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2011年1月

桜田さんちリターンズ(3)

●「イベリコ豚」を「イベリ子豚」だと思っている人は「ガルバンゾ豆」を「がんばるぞ豆」だと思っている人よりも多そうだ。

●先日苦労して仕上げた仕事に怒涛の修正依頼が来てげしょげしょ。

P1020188 ●「桜田さんち」は、正面のファサードと使徒の塔4本がほぼ組み上がる。

昔作った西村書店刊の書籍版ペーパークラフトのサグラダ・ファミリアはかなり迫力のある大きさだったが、現在作っているキヤノン・クリエイティブパーク版は、ご覧のように比較的手頃な大きさ。

とにかくにょきにょき立つ塔で有名なサグラダ・ファミリアだが、現時点で立っているのは使徒の塔だけなので、形状的に馴染みのある使徒の塔を組むと格段に「サグラダ・ファミリアを組んでるんだ感」が増す。

もっとも、現在の本物のサグラダ・ファミリアでは両横のファサード上の使徒の塔4本ずつ、計8本が立っているだけで、ここに写っている正面は、根元のファサードが出来ているだけらしい。ちなみに、キットではこのファサードだけで妙に部品が混み入っていて肩が凝る。

ところで、(実物の)サグラダ・ファミリアに関して、完成まであと100年とか200年とか300年とか、要するに「結局完成なんてしないんじゃないの?」的数字が上げられることが多いが、最近、工事が捗っているとかで、公式発表で2026年に完成というふうに予定が繰り上がっているのだそうだ。本当カヨー。

今あれを作っている人も、見ている人も、誰も完成までは見ることが出来ない、しかし連綿と仕事を受け継ぎ作り続けている……というのがドラマであり売りでもあり、むしろ私としては「アレは完成しちゃいけないんだ、作り続けてるところに意義があるんだ」と思っていたのだが、うまくすれば(あるいは下手すれば?)私も完成を見てしまえるわけだ。

まあぶっちゃけ、大林組とか鹿島建設とかに発注したら再来年くらいには出来てしまうのかもしれないけれど、もちろんそれでは何の有り難味もない。

●いや、本当はプラモデル作りたいんですけども。

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チェブラーシカ

●我が家に小さなくまのぬいぐるみがあって、ジャッキーと呼ばれるそれは「くまのがっこう」という話の主人公であるそうなのだが、たまたまネットで見たら、ジャッキーは女の子なのだそうだ。

ええ?

と、大層に驚くほどのこともないのだけれど、ついでに言うと、最近俄かに注目度の上がっているチェブラーシカも、私はうっかり、くまだと思っていた。

もともと見た目はくまというよりキツネザルとかリスザルとか、まあ何だかその辺の生き物っぽいが、とにかくソ連/ロシアの産というだけでくまにしてしまっていた次第。もっとも結局あれはサルでもなくて、「正体不明の生き物」なのだそうだ(ジャムおじさんが人間ではなかった、というほどの意外感はない)。

●ドラゴン(サイバーホビー)から、ノイバウファールツォイクが発売されるそうだ。何でもアリだなええオイ。

●なんとなく心身ともに低調でプラモデルをいじる気分になれず、ペーパークラフトのサグラダ・ファミリアのファサードをちまちま工作。

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桜田さんちリターンズ(2)

P1020182b ●ここ2、3日の成果。

なんとなく、つくしとふきのとうの集団のような。

ちなみに、組立説明書で言うと、全24ページのうち、現在14ページ目に入ったところ。以前に組み立てた主塔部分が崩壊を始める前に完成させねば。

製作を始めた頃(つまり約1年半前)にも書いたが、このペーパークラフト(だけでなく他にもいろいろ)はキヤノン・クリエイティブパークで無料でダウンロードできるので、面白いかも、と思った方はぜひどうぞ。

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桜田さんちリターンズ

P1020181b ●ネイルアートの学校に通っている娘が、練習用の壊れた模擬手首の修理の相談に来て、そのまま古いヤツを私の部屋のゴミ箱に捨てて行った。

横を見るとゴミ箱から手首が出てて怖いんだよ! こんなとこに捨てて行くなよ!

