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2010年2月

ウクライナの深いむっつり。

●木曜日。「たまんちん」ことはるとまん氏が出張で川崎を訪れるというので、夕刻、久々に会いに出掛ける。

日中ごそごそと自宅で仕事の電話などし、時間を見計らって出掛けたが、自宅近くのバス停から逗子駅までの間に3ヶ所も架線/信号工事中で1車線通行があり、川崎着は5時半頃。電車の中にいる間に氏より電話があり、京急駅前のさくらやにいる、とのことだったが、当のさくらやは店仕舞い中で、がらんと廃墟のようになった1階フロアでぽつんとたたずむ氏と邂逅。

数年ぶりに川崎の模型店フラグシップに行き、ショーケース内に置きっぱなしにしてあったREMIの1:35噴水を回収。

その後、飛行機ファンには知られた飲み屋PEPPERLANDに移動。丁度やってきたマスターに店を開けて貰う。今日行く旨、KWAT氏より連絡を貰っていた由。7時頃、KWAT氏、がらんどう氏も合流。両氏とも本当に久しぶりで、ビールを飲み料理をつつきつつ、模型の話をしたり飛行機の話をしたり健康の話をしたり。

はるとまん氏は数年前まで横浜に住んでいたのだが、転勤により京都に戻る際、誰も送別会を開いてくれなかったと恨み言を言われる。そもそもはるとまん氏の横浜居住時代、パソコンの調子が悪いといえば氏に相談を持ち込み、コミケで本を出す(もちろん萌え系ではなく小国空軍とか小国陸軍とかだ)となると動員をかけ、自主デカール作りでは無理難題を押し付け、さらに酔っ払って終電を逃したといって夜中に強襲したこともあるという具合で、送別会を開くとなれば当然私が幹事として企画すべきであったろうが、丁度その頃は「河馬之巣」も放り出して模型仲間との活動上“引きこもり”状態だったために何もせずに送り出してしまったのだった。たまんちん相済まぬ。

日帰り出張のため8時頃には早々に帰路に着くはるとまん氏を川崎駅まで送り、その後PEPPERLANDに戻って11時頃までKWAT氏、がらんどう氏と飲む。

●川崎からは当然東海道線なのだが、運良く(結果的には悪く?)横浜あたりで座れたとたんにすでに横須賀線に乗っているような気になってしまい、居眠りをする。たまたま起きた駅が逗子駅に似ていて、「ああ、丁度起きた」などと思いつつ降りて、階段を昇って改札に行こうとしたのだが、どうも造作が違う。そこまで行ってようやく東海道線で乗り越したことに気付いてホームまで戻って駅名を見たら大磯だった。……相模川越えちゃったよ。

やれやれ、こりゃ戻るのも時間が掛かるな、と思いつつ掲示を見たら、「本日の上り電車が終了しました」……。

さすがにここまで長距離だとタクシーに乗って家計に穴を開けるのも何だし、といっても大磯の駅前は閑散としているしで、夜中の散歩でてくてく人里まで歩いて、最終的にはネカフェで朝まで過ごす。……済みません、大磯が人里じゃないってわけじゃないんですが。ってオレは石井ピンさんかっ。

ネカフェでマンガ書棚から「夏目友人帳」を出して読むが、これはたぶん、はるとまん氏が携帯にニャンコ先生のフィギュアストラップをぶら下げていたため。

●金曜日。朝帰りしてかみさんに理由を話して思い切り馬鹿にされ、数時間寝て神保町の事務所に出る。大船住まいのC社長にいやに嬉しそうに「乗り越した? どこまで行った? なに? 大磯? そうかそうか」と、何やら重要な通過儀礼を果たしたような言われ方をする。

これには理由があり、大船在住の人々にとって、東海道線の乗り越しは日常隣り合わせの危険であるためで、しばらく前まで終電間近に大垣行きがあった時には、半端じゃない乗り越しもあったらしい。C社長自身、確か熱海あたりまでは行っているはずだし、同じくしばらく前まで大船にいた麻布の事務所のボスは三島まで行った話を聞いたことがある。そのボスの近所の人はさらに猛者で、朝、名古屋から東京の会社に午前中休む旨連絡をしたそうだ。

●PEPPERLANDで店の大型ディスプレイに何やら妙な超人モノアニメが流れていて、くわっちん(KWAT氏)にその正体を教わる。「天体戦士サンレッド」というもので、基本的には川崎の平和を守ることが使命であるものの、実際の活動範囲はもっと狭く、溝の口周辺のみであるそうな。ローカル過ぎる!

