でーじなっとん。
●ハブデービルが引退するそうだ。あぎじゃびヨー。
ハブデービルは、沖縄(だけ)を守るローカルヒーロー、「琉神マブヤー」と戦っている悪の組織「マジムン軍団」のボスだ。デービルはdevilであるとともにウチナーグチで「~でございます」という意味なので、悪いんだか謙虚なんだかよくわからないが、実際、マジムン軍団も電柱組以下の零細組織で、ハブデービル以外には幹部のオニヒトデービルとマングーチュ、あとは下っ端のクーバーが2人しかいないのだった。
それにしても親分がハブで、女幹部がマングースってどうよ!? ボス食われちゃうんじゃないの?
「琉神マブヤー」は秋田の「超神ネイガー」に続いて制作されたご当地ヒーローで、琉球放送で昨年、全13話が放映されたほか、あれこれイベント出演などは今でもやっているらしい。
マブヤーはその名が示すように、沖縄のマブイ(魂)を宿したマブイストーンを巡ってマジムン軍団と華麗に戦うのだ……けれど、そのマブイストーンが、たとえば「テーゲー(いいかげん)のマブイストーン」で、マジムン軍団に盗られると、急にウチナーンチュがシャキシャキと働き出しちゃったり、マブヤーを支えるシーサーの化身「ケン」も、茶色の全身タイツの小太り中年の小父さんだったり、お約束で異様に元気のいいオバアが出てきたり。いやまあ、私自身も動画サイトで見たので大きな声で言えるこっちゃないのだが、大ハマリしたのでした。
対する悪のマジムン軍団ボスのハブデービルもいい味を出していて、手足がハブになっていて凶悪なのだが、マジムン軍団のテーマソングによれば、「わん(自分)もたまには噛まれるさー」だそうだ。その人となりは、マジムン軍団のブログでも如何なく発揮されている。なお、冒頭には引退と書いたが、正確にはボスを「卒業」であり、いつか琉神マブヤーを倒すために修行の旅に出るのだそうだ。
●神保町の事務所に行ったら、先週末のバトルの顛末が社長のCさんにも伝わっており、「G対策担当者」に任命されそうになる。いやそれはちょっと。
●「機関銃の社会史」(ジョン・エリス、越智道雄訳、平凡社)読了。でもたぶん読むのは2度目。日露戦争や植民地で猛威を証明していながら、実は第一次大戦が始まるまで、いかにヨーロッパでは機関銃が“受け入れられていなかった”かが興味深い。
●相変わらず仕事のキューキュー状態続く。きゅー。
| 固定リンク
「かば◎の迂闊な日々」カテゴリの記事
- 8月のヨモヤマ(2024.08.25)
- ミニスケール2題(2024.07.04)
- シロマダラ(2024.06.24)
- 梅雨入り前のあれこれまとめ(2024.06.12)
- のの字坂(2024.05.12)
コメント