ぼーっと。
●火曜日。家で仕事をしていると、どうしても煮詰まってきて、「うわぁ、進ま~ん」などと(心の中で)叫びながら履帯を繋いだりしてしまうので、神保町の事務所に出掛ける。
神保町に行ったからといって仕事がサクサク進むとは言い難いが、I君もまた煮詰まっていたりなどして、心が癒されたりする。いやダメだろうそれじゃ……。
●宵、C社長、I君とともに夕食に出る。選択肢がそれほど広くないにも関わらず(むしろ広くないから?)出掛ける段になって「どこ行こう?」と言い合ってなかなかまとまらないのはいつものことだが、結局、これまでI君と数度行ったことのある地下の中華料理店へ。
中国人のおねーさんが「これは美味い」とか「これとこれならこっちがオススメ」とか、たどたどしい日本語で一所懸命薦めるのにほとんど無批判に乗って(主にC社長が)、満腹になる。刻みネギを塩ダレに漬けてしんなりしたものを大量に乗せた蒸し鶏がなかなか珍しくて美味かった。
が、腹一杯食ったおかげで、その後事務所に戻っても仕事進まず。
●カステンのJS履帯を繋いだ余勢で、以前買っておいたKV初期型履帯を少し繋ぐ。
レジンのパチハメ式のもので、袋に入っていたタグがどこかに埋もれてしまったのでメーカー不詳だが、確か日本製。買った当初は袋を開けたらクラッとするほどレジンの溶剤臭かったので、しばらく放置して“枯れ”させていたもの。半完状態で放ってあるトランペッターのKV-2か、製作途中の中期型溶接砲塔のKV-1に使用する予定。
レジンのパチハメ式は、ずいぶん前にanvil(今はどこだかレーベルが替わって出ている?)のものをSU-85Mに使って楽をした覚えがあるが、このKV用は、フランジに注型ゲートがあり、また所々型荒れのバリもあったりするので、整形の手間はかかる。また、どうしたわけか片方のフランジ中央が、半ば透けるほど薄く、下手をすると割る可能性もある。現在、片側の半分程度を繋いだが、フランジを割るか穴を開けてしまったもの2枚、もともと整形不良でフランジ端が欠けていたものが2枚。また、リンクの噛み合わせが中央部分でちょっと余裕があるので、近くで注視すると、連結ピンが通っていないことがバレる(笑)。総じて見ればそう悪くないが、「お手軽」とまでは言いづらい気がする。
そもそもKV用の履帯は、初期標準型も、後期の2分割タイプ混ぜ履き型も、手軽に使えるものが実はあまりない。トランペッターのキット付属のものは、スチロールのほうは上側がすでに上部転輪に合わせたるんだ形に一体成型で、上部転輪の位置をいじると使いづらい。軟質樹脂のベルト式も表現は悪くないが、長さがきつい(もちろん、そもそも初期標準型しかパーツ化していないので後期型には使いづらい)。カステンの可動式は、タミヤのキットに合わせて設計してしまったのか、ぱっと見て妙に思うほどピッチが短く、専用の起動輪に取り替えなくては使えない。フリウルからは確か初期標準型と2分割混ぜ履き型の両方が出ているがそれなりに値が張る。カステンが出し直してくれるか、ブロンコあたりが安くで出してくれると助かるがなあ……。
もっとも、上記のもの以外にもあれこれ出ているようなので、「**のものは出来がいい」とか「値段もリーズナブル」とかご存知の方は教えていただけると有難い。
●水曜日。家でだらだらと仕事。
●新生代第四紀の始まりが、従来の新第三紀に食い込む形で遡ることが決まったそうな。「日本地質学会など関係4団体が20日、明らかにした」そうなのだが、調べてみると、もう何年も前から国際的には議論されてきたことらしい。
そのへんの経緯を見ると、もともと地質年代の区切りというのは結構場当たり的に決まってきたところがあるようなので、それをある程度地球規模の変動とすり合せること、しかし従来呼び習わしているところとあまり違和感なくすることのさじ加減は面倒な作業なんだな、というのが窺える。
……ま、T-34の年式と似たようなもんぢゃな。
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コメント
尼崎センタープールという競艇場の地方CMで,若手のお笑い二人組が出演して
甲「ぼーっ」
乙「何ぼーっとしとんねん!」
甲「え」
乙「そやから何ぼーっとしとんねん!」
甲「ぼーっと,ぼーっと……,ボートや! 尼崎や!」
甲・乙「センタープールや!」
というのがありました.
投稿: 青木伸也 | 2010年1月21日 (木) 21時14分
ダジャレ系で言うと、いまなお頭にこびりついているのは、英会話のイーオンの広告、
「セリーヌでイーオン」
です。そんな一発芸のためにセリーヌ・ディオンをわざわざ起用するのが……いや、それをOKしたセリーヌ・ディオンもどんなもんなんだか(笑)。
続編の
「イーオンで始めなキャメロン」
はちょっと苦しい。
投稿: かば◎ | 2010年1月23日 (土) 03時52分