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おいらの

●突然思い出した昔のCM。

お~い、おいらの、オイラックス♪

改めて思うがいきなり「おいらの」って宣言されても……。

●ちょっと気になったニュース。

「温州ミカンの皮投げ大会 初代王者は36.58m」(静岡県藤枝市)

ルールは単純で「中身を食べてから投げる」以外、投げ方は自由であるとか。初代王者は自衛官で、円盤状に剥いた皮を足で踏んでより平らにして水平に投げたとか、そもそも「円盤状でフリスビー風」はミカン皮投げの基本であるとか。

「へぇ~」から「なんじゃそりゃ」まで思うポイントはいくつかあるが(そもそも「円盤状に剥く」という表現もいまひとつよくわからない)、個人的に最も「なんじゃそりゃ」だったのは「農作物の皮投擲競技国際普及委員会みかん部会」という主催団体名だ。

●もう一つ。

「『0110』表示、振り込め詐欺にご用心!」

というYOMIURI ONLINEのニュース。ナンバーディスプレイ機能を逆手に取り、下4桁が「0110」の番号で掛けることで警察署を装う、という手口だそうだが、それはそれとして、記事の公開日時下4桁が「01時10分」なのは狙ったんだろうか?

●本日(21日日曜日)は逗子の武者行列と流鏑馬。隣町鎌倉に便乗してやっている行事で、鎌倉の流鏑馬が鶴岡八幡宮の境内でやるのに対し、逗子の流鏑馬は逗子海岸の砂浜で行う……のだそうだ。

今年19回目であるとか。ちょうど我が家が逗子に引っ越した頃からやっているわけだが、実を言うとまだ一度も見に行ったことがない。

P1020068b ●今日のシュトゥルミさん。

  • 丸太を束ねている帯(?)は、キットのままでは継ぎ目を消すのが面倒なのであっさり削り落として細切りプラバンを巻いた。もちろんこの丸太は実車では1輌1輌長さも形も違っていて、例えば6号車や10号車、デカールに入っているうちだと20号車あたりでは、丸太の断面は垂直に近かったりする。
  • 大型工具箱の大きいフタ、小さいフタの間にリブ(というかベロ)を追加。なお、キットでは大きいほうのフタの蝶番が3カ所だが、これは実際には2カ所なのか3カ所なのか、なかなかはっきり写っている写真がない。
  • 戦闘室前面のコンクリートブロックを仮合わせ。ナンチャッテ工作ながらフェンダーステイを作り直してあるので、若干削り合わせが必要。

天井は以前にボルトとピルツを削ったり筋彫りを追加したりの工作をしてあるが、ついでに装填手用のハッチも接着してあって、はたと悩む。

「アハパン」には機銃用防盾は装填手用ハッチで押さえないと立たない構造と解説されていて、となると、機銃は着けずに防盾を寝かせておくしかないわけだが、博物館車輌などでは、どうも後ろにはベッタリ倒れないように蝶番裏に出っ張りがあるようにも見える。いや、展示用に立たせちゃってるのかもしれないけれど。

そういえば、戦時中の実車写真でも、防盾は前には倒れているけれど、後ろに倒れている写真ってあったっけな(改めて探していないのであやふや)。

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コメント

 白状します。 ワタシはつい最近まで、ミカンの皮を剥くときに、ヘタの方から剥くのが正解だと思ってました・・・ケツの方から剥くとキレイに剥けるのですね・・・(!)

 ところで例のシュトゥルミ本p.68上のPs.531-14号車の写真を見ると、どうやら「大きい方のフタ」の蝶番は3箇所で正解(これまた「少なくとも14号車は」という注釈が必要か!?あぁヤヤコシ!)。 ウチのBBSに書き込んでもらった内容と重複するんですが、一応ご参考までに。

 ご不幸ごとが続いたようですが、お疲れの出ませんように。

投稿: かさぱのす/かさぴー | 2010年11月23日 (火) 05時09分

ウチの作りかけのタミヤIII突にもフィンランド仕様のパーツを載せてみました.
http://yfrog.com/f/mhd5knj/
コンクリ盛りと丸太を生かして作りたいのですが,ここからどういう方向性が考えられるでしょうか.
・シャシー前面は80mm一枚板仕様っぽく既に加工してありますが,増加装甲仕様に戻すのも可.
・ザウコフ防盾を作ってありますが,角形防盾に戻すのも可.
・戦闘室天井の固定ボルトを皿ネジ仕様にするぐらいは可.
・機関室上面の組み継ぎを修正するのは避けたい.
・コーティングは避けたい.
・上部転輪はなるべく現状のゴム縁付きで行きたい.
いい感じの仕様の車両があれば教えてください.

投稿: 青木伸也 | 2010年11月23日 (火) 23時12分

III突G型の機銃用防盾は,裏面に湾曲した断面を持つガイド板があって,これが装填手ハッチに押されて立ち上がる構造になっているわけですから,機銃用防盾が後向きにも(装填手ハッチに被されるように)倒れるのは確実でしょう.
待ち伏せ戦闘で背を低くするために機銃用防盾を倒している時に,もし前向きに倒していたら,いざ機銃掃射が必要になった時にハッチから身を乗り出して防盾を立てるはめになるではないですか.

