じゃきに。
●日曜夕、川崎の実家に行く。週末実家に行った時だけ、「龍馬伝」を見ることがある。ネプチューンの原田泰造の近藤勇が妙に格好いい。
この人は役者もやるんだねえ、なんて思っていたら、以前に「篤姫」で大久保利通もやっているんですな。しかも実物に似てるし。
ちなみに「龍馬伝」は最終回の1回前で、大政奉還の報に接した龍馬が、
「日本の夜明けぜよ」
と叫んでいて笑ってしまった。誰が龍馬を書いても言わせないといけないお約束なのか?
●「白いブラックサンダー」発売というのは「白い恋人ブラック」への宣戦布告ですか?
●娘が「Garcia Marquez - Gauche」と書かれたケバいバッグを持っていて、要するにそれはガルシアマルケスという(日本の)ブランドなのだが、仮に、スペイン語圏なり英語圏なりで
大江健三郎 左
と漢字で書き散らしたバッグを持ち歩いていてオシャレに感じるものかなあと思ってみたり。
●久しぶりに「エイヤフィヤトラヨークトル」の名前を聞いたでゲソ。
またいきなり細かいところにはまり込んでしまって何なのだが、件の大型雑具箱の前側に、大きなノコギリが装着されている!という指摘を、フィンランド系関西人かさぱのす氏より頂く。
実際、「Suomalaisten rynnakkotykkien kohtalot」(A.Larka, WSOY, 2006)を見ると、23号車の写真にしっかり写っている。戦後の30号車の写真にもあり、ついつい惹かれてノコギリを自作。歯の部分をどうするかあれこれ考えてみたのだが、結局、サラサラ系接着剤で柔らかくしたプラバンの木口に、ピンバイスのチャックのギザギザを転がすことで対処した。寝惚けた歯だなあ。
なおこのノコギリは、6号車や7号車だと付いていないようなので、要するにほとんどの車輌だと「付いていたかどうか判らない」装備であるうえ、ノコギリ自体の形状もいまいち、ましてや留め具の形状なんてほとんどまったく判らなかったりするので、よい子のみんなは真似する必要なし。
| 固定リンク
「かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事
- 8月のヨモヤマ(2024.08.25)
- ミニスケール2題(2024.07.04)
- シロマダラ(2024.06.24)
- 梅雨入り前のあれこれまとめ(2024.06.12)
- のの字坂(2024.05.12)
「資料・考証」カテゴリの記事
- FCM 2Cのディテール・メモ(前編)(2024.08.22)
- フレンチの鉄人(2024.07.29)
- 沈頭鋲(2023.08.16)
- KV maniacsメモ(緩衝ゴム内蔵転輪)その2 附:標準型全鋼製転輪(2022.12.15)
「製作記・レビュー」カテゴリの記事
- Char 2C MENG 1:35(の突発的レビュー)(2024.08.17)
- I号戦車B型 アカデミー 1:35(2)(2024.07.12)
- I号戦車B型 アカデミー 1:35(2024.07.08)
- ミニスケール2題(2024.07.04)
- シロマダラ(2024.06.24)
「シュトゥルミ」カテゴリの記事
- シュトゥルミさんの一休み(2011.01.06)
- 新年のシュトゥルミさん(2011.01.03)
- シュトゥルミさんの寄り道(2010.12.02)
- 日曜日のシュトゥルミさん(2010.11.29)
- じゃきに。(2010.11.24)
コメント
俄然「Suomalaisten rynnakkotykkien kohtalot」が欲しくなってきた今日この頃なのですが、かばさんは出版社からの直販ですか?それともどこかの(ていうか芬の)ネット書店とかでしょうか?とりあえず欧米アマゾンはどこも在庫してないみたいですね。
投稿: hide | 2010年11月24日 (水) 18時19分
>>サラサラ系接着剤で柔らかくしたプラバンの木口に、ピンバイスのチャックのギザギザを転がすことで対処
→な、なるほどっ!! しかも作業、早っ!! 早速ノコギリの形になってる! やれば出来るじゃない!!(←何様)
ワタシは、最近巷に安く出回ってる各社エッチング・ソウの中で使えそうなサイズはないかなぁなどと考えていたところでした。
>hideさん(はじめまして)
