装備品を除く工作は僅かになったが、ここで、車体右側のラックがどうにも気になってきた。

前回日記のキットの写真にも写っているが、パーツがごつい角材状だったのでプラバンで作り変えたもの。一応、実車の正規装備で現存の博物館車輌には付いているのだが、戦時中の写真では、初期には付いておらず、どうやら後から追加で装着されたものらしい。

ラック自体はシートか迷彩ネット用のものらしく、作例ではまだ付けていない2本のベルトで締め付ける。さらに、これも作例ではまだ付けていないが、ラックの外側にドイツ戦車のピルツェ状の突起が2つある。web上で見つけた図版によれば、これはサンドチャンネルを取り付けるためのものであるらしい。

しかし、アフリカ戦あたりのダイムラーMk.Iは、車体前面にサンドチャンネル用のホルダーを別途持っている。というわけで、車体右側のラックはアフリカ戦より後に付けられたもののような気がする。実際、北ヨーロッパの戦場になると、車体右のラックがしっかり付いているのだが、この時期になると、車体左にスペアタイヤを搭載し、それに合わせてジャッキなどの装着位置も変わってくる。キットにはスペアタイヤのパーツがないので、複製でもしない限り、この仕様にはしづらい。

そんなわけで、せっかく作ったラックだが取り去ってしまおうか悩み中。

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コメント

生きてたって言う話はいまいちばん救われる題材です。
自宅階段はけっこう危険ですね。
お大事に。

投稿: みやまえ | 2011年3月26日 (土) 23時27分

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