ゑーーーーー?
●金曜日、「昨日の今日」ではあるが、神田錦町河岸と神保町の間にある「アムール・ヱーパン」に立ち寄ってみる。
それほど広くない店内だが、ガラスケース一杯に、やきそばパンやコロッケパン、グローブ型のクリームパンなど、昔懐かしい感じの自家製調理パンや菓子パンがずらりと並んでいる。看板には「高級欧風洋菓子」とあるが、果たしてそのようなものも含まれていたかどうかはちょっと怪しい。もちろんこちらも「高級欧風洋菓子」を求めて行ったわけでもない。
事務所のK女史も食べたがっていたので、コロッケパン、エビグラタンパンなど調理パン3つ、フランスあんパン(ソフトフランスの中に小倉あん)の計4つを購入。調理パンはレンジで温めてくれる。実際に食べてみた感じは、「とてもほっとする味」。
なお、当然前から気になっていた店名の由来を聞いてみたのだが、店長と思しき小父さん曰く、祖父の代に創業したときは単に「ヱーパン」で、これは「良ぇ(ええ)パン」と、「A級のパン」を掛けて命名したものだとのこと。普通の「エー(えー)」でなく「ヱー(ゑー)」なのは、小文字のaでなく大文字のAは昔そう書いた、というような話だったが、実際にそんなレギュレーションがあったのかどうかはよく判らない。さらに父の代になって、そこにamourを付け加えたとのこと。その伝で行くと、自分の代にさらにもう一つくっつけて「ドレッドノート級アムール・ヱーパン」か何かになってもよさそうだが、さすがにそこまで行くとパン屋かどうかさえ怪しい感じだ。
●家族にウィルキンソン・ジンジャエールの話をしたところ、娘が「あの緑の瓶のやつでしょう? あれ美味しいね」と言う。以前アルバイトをしていたピザ屋で扱っていた由。なんだか負けた気分。
●かみさんに薦められて小川洋子「猫を抱いて象と泳ぐ」を読む。「博士の愛した数式」で有名な作家だが、私はこれが初。
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コメント
今日の日記のタイトルを見て、某腹丁先生が他人の発言に疑義を挟む時に発する「えーーーーーーーーっ?(←途中で声が裏返る)」という奇声についての一考察だと思ったのはワタシだけでせうか。
このパン屋さんはあれですか、駿河台下から気象庁方面に向かっていくとあるのですかね。“あんこ者”としてはフランスあんパンをちょいとチェキしておきたいと思いまして。
投稿: KWAT | 2009年10月11日 (日) 00時03分
そうそう、駿河台下から気象庁方面に向かって、道の左側です。
こういう「手作り惣菜パン屋さん」は、都心では珍しいものの、郊外の住宅地だとまだちょいちょい残っていたりするので、わざわざ求めて行くほどではないかもしれませんが、何かの機会に通りかかることがあったらどうぞ。
あんパン系なら、あんドーナツもよさそうでしたよ。お上品ではなく、もう「これぞあんドーナツ!」って感じのザラメのまぶし方でした(笑)。
投稿: かば◎ | 2009年10月11日 (日) 12時13分