→「Suomalaisten rynnakkotykkien kohtalot」ですが、ワタシが今年フィンランドへ行った時には、すでにどの書店でも見かけませんでした(と思う)。 古書店で見かけた1冊は現地の友人(芬人)が「こりゃエエ本や!」と言って買って行ってしまいました(~~)
出版社wsoyのHP内で検索してみましたが、もはや取り扱ってない(絶版)のようです(人口が少ないだけに、出版部数も少ないんですよ、あの国)。 通販をやっている現地書店か、あるいは海外オークションなんかで入手可能かも知れません。
因みに今年のグランドパワーで連載されていた斎木氏のシュトゥルミ記事の底本になっているようなので、日本語で読める分、本文内容的にはGP誌で充分かも知れませんが、写真の数が圧倒的に…(~ヘ~)
かばさんの入手経路は…バラしていいの?(~o~)
投稿: かさぱのす/かさぴー | 2010年11月24日 (水) 19時10分
かさぱのすさんはじめまして!そちらのHPやBBSも、ちょくちょく拝見させていただいてます(ランヅヴェルク疑惑の記事とかニヤニヤしながら拝読しました( ^ω^ ))。
>もはや取り扱ってない(絶版)のようです
ぐはぁ、そうですか(;´Д⊂。私も一応出版元のHPはざっと見てみたんですが、見つからなかったのは私が芬語読めないせいじゃなかったんや・・・。福岡の某戦車書店さんに入荷のリクエストしてみようかとちょっと本気で考えたりもしたんですが無理そうですね。さすがに海外オークションはちょっと敷居が高いなぁ。GP誌の記事は、多分そんな所だろうと思って読んでいましたが、あそこは写真代ケチって・・・ゴニョゴニョ・・いや、あくまで印象ですが。とりあえず気長に探してみます。情報ありがとうございました。
ところでノコギリの歯は筋目ヤスリでひと撫ですればイイ感じにできそうな気が。
ちょっとオーバースケール気味になるかもしれませんけど。
投稿: hide | 2010年11月24日 (水) 19時45分
>hideさん
えー、ここまでのやり取りでなんとなくお判りかと思いますが、某「ヒマがあるとすぐにフィンランドに行ってオーロラを見たり戦車によじ登ったりしてしまう結束手榴弾な人」に買ってきて頂きました。
っていうより、「いや~、どうせかば◎さん要るやろ思て1冊余分に買ってきました~」と、飲み会の時に手渡されました。持つべきものは友人です。
しかしフィンランド物資料というと英語対訳、少なくともキャプションくらい英語で付いているのが多いのに、この本はフィンランド語だけなので、個々の車輌の運命とか、載ってる写真の日時と場所とか、どうもよくわかんないのが難点ですね。
ちなみに斉木さんのグランパの記事って、2009年8月号とはまた別?>かさぴー
ところで例の自作ノコギリですが、私も「金やすりで目をつければいけるんじゃないか」と思ったのですが、我が家には適当な目の荒さのものがありませんでした。ちょうどいいのがあれば、ピンバイスコロコロよりも綺麗に上がるかもしれません。
投稿: かば◎ | 2010年11月24日 (水) 20時06分
>えー、ここまでのやり取りでなんとなくお判りかと思いますが
あ~なるほど。確かに途中でそんな気がしてました。
こうなったらタミヤのキットが全世界的にバカ売れして
英語圏の出版社から訳本が出るのを期待するしかないですかな~。
投稿: hide | 2010年11月24日 (水) 20時42分
>>2009年8月号とはまた別?
→あぁしまった、今年じゃなかったんだ!(トシとるはずだ)・・・去年の8月号~の4回に渡る連載記事でした。m(..)m
(今月発売の11年1月号にもディテール写真4ページ載るらしいですが、どこまでフォローされるか楽しみです)
ヒマは続いてもカネが続かないので、フィンランドへ資料本を漁りに行ったり、不思議なメシを食いに行ったり、戦車によじのぼりに行くこともママなりませんな(~ヘ~)
投稿: かさぱのす/かさぴー | 2010年11月24日 (水) 22時55分
今さらなresですが、
「フィンランドへ資料本を漁りに行ったり、不思議なメシを食いに行ったり」
というのを、
「フィンランドへ不思議本を漁りに行ったり、資料メシを食いに行ったり」
と単語を入れ替えてもあまり中身のイメージに変わりがないことに気が付きました。フィンランドが奥深いのか、かさぴーの趣味生活が奥深いのかどちらかよく判りませんが。
投稿: かば◎ | 2010年11月29日 (月) 20時11分