昨日、今日と、動画サイトで何本か見てみた。

ローカルヒーローものとしては、しばらく前に「琉神マブヤー」にハマったが、実写かアニメかの違いだけでなく、「サンレッド」は正義の超人であるにもかかわらず恋人のヒモとして居候している上に粗暴で、むしろ悪の組織のほうはマメにご近所付き合いもするし(秘密基地ではなく普通に民家に暮らしている)確定申告もしているという具合。一応しばしば「対決」するのだが、それ以外の日常生活では結構慣れ合っていたり。ただし、悪の組織の下っ端が2人しかいないのは琉神マブヤーと同じ。

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ハーフトラック三昧。

●火曜日、都内に仕事に出る。神保町の事務所に寄ったら、来月、全国あちこち飛び回る仕事を振られる。

●帰り、秋葉原に寄る。YSでなかがわさんに遭遇。「紙創り」のSd.Kfz.221用スノコが欲しかったが品切れ。ValomのフォッカーF.VIIが数種出ていたが、ポーランド仕様はまだのようだった。0.6mmのリベットを購入。

電器屋でようやくmicroSDカードを買って携帯電話に挿入。

P1000026b ●先日来ハーフトラックづいていて、タミヤの18tをある程度組んだら大きさも比べてみたくなり、ドラゴンの8tにも手を着ける。ソフトスキンの上に凝った機構を持つ車輌なので、どちらも部品のギッシリ感が楽しい(その分、パーツ数が多いので普通に組むだけでもなかなか進まないが)。

組みかけのAFVクラブの3tと3輌並べてみた。18tでかい……。

▼タミヤ Sd.Kfz.9 18tハーフトラック

さすがタミヤで部品もピタッとはまるしストレスなく組める。実車は、転輪、起動輪の形状に若干の違いのあるバリエーションがある。時期的な差異はよくわからないが、キットのもののほうが比較的初期?

前輪はステアリング可能、サスもスイングするが、(これまたタミヤらしく)可動の都合でハンドルから繋がるアーム(E62)はステアリング・リンクには繋がらずシャーシフレームに止めてあったりする。E20/21は前輪用のショックアブソーバーだと思うのだが、そのアーム(E64/65)もサスに繋がらず浮いた状態。もっとも両方とも組んでしまえばほとんど見えないし、可動をあっさり諦めるなら実車通りに繋ぐのも特に難しくはないと思う。頑張ってこれら小アーム類も可動にして繋ぐというのも面白いかもしれない。いや。やらんけど。

履帯は、タミヤでは唯一かもしれないが、硬質樹脂での可動式で、チャラチャラとスムーズに動く。誘導輪と最後部転輪外側を付けずにおくと、履帯を全部繋げてしまっても後から簡単にはめられる。別にモーターライズにするというのでなければ問題ないが、起動輪に比べ、ほんの僅かに履帯のピッチが長いようで、くるくる回して遊んでいると噛み合わせがずれる。

▼ドラゴン Sd.Kfz.7 8tハーフトラック

こちらは前輪ステアの可動など無しで、その分ディテールは一層凝った作り。

部品の嵌め合わせは若干きついので、擦り合わせをしないとうまく入らなかったり、歪みが生じたりする可能性がある。また、例によって説明書はちょっと妙なところがあったりする。まだシャーシを組んでいる段階だが、現時点で気付いたところは……

