桜田さんちリターンズ(3)
●「イベリコ豚」を「イベリ子豚」だと思っている人は「ガルバンゾ豆」を「がんばるぞ豆」だと思っている人よりも多そうだ。
●先日苦労して仕上げた仕事に怒涛の修正依頼が来てげしょげしょ。
●「桜田さんち」は、正面のファサードと使徒の塔4本がほぼ組み上がる。
昔作った西村書店刊の書籍版ペーパークラフトのサグラダ・ファミリアはかなり迫力のある大きさだったが、現在作っているキヤノン・クリエイティブパーク版は、ご覧のように比較的手頃な大きさ。
とにかくにょきにょき立つ塔で有名なサグラダ・ファミリアだが、現時点で立っているのは使徒の塔だけなので、形状的に馴染みのある使徒の塔を組むと格段に「サグラダ・ファミリアを組んでるんだ感」が増す。
もっとも、現在の本物のサグラダ・ファミリアでは両横のファサード上の使徒の塔4本ずつ、計8本が立っているだけで、ここに写っている正面は、根元のファサードが出来ているだけらしい。ちなみに、キットではこのファサードだけで妙に部品が混み入っていて肩が凝る。
ところで、(実物の)サグラダ・ファミリアに関して、完成まであと100年とか200年とか300年とか、要するに「結局完成なんてしないんじゃないの?」的数字が上げられることが多いが、最近、工事が捗っているとかで、公式発表で2026年に完成というふうに予定が繰り上がっているのだそうだ。本当カヨー。
今あれを作っている人も、見ている人も、誰も完成までは見ることが出来ない、しかし連綿と仕事を受け継ぎ作り続けている……というのがドラマであり売りでもあり、むしろ私としては「アレは完成しちゃいけないんだ、作り続けてるところに意義があるんだ」と思っていたのだが、うまくすれば(あるいは下手すれば?)私も完成を見てしまえるわけだ。
まあぶっちゃけ、大林組とか鹿島建設とかに発注したら再来年くらいには出来てしまうのかもしれないけれど、もちろんそれでは何の有り難味もない。
●いや、本当はプラモデル作りたいんですけども。
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