怪傑ギリジン
●1週間遅れくらいだった仕事をなんとか取り戻そうと頑張っていたら2週間遅れくらいになってしまった。
ギリギリジンジンジン……。
ま~い~に~ち~ギリギリでっ。
神保町の事務所で、さも今思いついたかのように、
「いや~、人間、こんなに仕事したらいかんよ!」
と宣言したら、P女史に思い切り同意された。もっとも「仕事が進まない」ことは「たくさん仕事をしている」ことではない気もする。
とにかくおかげで別件のN女史との仕事にもなかなか手を付けられず、電話が掛かってきて「そろそろ心配になってきた、3点」と言われた。
●駆逐戦車エレファントにくたびれ果てた乗員が寄りかかり、その前にオペルのスタッフカーが止まって偉そうな指揮官が指図している「オッペルと象」というジオラマをふと構想してみたが、単にダジャレを言うだけでそんなことをするかどうか以前に、
- 後期のドイツ戦車なんて私には作れそうにない。
- そもそも人形を塗るテクを持っていない。
- いやいやそれ以前にジオラマを作るテクだって持ってない。
などなどの関門に思い至ったうえ、ついでに調べてみたら、いつのまにか「オッペルと象」は「オツベルと象」という題名が正しいのだ、ということになっていたらしい。ええ? いつの間に?
まあくたびれているのでそんなことを考えたりするわけですよ、サンタマリア。
なお、もしも本当にジオラマを作れるテクを持っていたら、壊れたT-34の陰で、戦死したドイツ軍青師団将校の周囲に従軍司祭や部下の兵士らを配し、「オルガス伯の埋葬」というタイトルを付ける、というのをやってみたいと以前考えたことがある。
いやまあ、たぶん一生やりません。ていうか出来ません。
●三崎亜紀「コロヨシ!!」を読み始める。扉部分の説明やら登場人物紹介やらで、とにかく「掃除」というスポーツをやる高校生の話だということは判ったので、ドタバタコメディものなのかと思ったら、妙にシリアスな、奇妙な舞台設定の話だった。
●ナントカ座の流星群というのが来ていて、ピークが今夜だか明晩だかと聞いたのだが(おざなりな記述)、今夜の空は半分ほど雲がかかり、帰宅時にしばしば見上げながら歩いたものの1つも流星は見られなかった。
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コメント
私は「オッベル」だと思っていましたが,「ツ」が大きいか小さいかは不明なんですなぁ.こういう場合,発音しにくいほうが大抵は正解のような気がします.ゲッベルスとか,カペッリーニとか,リッカチ方程式とか…
投稿: 青木伸也 | 2010年8月11日 (水) 14時22分
私も「オッペル」→「オツベル」で最初に連想したのがゲッベルスでした。いやいや、恥ずかしながらその昔、私ゃゲッ「ペ」ルスだと思ってたもんで。いつだったか、たまんちんに笑われたような覚えが。
そういえばゲッ「ペ」ルス・ネタのfrashで有名だったサイト「東方千年帝国」、いつのまにか消えてますね。
それはそれとして、この場合は、昔は一般に「オッペル」だと思われていたものが実は「オツベル」でした、という話なので、その間を取ったような「オッベル」で覚えているというのも謎な気が。
投稿: かば◎ | 2010年8月11日 (水) 20時09分
私が読んだ本(学校の教科書だったか,そうでなかったかは忘れましたが)では「オッベルと象」という表記だったと思います.時期とか出版社によっては「オッベル」を採用したものがあったのでしょう.
投稿: 青木伸也 | 2010年8月11日 (水) 20時37分
仕事は詰まったら
ア)迂回路を探して攻略:ドイツ式
イ)準備を重ねて物量で突破:ソ連アメリカ式
ウ)下に丸投げして出来なかったらわめき散らす:わが帝国陸軍式
・・・わたしはアとかイに憧れるんですが、
ウしか体験した事ないです・・・投げたり投げられたり・・・
投稿: みやまえ | 2010年8月11日 (水) 20時37分
>青木さん
確かに「オツベル」の場合は読みが「オツベル」か「オッベル」か判らないわけなので、「オッベル」と判断して表記もそれに合わせるのもアリなんでしょうね。
というか、実際に「オッベルと象」でアマゾンでヒットしました。
>みやまえさん
少なくとも、
エ)すてばちになって特攻玉砕する
というのだけは避けたいと思います。
投稿: かば◎ | 2010年8月14日 (土) 16時39分