  • 「あれ?違うんじゃ……?」と思った時にはすでに部品切り離し後だったので断言できないのだが、デフケース外側B27/28の左右指定が逆かもしれない。内側B21/22のモールドと連続する小突起があるので、一応形状で左右の判断は付く。
  • 前輪ステアのアーム(B2)は説明書では図示されていないのだが、前端は左右輪連動用のロッド(B18)から出ているリンクアームの下側に接続する。
  • 前輪はタイヤの内側(C14)と外側(H1)とに若干段差が出る。また、H1とC11の間にちょっと隙間が開く。C14の裏側をさらって段差をなくし(C11との間も若干調整が必要)、C14を表に持ってきたほうが綺麗に仕上がるかもしれない。
  • ウインチのケーブルは、シャーシ尾端のローラー(B49)の上を通るように図示されているが、実際は大小のローラーの間を通るはず。なお、キットはシャーシ内側と外側とでケーブルを切断して別々に付けるようになっているが、B49の裏側をほじって、尾端パーツ(B5)に穴を開ければ1本で通せる(B49取り付けダボ穴の上部をそのまま貫通させるとちょうど位置が合う)。
  • 転輪は、そのまま付けると内側転輪(C12/15)と外側転輪(C13/16)が干渉する。内側転輪の接合面をちょっとやすって薄くするか、外側転輪の接合部にスペーサーをかませる(薄いプラペーパー程度?)とよいが、そもそも組み上がると軸部分は見えないので、外側転輪の接合部に隙間が開いた状態のままでも固定してしまえば問題ないかも。

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のんべんだらり。

●大仕事が終わったのでのんべんだらり中。とはいえこのご時勢、その「大仕事」もギャラはよくないので、実はあまり遊んでいる暇はないのだけれど。

●「気軽に枝から部品を取って淡々とくっ付けていく」模型作りがしたくなったので、作り掛けの模型の箱を物色。

最初、AFVクラブのSd.Kfz.11 3tハーフトラックを掘り出す。leFHとセットでハンガリー軍にしたいと思っていたものなのだが、改めてハンガリー軍所属車輌を見てみたら、なんとクローズド・キャブなのだった。単に幌をかぶっているだけかと思っていた……先入観は禁物。

それはそれで模型の対象としては面白いと思ったが、今日のところはパスして、改めてタミヤのSd.Kfz.9 18tハーフトラックを取り出す。単体ものが発売された当初に買って中途半端に手を付けてあったもの。今のところ別に妙な仕様にするつもりはないので安心。基本、大きさと形と機構の面白さで手を出しているので、シャーシが組み終わったらある程度満足してしまうかも。

●我が家のTVに接続してあるDVDレコーダー/プレーヤーは壊れているのだが(現在はHDDだけで使っている)、娘が大量に未ファイナライズのDVD-Rを持っていて、どうにかしてくれと泣きつかれる

そもそもそのデッキは、DVDに録画してもデフォでファイナライズする仕様になっていないので、DVDドライブが壊れた時点で、どこに持って行っても見られないDVDが大量に残されたという次第。

あれこれ検索して、とにかくPCに「.IFO」「.VOB」ファイルを吸い出すところまでは行ったが、そもそも私自身、この手のことをやったことがないので、今度はDVD-Rに焼き直す手順がどうもよく判らない。どうもPC上のファイルを単にDVDに突っ込むだけでは、PCでは使えても家庭用AV機器で見られるようにはならないようだし、といって、現在吸い出してあるファイルをどんなライティングソフトでどう焼けばいいのかがよーわからん。

済みません、その辺お判りの方がいたら、このド初心者に判るように教えてつかぁさい。

ちなみに我がPCにはDVD ShrinkとかDVD Decrypterとかは入ってる(そもそも何の用事があって入れたんだろう?)。

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霊感。

●伯母の葬儀に行く。午前中から行って、お骨も拾って精進落としして夕方帰る。10数年会っていない従姉妹らに久しぶりに会う。

従姉のM姉は遺跡発掘調査の現場監督みたいな仕事をしているそうで、あれこれ話を聞く。

ところでこのM姉はいわゆる霊感のある人で、時々“何か来ちゃったり”してふらふら倒れそうになったりするのだが(世が世なら有力なユタ候補だろう)、そんな体質で遺跡調査は平気なのかどうか聞いたら、最初から心の準備をして気を引き締めていれば大丈夫なのだそうだ。

要は不意打ちを食らうのがダメなのだそうで、したがって、どこで何を拾うかわからない鎌倉にはあえて近寄らず、比較的近郊に住んでいるにも関わらず行ったことがなかったのだが、先日誘われて初めて銭洗い弁天に行った由。

うーん。まあこのあたりは……以前住んでいた逗子駅前なんて、裏手の児童公園に「ここは昔処刑場でした」なんて碑が立ってたしなあ。霊感の強い子供が遊びに来たらどうする!