●今放映中のアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」についてのwikipediaの記述。

「頭身が低めのかわいらしいキャラクターではなく、頭身が高めでシリアスな顔が特徴」

ええ?

P1020178b ●1年半近く前に途中まで組んで放り出してあったペーパークラフトのサグラダ・ファミリアのパーツが発見されたので、久しぶりに作業をしてみる。

約2年前、仕事がらみで短期間にペーパークラフトを大量に(10作以上)作って、おかげでペーパークラフトを作る勘所みたいなものがある程度身に付いていたと思うのだが、さすがに1年以上ブランクが開くと、切るにも貼るにもぎくしゃく。

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フラクタル

●返却期限を過ぎている本(雑誌)があり、催促の電話が来たので、午後になってマリーナの公民館まで返却しに行く。その後借りた別の本を読んでいて、こちらはすっかり忘れていた。むは。

海辺の街に住んでいるのに、海を見るのは久しぶり。

P1020173suimon ●ついでに鎌倉まで出る。逗子-鎌倉間のバスは名越(なごえ)経由と小坪(こつぼ)経由の2系統あり、マリーナを通るのは小坪経由のほう。この路線は鎌倉に入ると「病院前」とか「小学校前」とか、あたかも鎌倉市内に病院や小学校はここにしかないぜ!みたいなバス停がある。

下馬四つ角で降りて御成通りをぶらぶら歩いて駅前に行き、ふと思い立って江ノ電に乗って極楽寺まで。江ノ電は鎌倉西側の通勤・通学に不可欠な生活路線だが、それ以上に、テーマパーク「古都鎌倉」の主要アトラクションの一つでもあるので、特に用事が無くてもつい乗りたくなる。行き先も、単に江ノ電の駅の中で極楽寺駅がなんとなく好きだから、というだけ。

右はアニメ「エルフェンリート」にもちらりと出てくる(……なんていう説明で判る人が何人いるやら)極楽時駅脇の水路の壊れた水門。

●ぶらぶらと成就院を経由して長谷方面に戻り、御霊神社で年初のみ?公開されている面掛行列の面を見る……という散歩コースは、よく考えてみたら昨年正月の散歩とまったく一緒だ。

P1020169eno御霊神社は鳥居をかすめて江ノ電が通る。写真はその踏切から撮った江ノ電の線路。ここはまだ普通の鉄道の線路らしいが、ところによっては、民家の玄関やら勝手口やらが、あっけらかんと線路に面して開いていて、線路がそのまま住宅地の路地の役割を果たしている。今からこんな鉄道を作ろうとしたら安全無視だと大騒ぎになるだろーなー。

P1020168daibutsu ●久しぶりに散策に出てきたので、大仏(高徳院)前を通り、大仏坂から尾根筋のハイキングコースに上る。

大仏坂トンネルの脇を上がって右へ行くと佐助・源氏山方面へのハイキングコース、真っ直ぐはトンネル上の尾根道で、鎌倉七口のひとつ、大仏坂切通し。崩落の危険があるとかで写真のように通行止めになっているが、トンネルの向こう側からの上り口は通行止めになっていないかった気がするので、あまり意味はないような。

そんな階段を横目に見つつ佐助方面へ。当初の目論見では源氏山の手前で佐助稲荷に降りようと思って歩いていたのだが、半分も行かないうちに「浅間神社」への分岐の矢印を見つけて右に降りる。先月初め、鎌倉税務署から大仏方面に散歩した際、この浅間神社(という名の小さな祠)に寄り道して、そこからハイキングコースに入れないかと思ったのだが、どこにも道が見つからなくて引き返した覚えがあったため。やっぱり道があったのかよ!

