薄幸のJSU-152(9)
●防盾基部は先述の通り、初期型では標準型よりちょっと「痩せた」感じではあるが、付け根上端部はもう少し角ばっていて、結局削るだけでは済まずパテ盛りをする。使ったのはラッカー系のホワイトパテ(MR HOBBY)だが、固まるのが遅いので、防盾の工作は小休止。
●前部フェンダーは、延長部を除いた上で、さらに4mmほど切り詰めた。写真では確認できないが、延長部も仕様としては本来はあったものと考え、取付用のビス孔を改めて開けた。
短縮すると車体側への取り付けベロがフェンダー本体より飛び出してしまうが、それはそういうものであるらしい(といっても、そのままでは長過ぎるかもしれない。もっとも、このベロの形状もあれこれあって、どういじればいいのか迷う)。
短縮は写真を見つつ目検討で行ったが、あとからドラゴンのキットと比較したら、ほぼ同じ長さになっていた。ただし、本体に仮合わせをしてみると、車体前端部や誘導輪との位置関係から、どうも短い感じがする。タミヤのキットは少し長っ鼻かもしれない。正確な寸法が判らないのでどちらが正しいと断言はできないが、ドラゴンと比較すると車体全体で4~5mm長く、特に前端部で差が大きい。
●燃料タンクステイの工作を始める。タミヤのパーツは、本来はタンクを締めるベルトの両端にあたるロッドと、その取付金具がステイにおとなしめにモールドしてある。タンクを載せるなら陰になるので目立たないが、生憎「薄幸のJSU」はタンクが失われ、ベルトだけ残っているので、ステイとベルトの接続部は一応それらしく表現する必要がある。といっても、今日のところはまだステイのパーツを切り離し整形しているだけ。
●青木氏が「流血の夏」を買い直したそうな。342-343ページだぞー。
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