ちなみに私はその手のものは、たぶんカケラもない。

●昨日までの疲れが出て、電車の中でも、火葬場への行き帰りのバスの中でも半ば沈没状態。

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西郷、どーーーーん。

●上野に行く。幕末づいているので、

この辺が黒門口跡で、薩摩藩兵が彰義隊とガチぶつかったんじゃー。

とか、

あの不忍池の向こうで、佐賀藩のアームストロング砲が火を噴いとったんじゃー。

などと余計な感想を抱きつつ歩く。西郷さんは見なかった(表題に誤りあり)が有栖川宮の像は見た。ただし主目的は都美術館のボルゲーゼ美術館展。徹夜明けでへろへろしていたが、タダ券の有効期間内にかみさんの休みが今日だけだったため。

見終わった後にアメ横の「ニキニキニキニキ二木の菓子」に寄って神保町の事務所向けにお茶菓子を仕入れる。どういう脈絡の商品なのかよく判らないが、お札よりふた周りほどデカイ1枚モノのガムで、坂本龍馬の一番有名な肖像(*)に「坂本龍馬 亀山社中」の文字が入った包みというネタな代物があったので、それも購入。

*例のフトコロにレーザーオオトカゲを忍ばせているヤツ。

●かみさんと御徒町で別れ神保町の事務所に行く。C社長に坂本龍馬ガムを進呈。

昨日、韓国に行った知人から回ってきた「高麗人参飴」をひと掴み事務所に持って行ったのだが、誰かに食わせる以前に自分で一つ食べていたら、I君、S嬢より「くさい!」「におう!」と大ブーイングを受け、ついに「事務所でそれ食べるの禁止」と言い渡される。ちぇ。

ここ1ヶ月半ほど苦しみ抜いた仕事の最後の1パートを事務所で仕上げる。うぇー。やっと終わったよ。

●早々とC社長もI君も居なくなってしまい、事務所の鍵掛けを任されて最後に出る。マクドナルドで夕食、ニューヨークバーガー。どうも「乗せられている」感があって内心“じくじくしちゃう”部分もあるが、気力体力もあまりなく、最も手っ取り早かったため。

なお、私自身がマクドナルドに認めている価値は、「手っ取り早い」「一応価格分腹は膨れる」というところであり、「うちのハンバーガーを不味いと言うのはサルかチンパンジーだけ」(チンパンジーもサルじゃないのか?と思うが、私の記憶ではこう言ったと思う)と言い放った故創業者の傲慢さにむっとしているので、決して美味いとは言ってやらない。オレ、サルでいいし(もちろん、美味いと思う人にとやかく言うつもりはない。ウチの息子もなぜかマクドナルド好き)。

●今日もmicroSDを買いそびれた。

●ふと横を見たら、「鳩山首相、夫婦別姓には賛成」というココログニュースのタイトルがあった。元から選択的夫婦別姓は民主党が推しているもののはずなのに、いまさら?

なお我が家はデ・ファクト別姓だが、法制化されてもいまさら戸籍はいじらないだろうな……逆に面倒だし。ただ、戸籍上の姓が変わった当初は不便なこともあったので、選択肢が増えるのはよい、と思う。

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模型屋さんに行く。

●数日前の深夜に自宅近くの自動販売機に行った以外は、10日以上家から出ない引き篭もり生活を送っていたが、本日(月曜日)は神保町の事務所と麻布十番の事務所のハシゴ。

●両事務所間の移動の合間に地球堂に寄る。

模型屋だよ模型屋。うわープラモデルが一杯だよー。夢のようだよー。

とまでは思わなかったがとにかく久しぶり。

エデュアルド48のAVIA B-534-IV、スロバキア空軍版を購入。以前買った通常版はブルガリア空軍にしよう……っていつ作るんだ。

エデュアルドの48は主翼が上下張り合わせ式だと後縁が厚いのが多いが、B-534は複葉で薄翼のためムクの1枚なので薄く仕上がっていてよい。IPMSのニュルンベルク情報でもハナンツでも、このスロバキア空軍版は廉価版のWEEKEND EDITION扱いになっているが、箱にはそう書いていなくて(LIMITED EDITIONとは書いてある)、中身も通常版と同じエッチングと、マスキングシートも入っている。……だけではなくて、唐突にスロバキア軍のピンバッジまで入っている。それでいて、値段はその他のWEEKEND EDITIONほどではないが通常版より安いので、だいぶお得感はある。