えらく急な小道を降りて浅間神社に着いて、振り返ってみるとやはりまともな道には見えなかった。

P1020163roman ●税務署近くの地場野菜の店で、フラクタル野菜として名高い(?)ロマネスコが売られていた。

某腹丁先生が想像した「フラクタルサンミャクサンボダイ……」と称えるレインボーマン(ノイタミナ枠で放映中、ではない)のターバンは、きっとこんな感じなのだろう。

食べたことはないが、結局はカリフラワーやブロッコリの類なのだろうから、そうそう珍奇な味はしないのではと思われる。

●酒屋(というよりワイン屋?)で、ブルーチーズ詰めオリーブの缶詰が売られていて美味しそうだと思ったので、ちょっと無駄遣いして赤ワインと一緒に買って帰る。夕食時に開けて食べたが、不味くはないものの感激するほど美味いというものでもなかった。

●食い物といえば、先日、知人から「ふき味噌」を分けてもらった。

有川浩の「植物図鑑」には、フキノトウは山菜の中でも有名だが苦味が強くて素人さんにはあまりお薦めできない、というようなことが書かれている。

それを読んで以来、食ったことはないがどんなものなのかいなと思っていたのだが、ついに食ったそれは、灰汁抜きで苦味を落としているからなのか、味噌と合わせてあるからいいのか、苦味がちょうど爽やかで最近ハマリ気味。

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●義姉死去。昼頃、母と兄から相次いで電話を貰い知らされる。

義姉はちょうど1年前頃倒れたが、すでにその時には病状重く、最近は意識がない時のほうが多かった。身近な人が次々にいなくなるここ数ヶ月。

●とにかく切羽詰った仕事を片付けないと駆けつけることも出来ない。

●それほど夕食をがっついて食った覚えもないが、なんとなく胃もたれ中。……「芋タレ」って変換するなよ!>IME

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寒さで活動低調

●火曜日。つくばのJAXAに行く。

年に1度や2度は地理院やJAXAあたりに用事が出来るが、以前は八重洲から高速バスに乗っていたことを考えると、つくばエクスプレスでだいぶ楽になった。

というのはいいとして、つくばエクスプレス、

「○○、○○、○○にお急ぎの方は、○○駅で快速にお乗り換え下さい」

といった内容のアナウンスが流れる(行きの秋葉原駅でも帰りのつくば駅でも流れた)。……そのまま待っていれば、まさにその快速電車が来るのに、なぜわざわざ先の駅に行って乗り換えるワケ!? 乗換の手間が増えても駅のホームでじっとしているのだけはイヤですか?>つくば-東京間を移動する人々

どうなのよはほちん!

●話は前後するが連休は滞った仕事で頭を抱えているうちに過ぎてしまった。煮詰まって鬱々としたので、月曜午後に鎌倉まで出掛け、島森で瞬着、壱番屋で煎餅を買う。

先日、セータ☆さんのところで瞬着が話題になっていて、掲示板でも皆さんそれぞれ好みの銘柄の話なども。

しかし私の場合、ちゃんとした勤め人ではなく、行動ルートが定まっていないせいもあるが、瞬着は必要になった時に毎度行き当たりばったり適当な店で買うので、どうも銘柄が定まらない。世の中、瞬着は妙にあちこちの会社から多種出ているうえ、店ごとに仕入れている銘柄のバラツキが大きいので、「○○が欲しい」と思っても結局なくて、適当なもので妥協する場合が多い、気がする。そのぶん、当たり外れも大きい。

ちなみに私が今使っているのはLOCTITEの「強力瞬間接着剤・ロングノズル」というタイプだが、(使う人の使い方次第の部分が大きいと思うが)個人的には大ハズレ。LOCTITEは定評のある銘柄だが、今持っているコレは樹脂製のボトルが妙に硬くて、ノズルの先から適量を出すという作業自体がとにかくやりにくい!

日本でLOCTITEを扱っているセメダインの自社製らっきょうボトルのタイプのほうがよほど使い心地がいい気がするのだが、これを買った時、買った店には置いていなかった。

というわけで月曜に買い直したのは住友3M、Scotchiの「瞬間接着剤・多用途」。これはタイプとしてはサラサラ系であるにも関わらず紙や木にも使えるちょっと変わった瞬着で、以前、短期間にペーパークラフトを大量に作り倒した時に初めて使って重宝したもの。もちろんプラや金属の接着も普通に出来て、今まで使った各種瞬着のなかでは好みの最上位。

●帰りの秋葉原でVOLKSとYSに立ち寄り、YSのパーツばら売りコーナーでタミヤ1:35の「8輪装甲車Sd.Kfz.232(8rad)・アフリカ軍団」用新規パーツを買う。

