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ちゃんどら坊主

●金曜日夕、神保町の事務所から実家へ行き一泊。翌土曜日、四十九日・納骨に備えて、津田山の霊園に行ってごそごそと墓掃除。

●奄美の大雨。住用(すみよう)、龍郷(たつごう)あたりで被害が大きかった由であり、ウチの田舎のあたりは大丈夫だったのか母に聞いてみたが、大丈夫なんじゃないの?と、のほほんとした返事。

ちょうど名瀬の叔母から電話があったので「大変だったんじゃないの?」と聞いてみたら、これまた大変の対象を取り違えて、先日、眼を悪くして入院した折の話を聞かされた。のほほんとした人たち……。

改めて雨のことを訊ねると、住用あたりは大変だったらしいが名瀬は別に、というような返事。ただし郷里の佐仁(さに)方面には一時電話が通じなかった、とのこと。

そもそも奄美大島の北部は龍郷のあたりでくびれていて、空港や父母の郷里のある旧・笠利町はその先なので、龍郷で幹線道路が途切れると、島の中央には出られなくなってしまう(もっとも、逆に島の中央から空港へも行けなくなってしまう)。

そのあと、実家近くに住んでいる別の叔母が来て現地からの伝聞情報を聞いたが、郷里の佐仁でも、裏手の川が氾濫して一部で浸水、両隣の集落への道路、電話が不通になって一時孤立状態になっていたとのこと。結構大変だったんじゃないか……。

●母は今になるまでチャンドラ・ボースを「チャンドラ坊主」だと思っていたことが判明。

もっとも母にとっては、父の話に名前が出てきたから聞き覚えがあるという程度で、どこのどんな人かは知らないのでボースでも坊主でもあまり大きな違いはない。

●夜は眠りが浅くてしばしば眼が覚め、昼間は眠くて仕方なく、総じて「あまり使い物にならん」状態。

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かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事

コメント

プロトアトラスを見てみたんですけど、奄美大島って結構複雑な形してるんですねぇ。佐仁ってどこなんだろうと思ったら北の端っこじゃないですか。

北端の岬の北東にポツネンとあるトンパラ岩ってどういう意味なんだろう?

投稿: はほ/~ | 2010年10月25日 (月) 22時27分

佐仁は奄美大島の東シナ海側の最北端の集落で、そこから先には岬しかないざんす。ホントに何もないところで(いやもちろん珊瑚礁くらいはありますが、ここ10年くらいの間に珊瑚礁の上にどっかんと消波ブロックを並べてしまって醜いったら)、観光客も来ない辺鄙なところです。

おかげで、村の中を歩いていると、辻で立ち話をしているばあちゃんらが、通り過ぎたあとで

「たるきゃ? たるきゃ?(誰だろう? 誰だろう?)」

などとウワサするのが背中越しに聞こえたりします。なんだかもう(笑)。

ちなみに複雑な形というと、佐仁から少し南下して、いくつも深く湾が切れ込んでいる中、いちばん島がくびれているあたりに妙に丸い湾が一つありますが、あの赤尾木(あかおぎ)湾はクレーターだそうです。

「トンパラ岩」なる場所の存在は、私もつい数週間前、WWFの「生物多様性優先保全地域地図」を見ていて知りました。当然、名前の由来なんぞわかりませんが、あれ、同じ名前の岩が島の南のほう、住用(すみよう)と嘉徳(かどく)の間あたりにもあるんですよ。

http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/BPAmap_WWF.pdf

投稿: かば◎ | 2010年10月26日 (火) 00時10分

眠りが浅いとどうも欲求不満になってしまいますね
わたくしは何か握って眠ると熟睡できマスです。
モデルガンとか ひとに言えないものとか・・・

投稿: みやまえ | 2010年10月26日 (火) 00時55分

>佐仁
 あー、なんだか横溝正史の小説に出てきそうな、鄙びた村みたいですねぇ。のんびり過ごすには良いところかも。

>クレーター
 確かに丸いのでなるほど、と思いましたが右の岬の一トン崎って、なんでトン……。

>トンパラ岩
 あ、ほんとにある。

投稿: はほ/~ | 2010年10月26日 (火) 21時36分

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