RS modelsの1:72のB-534シリーズも出ていたが、実はこのエデュアルドのスロバキア空軍版とほとんど値段が変わらず。

●和歌山某氏風に言うなら、キッチン南海でカツカレー。ただし写真は無し。

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いやもうまったく。

●仕事、いよいよ大詰め。身動き取れず。

●とにかく模型どころか他の何をする余裕もないが、こういう時だからこそ、関係ないことが気に掛かる。

たとえば、クレオールケイジャン、あるいは大学イモサツマイモの飴煮はそれぞれどう違うのか、とか。どうなんですか青木先生(特に後者について)。

ちなみに「コンバット」のケリー伍長は本来は「ケイジ」で、ケイジャンなのでフランス語が話せる、という設定だ。……と、今確認のためにwikipediaを見てみたら、ケリーの階級は上等兵になっていた。なんで伍長だと思い込んでいたんだろう?

●朝方、妙に寒くて眠りを妨げられる。脇にたんぐる巻いていた毛布を寝惚け眼で広げて重ねる。

ちなみに「たんぐる巻く」というのは、例えば靴下がずり落ちたりしてくしゃっとしている状態を表す、うちのかみさんの用語で、野田(千葉県)の言葉なのか、かみさんの実家独特の言葉なのかよく判らない。

「たぐる+巻く」なのか、それとも英語のtangle(もつれる)なのか?

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小迂闊。

●インスタントコーヒーを飲もうと湯を沸かし、カップに注いだら、肝心のコーヒーが入っていなくてただの白湯になってしまった。……まあ、よくあることだよね?

●息子からSDカードリーダーを借りたので、これから写真はSDカードに入れるようにしよう、と思ったが、携帯にSDカードがセットされていなかった。それ以前にそもそもカード自体持っていなかった。……買ってこなきゃ。

●相変わらず締まりのない生活&仕事状況。うう。早くけりを付けないと。

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大迂闊。

●ヘイヘイ、激しく仕事が煮詰まってるぜ。

●週末、息子が携帯をトイレで水没させて壊す(迂闊者め!)。

また最近、昨年中盤より私の携帯の料金が高くなり、かみさんから「通話で料金を使っているようだからプラン変更して来い」とのお達しもあり、一緒に鎌倉の携帯屋に行く。ところが、店頭で指摘されて改めて料金明細を見ると、通話料はそれほど高くなく(というよりもむしろ低く、もう1ランク下でもいいのでは、と言われた)、パケット通信料が高い、とのこと。

携帯でのネット検索もせず、家族間以外にメールもしないのになぜだ!(そのためパケット定額も利用していない)

と慌てたのだが、よくよく考えてみると、携帯で撮った写真をPCのアドレス宛にメールしているのがいけないのではと思い至る。つまり「かばぶ」のせいで! なんてこったい。

●先日の「カーゼマット式」に関する話の続き。先日は、

  • 外国語(たぶんドイツ語)の資料を参考にした誰かが、深く考えずに用語をそのままドイツ風の音訳にして使ったものが繰り返し引き写しされて広まったのではないか。

と考察したが、さらにその後の想像(というより妄想)あれこれ。

  • 実は第二次大戦中にドイツからの技術供与がらみで、日本の戦車開発陣の間で使われたのがそのまま続いている(可能性として皆無ではなさそうだ)。
  • 実はタミヤがその昔、“ロンメル”や“ハンティングタイガー”の説明書の解説で使って、それが何となく定着した(なんていうオチだと結構面白い)。
  • 実は「カーゼマット」は英語のケースメート(日本語の砲郭)とは何の関係もない、AFVのあの形式を表す独自の用語だ(大どんでんがえし)。
  • 実は本当にカーゼマットさんが開発した(誰だよ)。

本筋と関係はないが、「ドイツ風」をフランス語で言うと「あらあるまんど(à la allemande)」になる。なんだか「あらあらまあ」みたいでちょっとマヌケ。

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えーっと。

●ウクライナの若作りのおばさん、ティモシェンコ首相の大統領選出馬のニュースによれば、陣営のシンボルとして「えとにちなんだ白いトラをなでるポスターを作成」とか。

……ウクライナに干支があるのか?

