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もうひとつの「フォッケル」

●連休中だが神保町の事務所に“出社”。さすがに今日は早々に引き上げ、ついでに久しぶりに秋葉原に寄る。やはり久しぶりに「もやしもん」マグネットを引く。とにかく引くたびにオリゼー(麹)とセレビシエ(酵母)ばーっかり出るのだが、今日はVA根菌を引き当てたのでまず満足。

ちなみにこれらマグネットは、我が家では冷蔵庫表面にまとまって貼り付いて「かもして」いる。冷蔵庫の中をかもされるとちょっと困る。

●秋葉原YSで、特に目ぼしい新製品はなかったが、中古放出品棚にあれこれ見つけてよろめく。AZ modelのフィンランド軍スキー装着仕様のフォッカーC.X、イタレリのSd.Kfz.232(6Rad)を衝動買いする。安かったんですもの……。

200909222248000b フォッカーC.Xは、オランダ・フォッカー社が開発した複葉・単発、戦間期に流行した複座の雑用機(偵察だの軽爆撃だの、ちょっとした戦闘だのに使えてお得という触れ込みで、結局戦争に出してみたらあんまり使い物にならなかったという系統)。

もともとは液冷ケストレル搭載で設計されていたが、フィンランドは空冷ブリストル・ペガサスに付け換えたものを注文、さらには国内でライセンス生産もして、冬戦争、継続戦争に投入した。フィンランド空軍の「フォッケル」といえば、なんといっても冬戦争時の主力戦闘機だったD.21のほうで、要するにこっちは「地味なほうのフォッケル」である。

AZ modelの1:72は、簡易とはいえインジェクションでは初のキットで、フィンランド仕様の車輪型とスキー型の2種を出している(今後、オランダ型の発売も予定しているらしい)。

キット内容はご覧のように、インジェクションの基本パーツに、カウリング、エンジン、パイロット座席、スキーがレジン(車輪型は車輪がレジン)。計器盤、シートベルト等がエッチング、計器盤に重ねる計器の透明シート、インジェクションのキャノピー、デカールという構成。私の買ったスキー型では、おそらく冬戦争時の上面単色のFK-81とFK-85、ラップランド戦争か戦後の上面2色にラウンデルのFK-114の3種のデカールとなっている。説明書は車輪型・スキー型共通のもの。

インジェクションのパーツはいかにも簡易然としていて、胴体左右、胴体と翼のダボ穴などは一切ないが、バリや湯流れ不良もなく、表面のモールド(布張り表現や機首の筋彫り)も繊細で、まず満足すべきレベル。ただ、主翼の翼間支柱取り付け穴は一部埋まっている。上翼は2枚張り合わせ式なので、後縁はちょっと厚めになりそう。コクピット内は内壁にもそこそこのモールドはあるし、前記のようにレジンのシート、エッチングのシートベルトもあるので、72なら充分ではないかと思う。

同じAZ modelの中島九一戦は、「1:72で、なんでこんな!」と思うような病的に細かいエッチング入りだったのだが、このフォッカーC.Xでは最小限に留められていて、むしろ好ましい。とはいっても、実際にはフィンランド空軍のフォッカーC.Xは、下翼下面に爆弾架を装着していることが多いようだが、それがまるっきり無視されているのはちょっといただけない。

また、説明書にある張り線指示と、箱絵とで一部食い違いがあるのはどうしたもんだか。実際は、説明書にも箱絵にも描かれていないが飛行張り線もダブル、またスキー前後に揺れ止めゴム索か何かがある。箱絵のような、尾部から脚柱下に伸びる線があったかどうかは私の手元の写真では判らなかった。

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