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朔望

●昨日悔しい思いをしたので、潮汐について少し調べる。

潮の満ち干は太陽と月に引かれて起きるから、太陽と月、地球が直線状に並ぶ新月(朔)、満月(望)の時に干満の差は最大になる(大潮)。

基本、太陽や月に最も近く向き合っている場所と、最も遠い裏側で満ち潮になる方向に力が働くので、もし海水が馬鹿正直にその通りに動くなら、大潮の日にはきっかり日の出と日の入り(および月の出と月の入り)に引き潮になり、昼間に潮干狩りなど出来ないことになるはずだが、海水の慣性だの地形だのが影響するため、実際の干満の時刻はそれとずれ、夜に引いたり昼に引いたりする。めでたしめでたし。

……と、ここまではまあなんとか判るとして、春分から秋分までは昼に大きく潮が引き、秋分から春分までは夜に大きく引くというのはなぜだろう。地軸の傾きと緯度の問題なのか?

まあ仕組みはともかく、大潮に近かったにも関わらず土曜日の昼にそれほど引いていなかった理由は判った。

●相撲は八百長が発覚して大騒ぎ、次場所どころかそれ以降の開催も危ないとか。

昔、週刊誌記者をしていた時期があり、その頃、大相撲八百長問題の取材に駆り出されたことがある。当時も、つい先日までと同じく、協会の対応は「八百長なんてあり得ない、何を言い掛かりを付けてやがるんだコノヤロウ」的なもので、逆にその出版社には相撲協会は一切協力を拒否するという報復手段付きだったが、結局、事が露わになってみれば、星の貸し借りの元締め役が居るとか、当時から言われていた通りの仕組みだった。

その点で、「これまでにはなかった」という放駒理事長の答弁は、そもそも誰もそんなことは信じちゃいないだろうにという白々しさがある。

ただ、その昔八百長取材に関わっていた頃も、放駒親方(元・魁傑)は現役時代から八百長嫌いで、放駒部屋でも弟子にそれを徹底させていて、おかげで放駒の力士はしばしば他の部屋から目の敵にされている、という噂があった。それを思うと、放駒親方にはここで頑張ってもらって一気に膿を出して欲しい気もするが、何もしないうちに詰め腹を切らされたりすると気の毒だ。

まあ、個人的にはそこまで深く大相撲に思い入れがあるわけでもないので、単なる野次馬のつぶやき程度のもの。

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かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事

コメント

>そもそも誰もそんなことは信じちゃいないだろうにという白々しさがある。

まぁ、八百長があるのを知ってるから弟子にそれを禁じるわけで、全く無ければ禁じるも何もないよねぇ。

投稿: はほ/~ | 2011年2月 8日 (火) 21時13分

まあ、あくまでそういう評判だということで、本人が公にそう言っているわけではないので。

投稿: かば◎ | 2011年2月 8日 (火) 22時21分

そういやぁ、逗子の海はその辺で食材が採れるぐらい綺麗なんですな。

私(とかじじA)が育った甲子園の海はそんなに綺麗じゃなかったなぁ。。今はどうか知りませんが。

投稿: はほ/~ | 2011年2月 9日 (水) 22時24分

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