誰もが疑問に思いそうなのに各報道はそのへんをすっ飛ばしていて、ますます謎に思ったのだが、調べてみると、十二支は極東だけでなく、ロシア・東欧、中東あたりまでも伝わっているのだそうだ。

ただ、地域によって多少の違いがあり、ブルガリアでは寅年の代わりに猫年であるらしい。ブルガリアの猫は鼠に騙されなかったと見える。猫好きの中には猫年がないことに不満を漏らす人がたまにいるが、以後、寅年の年賀状には堂々と猫を描いて「ブルガリア流です」と言えば可。

ちなみにマダガスカル島では辰年の代わりにレーザーオオトカゲ年。

●ニュールンベルク・トイ・フェアの情報がちらほら入り始めた。適当に興味のあるものだけ。

▼陸モノ

  • ポーランドのミラージュ・ホビーから、だいぶ前からアナウンスされていた1:35、wz.34装甲車がついに発売されることになったようなのだが、パーツ写真を見たら、ずいぶん昔に出ていたセルティ/アンコールのキットの再生産ものだった。あぅ。
  • ホビーボスから、案の定というか、Sd.Kfz.223無線装甲車。トライスターからも出るんだろうな……。
  • IBGから、1:72だがポルスキ・フィアット508/IIIシリーズ。うちに各種ある1:35のS modelのバキュームもそのうち成仏させてやらにゃ……。
  • トランペッターから1:35で38(t)E/F型が出るそうな……いまさら?

▼空モノ

  • AZURから32でコードロン714。以前簡易インジェクションでも48だか32だか出ていたが、そんなに人気のある機体なのかなあ。いや好きだけど。でも32はちょっと……。
  • 以前からアナウンスがあったように思うが、エデュアルド48のOEFFAGアルバトロス、ついに出るらしい。渦巻きプリント迷彩デカール入るかな? なお、これはもう発売になっているのかもしれないが、AVIA B-534-IVのウィークエンド版はスロバキア空軍等のデカール入り。I-16はtype17が出る。5/6型出ないかな……。AVIA B-534は72でも出すらしい。
  • スペシャルホビーは48でイタリア機をあれこれ。ブレダ65にイ式重爆にマッキの200。それ以外では個人的にはモランAIがちょっと惹かれるところ。
  • AZがとうとう! 72でフィアットCR32。ロゴザルスキIK-3も。
  • Valomから72でフォッカーF.VII/3m各種。有名機の割にキットに恵まれなかった機体なので、それなりの出来を期待したい。ポーランド仕様買おうかな……。

●神保町の事務所に行って暗に「マダカマダカ」の催促の空気を吸って帰る。

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風邪マット?

●家にいて仕事をしていると、日中、しばしば「お得な投資型マンション」だの「ナントカの先物取引」だの「エコ意識の高いこの地区の皆様へのソーラー給湯のご案内」だの「鎌倉の分譲墓地」だのの電話に邪魔される。仕事の電話は基本的に携帯なので、家電に掛かってくるのはこの手のばかり。

まあ、その手の電話は基本的には「要りません」「興味ありません」で切ってしまうのでどうということはないのだが、特に最近、その手の電話の若いセールスマンに、異様に「過去形敬語(なのか?)」が多いのには、切った後まで何だかモヤモヤさせられる。

「……でよろしかったでしょうか」

って、こっちはまだよろしいもよろしくないも言ってねーよ!……とつい突っ込みたくなるのだが、無駄に会話を重ねるのも嫌なので切ってしまう。で、その分、モヤモヤが残るという次第。

調べると、「**円からお預かりします」同様、この手のモヤモヤ系には、いつの間にやら「コンビニ敬語」なる名前が付いているらしい。

もともと、過去形で丁寧を表す地域もあるらしく、また、「自分はこのように判断しているけれども、それでよかったかどうか」という意味で過去形なのだという説明もあったりして、まあ、それはそれでナルホドとは思うが、「だからそれを使うのは問題ない」と強弁している人もいたりして、オイオイそりゃ違うだろう、と、ここでまた突っ込みをいれたくなったりする。

