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平沼駅

●何やら銀行の手続きで、父の戸籍謄本を出生時まで遡って取る必要があるとかで、母になんとかせぃと言われ、水曜日、実家に出掛ける。

例えば本人が存命で、しかも自分が本籍を置いた場所を逐一覚えているというのならば別だが、通常このような場合は、最新の謄本を取って、そこから一つずつ過去に遡って申請していかなければならない。従って、頻繁に引越しし、しかも引越しのたびに本籍もマメに移動していたなどという人の場合は、えらく面倒なことになる。

さて、親父は戦後だけでもあちこち引っ越していたはずで、長期戦を覚悟したのだが、振り出しの高津区役所の次はもう、戦後すぐに暮らしていたらしい横浜市西区だった。要するに、昔いた場所から戸籍を全然移していなかったらしい。これでだいぶショートカットできた。

●横浜なら直接行った方が早いので、実家に一泊し、木曜日、京浜急行戸部駅近くの西区役所に行く。横浜の次はもう生まれ故郷の奄美大島で、むしろ拍子抜け。

P1020192b ●京急の横浜駅-戸部駅間の高架上には、横浜大空襲の時に焼け落ちた廃止駅(平沼駅)の小さな対面式プラットホームが残されている。

京急を利用する際、車窓からはいつも見ているのだが、地上からの様子は見たことがなく、戸部に行った帰りに横浜まで歩くことにして寄ってみる。

が、高架下はフェンスで囲われているし、ホーム自体小さくて高架から僅かに横に張り出している程度なので、電車に乗っているときよりもさらに目立たない。ただ、この写真でも、一番右の柱に重なって、その向こうにホームに上がる階段の裏側はなんとか見える。

以前は上下線をまたいでホームを覆う屋根の、なかなか凝ったデザインの鉄骨も残っていて、駅の遺構であることが判りやすかったのだが、10年くらい前に取り払われてしまった。惜しい。現在囲われているのも保存のためというよりは、資材置き場としているか、あるいは単にホーム部分が崩れかけて危険だからという理由のようで、いずれ高架の改良でも行う際に、この廃駅も消えてしまうのだろうと思う。

●時事通信で「ホンダジェット」、来年から量産開始の記事

記事には、

86年からジェット機の本格的な研究がスタート。試行錯誤が繰り返され、昨年末にようやく初飛行にこぎ着けた。

と書かれていて、ホンダが初めて飛行機を飛ばしたこと自体が昨年末のようだが、ホンダのwebページなどを見ると、最初の実験機が1993年に、HondaJet試作機が2003年に初飛行を行っており、2010年12月初飛行はHondaJet量産型初号機である由。ずいぶん端折った記事だなあ。ちなみにホンダのサイトではHondaJetとアルファベット表記なのでここでもそれに倣う。

ホンダのサイトには初飛行の模様の動画なども出ているのだが、翼の上にパイロンを付けて載せているエンジンとか、そのパイロンやナセルの形状とか、機首(特に下面)のラインとか、ぬるぬるしたラインが実に独特。翼上面にエンジンを付けているというのは、最初文章で読んだだけの時は、上面噴き付け(USB方式)なのかと思ったのだが全然違った。

それにしても、エンジン取り付け位置と相まって、主脚が短くて主翼と地面との間隔が妙に狭く、主翼が地面に吸い付けられたりとか、逆にグランドエフェクトでなかなか降りられなかったりしないのかとか、余計な心配をしてみたり。

その昔、リチャード・バックの小説だったかに、並行世界だか近未来だかが出てくるのがあって、そこにホンダ製小型機が登場したようなおぼろげな記憶がある。あれはいったい何だったかな。

●ルーマニアのR-1軽戦車はそのうち作ってみたいなあと思っていて、フェアリー企画のキットも一応は持っているのだが、それはこんな感じ

プラバンで工作で何とか改善を図れる車体はいいとして、足回りはどうしようと思っているうち、タミヤの48シリーズが充実してきて、もしかしたら1:48の38(t)系マーダーから多少はパーツをかっぱいで来られるのではと、えらくいい加減なことを思い付く。

さて、資料はMBIの“CKD社製軽戦車の巻”も買ったような記憶があるのだが探すのが一苦労になりそうなので、たまたま在り処が判り易かったタンコマステルから、R-1の4面図が出ているルーマニア軍特集掲載号を掘り出す。手塚治虫の“わんわんパトカー”(風の装甲車)とスペインのT-26が表紙の号だった。

というわけで比べてみたが、履帯は「使えるかもしれないなあ」レベル。転輪は48マーダーのほうがなお一回り大きい。

まあ、こんなことをやらなくても、今ではもっと優れたレジンキットも出ていそうだけれど。

●この冬、まともに降る雪を初めて見た。

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