ベースキットはかれこれ35年くらい前に発売されたものだが、「アフリカ軍団」キットに新たに加わった枝は、(フィギュアの他に)ルーバーが細かいラジエーター部ハッチ、その他リニューアルされた小物が入っていて、旧キットのストックがある身としては有難い。

●水曜日。八重洲で仕事。わしたに寄って沖縄そばや豆腐餻(とうふよう)を買う。神保町の事務所に寄り、夜、久々にK女史、P女史と夕食。マル香に行き、季節限定の「猪肉打ち込みうどん」。

●すっぱり半分に切ったような、けれど真ん中あたりに軽ぅくヤスリを当てたような半月。

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シュトゥルミさんの一休み

●すでに通常営業中、と言うよりも、新年になって一週間も経っていないのに、もう切羽詰ってるっていうのはどうよ?

●6日木曜午前中、仕事でりんかい線沿線の某社に行く。りんかい線に乗ったのは初めてかもしれない(埼京線区間は除く)。

これは暗におたくのメッカ・国際展示場になんか行ってないぜオレ、と言いたいわけでなく、国際展示場に行くときにはゆりかもめに乗るのが常であるため。

乗り換えた大井町駅も降りた駅も深くて地上との行き来でちょっと迷った。行き先で会った人曰く、やっぱり海底を潜るんで海に近くなるだけ深くなるんですよ、とのこと。

P1020153 ●年の初めのシュトゥルミさん(新年のシュトゥルミさんより改題。特に意味はなし)。

またまた瑣末な工作だが、防盾上に、タミヤでは省略されている溶接線を彫る。

タミヤのキットでは操縦席脇のピストルポート装甲栓も省略されているが、これは2次改修後の姿ではコンクリート盛りに隠れてしまうので問題にならない。

P1020149P1020148 それから、前後のフェンダーステイに三角板を追加。以前も書いたようにフェンダー取付用のベロには手を付けていないので、ナンチャッテ工作。

ついでにフェンダー上の工具穴のうち、あとあと目立ちそうな部分を埋める。基本は丸太で隠れてしまうので、単に伸ばしランナーで埋めるだけで表面のドットの再生などは考えない。

と、こんな工作を前回以降ちまちま行っていたのだが、冒頭のように仕事がドタバタになったので、机の上のパーツ群を箱に詰め込んで休止状態に移行。

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新年のシュトゥルミさん

●本年もよろしくお願い申し上げます。

●大晦日に川崎の実家に行き、元旦を迎える。正月が稼ぎ時の兄は勤めに出ずっぱりだそうだが、甥っ子2人も大晦日夜に来る。1日昼、千葉のかみさんの実家から義妹夫婦の車でやってきた家族と合流。

正月料理といえば御節や雑煮だが、川崎の実家ではここ何年もの間、けいはんを作ると決まっていて、我が家の連中も義妹一家もすっかり「正月はけいはん」気分(もちろん正月でなくても作るのだが)。

午後、義妹夫婦は義弟の実家の馬込に行き、夕食後、再び迎えに来てもらって逗子に帰る。

P1020141 ●新年のシュトゥルミさん。

いきなりまたちまちました工作だが、車体前端のノテク・ライトの基部の三角座金の裏を削り取って接着。

と合わせて、ノテック・ライトの陰になっていて見落としたのか何なのか、とにかくその直後のボルト(上段中央)がタミヤのパーツでは省略されているので、増加装甲で隠れる操縦手前面装甲の上段から1つかっぱいで来て接着した。

P1020147b また、丸太搭載・コンクリ盛り有りの(タミヤの説明書で言うところの)後期改修型だと、主砲用の開口部左右にスプラッシュ・ガードの装着もすでに行われているようなので、現存車輌のクローズアップ写真などを見つつ工作。

最初は1mmくらいの厚みで作り掛けたが、現存車輌の写真で見ると意外に薄く、0.5mmで作り変え。ところが微妙に捉えにくい形状のため、今度は下部幅が狭く再度作り変える羽目になった。個々の車輌で微妙に形状も違っていたりするので、実物は結構いい加減な作りらしい。

シュルツェン支持架の座金も工作しようと思ったのだが、座金は個別の車輌であったりなかったりするので、考えてみれば、何号車を作ろうか決めかねている今はまだ付けるわけにいかないのだった。

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