Vanatorul de care再び。(14)
ルノーR35は、先日作ったホーンとライトを取り付ける。以前書いたように、写真上に写っている小工具箱の下からフェンダー内側に沿ってホーン(と、おそらくライト)用のコードを取り回しているものと、それがないものと、2種の仕様がある。ルーマニアが使用したR35の場合は後者。
その場合、コードはどこから引いているのか気になっていたのだが、現存車輌で、ホーン支持架後ろに小穴が開いている(ように見える)写真を発見したので、一応、ホーンのほうには直下に引き込んでいるような感じにコードを付けた。ライトのほうは、そもそもライト自体のどこにコードが付いているかも判らなかったので省略(UEの細部写真あたりを見るとありそうだが)。
さて、取り付けてみると、明らかにホーンが操縦手用ハッチと干渉する位置にある。実車写真を見ると、本来はぎりぎりクリアするはず。ホーンが大きめなのかとも思ったが、どうもそうではなく、ハッチ横のラインと車体側部との幅が狭すぎるせいのようだ。
改めて考えると、エレールのキットは車体側面板とフェンダー前部内側が同じ厚みの一体パーツで、そのため、車体側面板の厚み分だけ、フェンダーが車体側に食い込んで、車体幅を圧迫した格好になっている。スタイルにそう大きな影響はなさそうだと思ってそのまま組んでしまったのだが、場当たり的工作のツケがこんなところに……。
今さらフェンダーをはがして作り直すわけにも行かず(見せかけ上の側面板の筋彫りも入れてしまっているし)、ホーンとライトを縮めるのもそれはそれで変なので、そのまま見逃すことにする。
ホーンも、本来は台座となっている張り出しがもう少し大きくなければいけなかったようで、若干後ろに下がり気味になってしまっている。
それにしても、接写するとアラが目立つこと! ちょっと埋めたりヤスったりしないとダメかも……。
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