神保町の事務所。
●火曜日。昼過ぎから神保町の事務所で仕事。K女史より、「高麗人参石鹸」なる面妖なものを頂く。いや、別に私は高麗人参フェチじゃないんですってば。
最近とある方面より頂いた「高麗人参キャンディ」は食べていると周りに人参の匂いが広がり、かみさんや娘に非常に不評であり、さてこの石鹸は自宅の浴室で使えるのやら。
●ここのところ頻繁に出入りしている神保町の事務所だが、同社「編集長」で友人のI君が退職、別の会社に移ることになり、夕刻よりその送別会。ちなみに転職先も神保町。C社長の幹事で30名近く集まる。
今や“萌え戦車”の大家として名高い(?)たむらなおや(酢)氏も来る。ここでの仕事の初期に声を掛けて、しばらく一緒に働いていたのだが、最近は氏はミリタリー関係専業ライターになってしまったので、会うのは数年ぶり。
先日、ここで疑念を提示した「独身男性の部屋にあって引くもの」第3位に「ネコ耳・ウサギ耳」がランクインしている件につき、K女史、P女史、たむら氏に意見を聞く。両女史もこれまで遭遇したことはなく、たむら氏の部屋にもネコ耳・ウサギ耳は存在しないそうだ。
ただし、たむら氏の部屋には贈られた「萌え戦車」フィギュアのサンプルがあり、女性が訪れる際には処置に困る由。引くもの第1位が!……という以前に、本人が“萌え系”本の著者じゃしょうがあるめぇ。
飲み会はC社長の異様な(とはいえ普段の+α程度)テンションの下に手当たり次第に「○○氏より一言挨拶」や「乾杯の音頭」が繰り返され、10時過ぎまで。とはいえ、転職するI君の今後よりも、
「これから誰がC社長の暴走にブレーキを掛けるのか」
のほうがより切実な問題であろうことに(一部で)意見の一致をみる。いやまあ、仕事上は中核が欠けるので結構大変なんですけども。
●C社長が「もう少し」と騒ぐので近くの居酒屋で軽く追加で飲む。そろそろ終電の時刻という頃になって「今日はオレは帰らないぞ」とC社長がダダをこね、仕方ないので(一番奥の席に座っていたので)テーブルの下を潜って脱出し帰宅。
●とうもろこしは好きな食べ物で、そのまま焼いたり蒸したりしたものも好きだし、コーンパフ系のお菓子やポップコーン、コーンフレークスもだいたいにおいて好き。というつながりで、寒い時季には缶入りの粒入りコーンスープが結構気に入り。
もっとも缶入りコーンスープは、どうしても最後にコーン粒が中に1つ2つ残ってしまうことがあり、その辺を最後の一口で勢い良く吸い出そうとすると、コーン粒がそのまま喉に飛び込んでむせたりするので危険である。下手すれば窒息するか、むせた弾みで鼻の穴からコーン粒が飛び出しかねない(そんな経験はないが)。
かつてR社のH女史より、とにかく蓋を開ける前にこれでもかというくらい振って攪拌し、その後すかさず蓋を開けて一気に最後まで流し込めばコーン粒が残らない、という方法を薦められたが、私はどちらかというと猫舌だし、そもそもそれではスープの味もなにもあったものではあるまい。というより、H女史は本当にそんな飲み方をしているのか?
もっとも、最近はスクリュー式広口蓋のものが出回っていて、これはコーン粒が残ることはそれほどない。
というわけで、昨晩帰宅時も夜道は寒く、駅から家まで歩く途中で飲もうと思ったのだが、すでに自販機が春仕様のメニューに変わっていてコーンスープはなくなっていた。
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コメント
「C社長の暴走にブレーキを掛ける」のは
間違いなく、かば◎さんだと思います!
家も近いし、お願いします…。
投稿: P女史 | 2010年4月 1日 (木) 09時30分