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はやぶさ三昧

●MUSES-C「はやぶさ」帰還。

youtubeに、NASAの観測機が撮影したという、大気圏に突入し燃え尽きる画像がupされており、思わずジンとする(mixiの「つぶやき」欄で由鷹氏に教えてもらった)。

無事に……ではなく、まさに多事多難の末の帰還、ご苦労様。

とにかくこうも見事に帰ってきたからには、「かば◎が触ると機械が壊れる」とはもう言わせねぇ。いやもちろんサポート技術陣の努力と工夫の賜物なんですが。

●昔の日記を漁ってみたら、相模原に打ち上げ前の「はやぶさ」(という名前はまだなかったが)を訪ねたのは2002年7月19日だった。日記には「年末に打ち上げ予定」と書いてあったが、実際に打ち上げられたのは翌年5月なので、その1年近く前のことになる。

この時、川口教授からサンプル採取について「ビルの上から石と一緒に落っこちて、その間にその石の表面を掻き取って来いと言われるのと同じような難問」と伺ったが、さて、カプセルに標本は入っているだろうか(いつ判明するのだろう?)。たとえサンプルが入っていなくても大事業を成したことには間違いないが、ここまで来たら、努力した皆さんのためにも入っていて欲しいもの。

ちなみにその前後の日記には、当時連載が始まったばかりの「ハラショー! T-34」につき、青木氏に「略称は『ハラT』で『ハラティー』もしくは『ハラテー』と発音してくれ」と宣言されたり、同氏が連載第2回執筆で既に難渋しているらしいことが書かれている。何だかなあ。

●こういう場合には、モデラーとしては“模型を作ってみたい”欲にかられるわけで、アオシマのキット化はまさにタイムリー。というわけで数日前に私も購入したのだが、ずいぶんシンプルな出来だった。まあ、それなりに注目度も上がり、普段模型など作ったこともない人も手を出すだろうことを考えれば、これくらいのシンプルさのほうがいいのかもしれない。

ただ、模型としてみると、JAXA-ISASサイトにあるペーパークラフトの「熟練者バージョン(β版)」ほうが再現度は上な感じ。

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かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事

コメント

ウチでも昨日は「はやぶさ」の話で盛り上がりました。
先週、相模原で「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」を観て予習もしたし。
もちろんアオシマの模型も買いましたぜ。

それにしても、本当に感動的でした。
お帰り、はやぶさ!!

投稿: マクタロウ | 2010年6月14日 (月) 20時15分

我が家のPC画面に、左側:ustライブ、右側:管制室ライブ、
のダブル中継を表示させて見届けました。
満身創痍のちっさな体で、
最後にあんなに大きく強い光を放つとは! とひたすら驚愕&感動でした。

はやぶさ、ご苦労さま。
かば◎さんに触られても負けずに還ってきて偉かったね。

投稿: | 2010年6月14日 (月) 22時42分

先日、注意が喚起されていたのに名無しでした。しまった。

投稿: ↑ Kでした | 2010年6月14日 (月) 22時44分

はやぶさの帰還、感動しましたね~
早速「はやぶさ」を作っています。

川口教授とお知り合いなのですか??
ぜひ紹介してほしいです。
お話してみたい。
なぜ話す機会があったのですか?
教えてください。

投稿: きらら | 2010年6月16日 (水) 16時14分

>きららさん

川口先生と知り合いというわけではなく、雑誌の取材で川口先生にインタビューに行ったのです。当時はまだJAXA発足前でした。

とても温厚で話しやすい方で、MUSES-Cの特徴、計画のどこが新しいのか、難しいのかを判りやすく丁寧に教えて頂けました。

ちょうどその時、MUSES-Cは最終組み立て中で、川口先生の案内で見せて頂いたのですが、許可を得て、ちょっとだけ「ぺと」っと触らせて貰いました。その頃から、MUSES-Cは私にとっては特別な存在でずっと応援してきたので、今回の帰還に至る前も、不具合が起きるたびにハラハラしてました。

それより前だったか後だったか、筑波のNASDAでJEM(国際宇宙ステーションの日本の実験棟)の地上試験用スペア組立にも入れてもらったことがありますが、それがクリーンルーム内でかなりものものしい環境下だったのに対し、MUSES-Cはずいぶん手作り感あふれる組立環境だったような(あやふやな)記憶があります。

2、3年前、もう「はやぶさ」という名前も貰い、「イトカワ」の調査データを大量に送ってきて以降、今度はそちらのチームの方に(確か筑波に)会いに行き、イトカワの惑星地図作成の話もうかがっていて、その時も、「ああ、アイツ頑張ってるなあ」(←何様?)と感動しました。

この時に聞いた中で面白かったのは、大気を持たない天体はすべてクレーターで覆われているのが「常識」で、イトカワ探査においても当然そうだと思っていたのに、接近してみると岩だらけでクレーターなどなく、「クレーター・カウント・チームは仕事がなくなっちゃったんですよ」という話。

小さすぎ、重力もほとんどないためにクレーターが出来る要素がないそうで、「後から考えれば『ああそうか』ということだったんですが」、だそうな。

投稿: かば◎ | 2010年6月16日 (水) 22時07分

「最後の会見」の川口教授、ずいぶん頭が白くなっていました。
「遠くへ旅をさせた可愛い子の心配で白髪が増えちゃったのね」
と一瞬思ったけれど、8年も経てば苦労がなくても白髪は増えるな。

投稿: N | 2010年6月17日 (木) 01時08分

かば◎さん
なるほどそうですか~取材だったのですね。
こういう仕事をしている人に直接話を聞けるなんて
うらやましいっ!!と思ったものですから。
いつか相模原に行ってみたいと思います。
アオシマの「はやぶさ」に付属の「イトカワ」を見て、
1/32のイトカワなのだろうと早合点した人もいるかもな~って、ニヤニヤしながら作っています。だはは!!

投稿: きらら | 2010年6月19日 (土) 17時45分

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