だいたい、多少おかしな言い回しでも理屈を付けようと思えばいくらでも付けられるのだし、問題は、そういう言い回しで本来丁寧を表さない地域で、本来そういう文化の下で育ったとも思えない人が付け焼刃的に使っているからおかしいのであって、それに違和感を覚える人が多数いる中で、これは丁寧語として問題ありませんとシレッとしているのでは、すでに丁寧語としての本質から逸脱している。

まあ、そんなことを言っても、別におかしかぁないダロと思っている人が増えてきているからこそ、これだけ頻繁に聞くようになったのだろうし、ずるずるとそのまま定着してしまうのかもしれないが(それはそれで仕方のないことだろうが)。

●気になる言葉といえば、ついでに。

例えば突撃砲とか駆逐戦車とか、回転砲塔を持たず密閉式の戦闘室に直接砲架を据えているのを、日本語の資料ではよく「カーゼマット式」と書いてある。

これは英語で言うケースメート(casemate)、日本語では「砲郭」と訳される、もともと城砦、さらには軍艦などで使われている言葉で、語源はイタリア語のcasamattaであるらしい(と、ウェブスターには書いてあるらしい)。

検索してみると、「カーゼマット」なる読みで書かれているのはAFV関係の文章だけで、想像するに、AFV関係の書籍が出始めた頃に、誰かが、ドイツの突撃砲だか何だかの説明として書かれていた単語を深く考えずにそのままドイツ風の読みで音訳してしまったのを、いまだに引きずっているのではないだろうか。

上記のように、この言葉自体ドイツ由来ではないし、そもそもドイツ語の「砲郭」はKasematteと綴る(ドイツ語はよく判らないが、これはカゼマッテと読むんじゃなかろうか)。回転砲塔を持たないAFV自体ドイツの専売特許ではないし、そもそも初期の戦車は回転砲塔がないものがゾロゾロいる。決してゲオルグ・フォン・カーゼマットさんが開発した方式、というわけではないのだ。

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久々に電車に乗る。

●さむー。

●昨夜より雪。北国と違って人間もシステムも(もちろん私もだ)、積雪などという“異常事態”への対処は考えていないし、そもそも我が家は急坂の上にあるので積もられるとえらい目に遭うのだが、幸い、朝には止んでくれて道にも積もっていなかった。

このところは自宅にずっと篭りきりで、昼夜関係なく、起きたら仕事をし、力尽きたら寝るというろくでもない生活を送っていたのだが、今日(火曜日)は用事があり久々に外出。神保町の事務所に顔を出す。

どんな具合だとI君に訊ねられて呻吟している状況を説明したが、「まあお疲れ様としか言えんがコレでも食え」と柿の種の小袋を渡されて慰労される。オレ、安っ!

とにかく当初予定をオーバーしてまだ道半ばであり心理的にも追い詰められていたが、ちょうどこの仕事の件で打ち合わせに行っていたC社長より、他でブレーキが掛かっている事項もあり、進行管理側では、こちら担当の仕事が遅れているという認識は持っていない、と言われて少し楽になる。……と言われても、いつまでもこればっかりやっているわけにもいかないしなあ。

●ついこのあいだ、なかなか気合いの入ったパックハウザーのキットを出したビジョンモデルが、今度はBA-64Bを出したらしい(PMMSに速報レビューあり)。どういう脈絡でアイテム選択をしているのだかよく判らないが、まあ面白いには面白い。

しばらく模型屋も覗いていないし、そんなこんなもあってどこか寄りたいなと思ったのだが、結局今日はその暇もなかった。残念。

●N女史から聞いた話。札幌の時計台はビルの間にこっそり建っていて、期待して見に行くとガッカリするので「日本三大ガッカリ観光名所」に数えられているほどだが、札幌に詳しい人によれば、実は中に入ってみると歴史展示、ミニチュアなどなかなか充実していてよいのだそうだ、とのこと。

私自身は札幌の時計台を見たときに「ふーん、こういうものなのか」と思ったきりで、特にがっかりもしていないが、中にも入ったことがない。今度札幌に行ったら、しかもうろつく暇があったら、入ってみよう。

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