面掛行列
●かみさんとちび助と一緒に、鎌倉、坂ノ下の御霊神社に面掛行列を見に行く。
御霊神社は長谷寺の裏手、江ノ電唯一のトンネル(極楽寺トンネル)の手前の線路端にある(普段は)鄙びた神社なのだが、面掛行列はその御霊神社の(おそらく唯一の)一大イベント。面掛行列は毎年9月18日と決まっていて、今年は連休初日にぶつかったため、かなりの人出。
今年の正月に散歩していた際、たまたま面を納めた蔵が公開されていて面掛行列のことを知り、さらにその後、吉田秋生の「海街Diary」にも出ていたりなんぞしていて、見に行こうと決めていたもの。
特段モノスゴイことがあるわけではなく、基本、神社にある面を付けた一行が囃子を先頭にソロリソロリと歩くだけのものなのだが、主役の10の面は伎楽面風で、子供が見たら夜にうなされそうな感じ。
なお、私の携帯電話は画面のバックライトが暗いので昼日向では何が映っているかほとんど見えず、写真は目見当で撮ったのでいつにも増してナサケナイ。
10の面は順番があって、1枚目の写真、獅子に続く1人目が「爺」、2人目が「鬼」。2枚目写真は4人目で「鼻長」、というらしい。8番目には「福禄寿」がいて、長い頭に似合いの妙にひょろりと背の高い人が被っていると思ったら、後姿を見たら淡い髪の外国人だった(もっとも本来の福禄寿は頭と反対に体は小さいらしい)。遠い国から来て地元の祭に参加できるというのはなかなか素敵だ。
まあ、興味のある方は私のピンボケ写真より下の報道動画を。
一頃よりはだいぶ涼しくなったとはいえ今日は日差しもきつく、この期に及んで熱中症に倒れそうになる。
●そのまま都内に出て神保町の事務所、麻布十番の事務所をハシゴ。
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コメント
めんかけ行列。
うどん、そば、パスタ、素麺、ひやむぎなど
ありとあらゆる麺を沿道の人々にぶっかけながら進む珍祭り。
ではなかったのですね。
お面のリアリティが凄い。チビさんはうなされませんでしたか。
悪趣味なKとしては、深夜の行列が見たい~。
投稿: K | 2010年9月19日 (日) 23時54分
めんかけ行列。
「天下5麺」と唱えつつ、ありとあらゆる麺類を沿道の人々にぶっかけながら練り歩き、五穀豊穣を願うお祭り・・・ではないと言っとろーがー!(。_゚)))☆C= バキッ!
このお面は確かにちょっと恐いですな。夕暮れ時に逢いたくない感じ。
投稿: KWAT | 2010年9月20日 (月) 01時51分
先頭の鬼だけ、面が椅子の上に乗っかってて、かぶらずに頭に載せてるのはなんか理由があるん?
投稿: はほ/~ | 2010年9月21日 (火) 22時40分
ごめ、鬼じゃなくて獅子
投稿: はほ/~ | 2010年9月21日 (火) 22時41分
獅子頭は面掛行列の「面」の勘定には入っていません。その後ろの「爺」から続く10面が主役です。
といったって、2つ横並びの獅子頭のもっと前には新し目の天狗(サルタヒコ)の面を被った先触れがいるんで、獅子が面じゃない説明には全然なっていないんですが。
それはそれとして、お正月の獅子舞でも、獅子の頭は面として被るんじゃなく手で支えてるのが多いんじゃありませんっけ。
投稿: かば◎ | 2010年9月22日 (水) 02時01分