ちょっと磯に出掛けてみたのだけれど。
●昨日は立春。「立春と杜子春の違いも判らないヤツ」という、およそ使いどころのないフレーズが頭に浮かんだが、はて、杜子春ってどんな話だったっけ。
杜子春という若者が仙人に会う、というのが話の肝だったように思うが、そのあとは龍の珠を集めるんだったかモンゴルに渡ってチンギス・ハーンになるんだったか。
(実際にはその後wikipediaであらすじを見たので、こんな話だよと事細かに書き送って来なくても大丈夫)
●mixiで知り合ったeddieさんが磯遊びに行ったのか、ツブガイを煮て食う話をしていて、急にその手のものを食いたくなる。
そういえば2、3日前に新月だったよなと思い出して、干潮の時間を見て小坪の磯に行ってみたのだが、磯場が波の上に出るほど引いていなかった。がっかり。もっとも、ちゃんと引き潮の潮位を調べていかないのが悪い。
せっかく久しぶりにマツバガイでも塩茹でにしよう、たまにはイシダタミとか小さい巻貝も試してみようか、などとあれこれ夢想していたのに残念。
●池上永一「ぼくのキャノン」と「トロイメライ」読了。テキトーに借りて読んでいるので、「トロイメライ」は読み始めてから、最近読んだ「テンペスト」の外伝だというのに気付いた。
池上永一は、何と言ってもデビュー作の「バガージマヌパナス」が面白いと思っていて、結構いろいろな人に勧め、最近は神保町仕事仲間のK女史に「風車祭」ともども推し付けて読ませたりなどしたのだけれど、「テンペスト」も面白かった。
「テンペスト」は琉球王国末期が舞台、話は荒唐無稽なのだけれど、その荒唐無稽ぶりのテンポがよくて心地よい。こういうストーリーテリングの才のある人というのは素直にうらやましい。
●プラモデルには触っていないが、いよいよVanatorul de care R-35を塗るか、それともシュトゥルミさんを組み上げてしまうか、などなど夢想中。もちろんナナメ上を行ってまたまた新しいキットをお手付きにする、というのもあり得る。
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コメント
わ~ぉ、びっくりした~w
自然(?)のものを採って食うってのが大好き
磯に行って調達なんて、最高ですね!
今回(いつもですけど)は近くのスーパーで買ったものですが、貝の形は一緒なのに2匹だけ毛深い手が・・・w
食べるには小さすぎですが、一応食してみました
味は旨かったですよ!
プラモ、全然触れてないっす・・・トホホ
投稿: eddie六六六 | 2011年2月 6日 (日) 02時54分
あ。勝手に話題に引っ張ってきてごめんなさい。
なるほど、スーパーの磯場の収穫でしたか^^;
それにしても、スーパーの売り物でヤドカリ2匹というのはハズレと言うべきなのか大当たりと言うべきなのか。
写真だと異様に大物に見えますね<ヤドカリ
投稿: かば◎ | 2011年2月 6日 (日) 15時56分
もう亡くなってしまいましたが
大陸引上げのうちの社長は
カネのあるうちは友人を友人扱いしてました
まさに現金な人でした
投稿: みやまえ | 2011年2月 6日 (日) 20時08分
すいません、上のは杜子春つながりね
投稿: みやまえ | 2011年2月 6日 (日) 20時09分
腹丁先生はしばしば
「金のないのは首のないのと同じ!」
と言いますが、それを言うなら今の私はまるっきり首なしです。
みやまえさんの元社長さんには、さっさと縁を切られそうです。
投稿: かば◎ | 2011年2月 8日 (火) 02時12分