投稿: 青木伸也 | 2010年11月24日 (水) 01時09分

>かさぴー

個人的には、みかんの皮はケツのほうから剥き始め、半分を過ぎたら、今度はヘタのほうから残りを向く感じにします。

確かに剥き始めはケツのほうからが楽ですが、ある程度剥いたら反転することで、ヘタと一緒に白い筋もある程度片付けられるので。

ちなみにここ2、3年、田舎から送られてくる「たんかん」の美味さに目覚めていますが、あれはどう剥いてもサル剥きになります。

>青木君

もちろん、機銃防盾裏のガイドの意味はアハパンにも図解してあることなので判るのですが、完全に倒れるのでなく、若干後ろに倒れ加減でひっかかるものだとしてもガイドは役立ちそうだし。

その場合、完全に倒れないというのは、ハッチの開閉が重くならないという意味がありそうだし……などとつらつら考えたわけです。

さて、フィンランドIII突の仕様についてはちょっと分けますね。

投稿: かば◎ | 2010年11月24日 (水) 02時53分

III突の写真なんてそんなに持ってないなぁと思いながら調べてみたのですが,アルケット社の工場での式典の写真(1943年6月,工場に楽団が来て演奏している)で,III号突撃榴弾砲の機銃用防盾の左辺が戦闘室の天板に触れるまで後方に倒れているのが確認できました.(Concord, Armor at War Series #7034, Panzer-Division 1935-1945 (2) The Eastern Front 1941-1943, p.56)

投稿: 青木伸也 | 2010年11月24日 (水) 09時58分

おお。ありがとうございます>青木君

さて、フィンランド軍「シュトゥルミ」について。
昨晩続いて書こうと思ったんですが、眠気に負けてしまいました。どうもすんません。

●まず、大前提としての第一期か、第二期か、という点ですが、
・コーティングは避けたい.
・上部転輪はなるべく現状のゴム縁付きで行きたい.
という条件から、第二期はダメ。第二期分は、上部転輪はゴム縁付きもあるようですが、基本、ワッフル・コーティングがデフォで、起動輪中央キャップもないとか、いろいろ面倒になってくるので。また、ザウコップ装着車は第二期だけなので(戦後になって第一期分の1輌がザウコップになったりしてますが、これはひとまず除外するとして)、角型に戻す方向で。

●「シャシー前面は80mm一枚板仕様っぽく既に加工」というのは、強みとして活かせます。第一期分30輌のうち1/3は、80mm一枚板仕様で、これは主にAlkett社製です。しかもAlkettはこの時期、既にエンジンルーム装甲板が組継ぎに変わっているので好都合です。

●というわけで、狙い目は、「Alkett社製で前面が一枚板の車輌」で、しかもコンクリ・丸太装備なので緒戦で撃破されずに生き延びたヤツ、つまり9、10、13、15、16、18号車あたりということになります。マズルブレーキがどちらなのかというのもありますので、細かくは
http://www12.ocn.ne.jp/~kabanos/research/Stu3-fin.html

10号車「Bubi」は、しっかり丸太・コンクリ搭載の写真が残っていて、砲身の11本のキルマークも素敵ですが、丸太がキットのものより長く切り口がナナメではなかったりします。というわけで、写真を参考に作り込むなら10号車、写真がないことを逆手に取るならそれ以外。ベースとなった車体自体は10、15、16、18と残ってますので、下記アンドレアスさんちを参考に。シャーシ側面の増加装甲は付いていなかったのも多そうなので注意。
http://www.andreaslarka.net/assaultguns.html

●天井のピルツ除去、ボルト→皿ネジ加工は必須です。前後のフェンダーステイはこの時期、まだタミヤのプレス型は使われておらず、棒状のやつなので、これも変更を。MIAG製だと三角板付きですが、Alkettは棒だけです。本当はステイとフェンダーの固定部(ベロ)がプレスと棒状とで違うので、単純にプレスの凸部を削って棒を付ければいいという具合に行かないのですが、まあそのへんは、丸太を載せるならある程度隠れるので。

投稿: かば◎ | 2010年11月24日 (水) 11時16分

ありがとうございました.
うーん,資料が少なそうなPs.531-9にしようかな……

投稿: 青木伸也 | 2010年11月24日 (水) 22時37分

>青木先生
→9号車は、戦闘室側面の予備転輪ラックが(少なくとも)ラップランド戦争まで残ってるタイプ(丸太を載せてる写真が見当たらないんですが、「予備転輪ラックを残してそこに丸太を・突っ込んでいた」個体だった可能性も考えられる)なので・・・一応ご参考までに(ってもぅ!ヤヤコシイから参考にしなくても誰も文句言いません!うぅぅ(~~))

投稿: かさぱのす/かさぴー | 2010年11月24日 (水) 23時20分

↑ 「予備転輪ラックも、後部大型雑具箱の(少なくとも)フレームも、ラップランド戦争までは残ってるタイプ」・・・でした。

投稿: かさぱのす/かさぴー | 2010年11月24日 (水) 23時29分

>かさぱのすさん
え゛ー.そりゃまた面倒な…
グラパ2009年10月号にコンクリ盛り・丸太装備のPs.531-10の写真が載っているのを見つけましたので,これで行こうかな.丸太はキットのより長いので作り直しか…

投稿: 青木伸也 | 2010年11月25日 (木) 00時40分

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