コマツ・ブルドーザ組立終了!
●タミヤ48のコマツG40ブルドーザ、可愛らしいので一気に組み上げてしまった。
実車写真は、生産された当時のものはネット上を探しても見当たらず、コマツテクノセンターに展示されているレストアされた車輌のものが散在しているのと、あとはポツポツ程度。そもそもさくっと作り上げて楽しみたい模型でもあるので、それらの写真と箱絵を参考に、多少精密感が増しそうな部分にだけ1、2手を加えた。
●油圧用のフレキシブル・パイプはキットのものはツルツルだが、本来は鋼線か何かで締めているもののようなので、極細のリード線を巻いた。もともと35模型の極細チェーン作成用の金属線にしようと買ったのだが、細すぎて使えなかったもの。逆に今回はその細さのおかげで、ほとんどキットの状態から太くすることなく巻けた。
ただ、カーブしているパーツに巻いていくのはそこそこ面倒な作業で、いっそ何か柔らかめの細い棒材に巻いて、パイプそのものを交換してしまったほうが楽だったかもしれないと、工作が終わってから思った。いや、もう巻いちゃったからいいけど。
●足回り一体成型の履帯は垂れ具合もなかなかよい感じ。実車はスパイクかパッドを止めるためか、履坂に2ヶ所ずつ小穴があるようなので、0.4mmのドリルで穴を開けた。ある程度でも位置が揃っていないと情けないことになるので、プラバンで安直なジグを作成した。
キットの足回りは、内側は履帯の縁なども特に何の処理もしていないが、後端の起動輪に掛かる部分だけは組みあがった後も多少見えるので、その部分だけは少々縁も削ってみた。
●始動用の転杷(クランク)は、キットのパーツは真下に垂れた状態で、レストア車輌もそうなっているが、本来は邪魔にならないよう、箱絵にあるようにベルトで斜め上に引っ掛けてあるらしく、レストア車輌にもラジエーター横にベルト留めと思しきポッチがある。
クランクを一度切り取って斜めに付け直し、プラペーパーでベルトを付けた。
●右フェンダー上のオイルポンプ?(B12)の裏の窪みはパーツの肉抜き穴らしい。あまり大胆に開いているので、「まあ、こういう形なんだろう」と深く考えずにそのまま付けてしまった。
もうガッチリ接着して、ほとんど組み上がってから気付いたので、埋め工作は結構いい加減。
●まあそのうち塗装しよう……。
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コメント
最近ブルドーザーって好き
せがれが「がー」とか言って(ユンボ)重機を見るのが大好きで工事現場があると止まって見せてやる
そのお陰でユンボには2回も乗せてもらっているw
で、ラジコンとかもありそんな映像を見てたらブルドーザーっていいなwなんて思いだしたしだいです
因みにこべるこの「ガー」は家に有りますw
投稿: eddie六六六 | 2010年4月25日 (日) 04時23分
さすがタミヤと言うべきか、構成もかなり簡略化されているのに出来上がった雰囲気はよくて、なかなか楽しいキットでした>コマツG40
私も最近仕事の関係でコマツと加藤製作所(クレーン車)、酒井重工業(ロードローラー等)に行って話を聞く機会があって、それ以降、街で見かけてもついつい見入ってしまいます。
「ブルドーザーと油圧ショベルでは同じクローラータイプでも足回りの設計のポイントが全然違う」とか。
コベルコの「ガー」って、まさか実車が?(笑)
投稿: かば◎ | 2010年4月25日 (日) 20時37分
なかなか個人では使い道がないのではw
セガレはよく乗っていますが。。。
投稿: eddie六六六 | 2010年4月26日 (月) 18時35分
もしかしてコレでしょうか?
……なんか妙にディテールにこだわっている!
http://store.shopping.yahoo.co.jp/babypoco/4962603002514.html
投稿: かば◎ | 2010年4月27日 (火) 21時58分