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2009年9月

重いコンダラ。

●……という「巨人の星」主題歌の歌い出しは、子供の頃から素直に「思い込んだら」と聞けていたのだが。

尾崎紀世彦の「また逢う日まで」の一節は、しばらく「二人でナマエケして」だと思っていて、とはいっても、その「ナマエケ」なる行為が何なのか判らず悩んでいたのだった、と、道を歩いていて脈絡もなく思い出す。

子供時代の話なので、別に艶かしい想像をしたわけではなく、生意気な何かなのかと思っていたような。

ところで、兄の友人はサザンオールスターズがデビューした頃、「いま何時 そうね大体ね」という歌詞を

「茨城人 そうね大胆ね」

と聞いていて、茨城県民が湘南にやって来て何か大胆なことをするシーンかと想像していたそうだ。昔はしばしば(今はどうだか知らない)茨城や千葉あたりの暴走族が大挙してやってくることがあったというから、あながち間違いではないかも。

――今ではすっかりありふれている、“日本語を英語っぽく歌う”だが、サザンはそのハシリだけに、皆、耳がついて行かず、「なんて歌ってるのかわかんねえ~」と言いあっていた頃のお話。

●今やっている仕事の中で、ある統計数字の中で地域間に生じている差異についてコメントする必要があり、なんとかそれらしき理由を探して、

「……と思われる」

と書いたら、編集元請からゲラに「誰が?」と書かれて戻ってきた。いや、そう言われましても。いっそ、

「オレが!」

と書いて返したくなるが、流石にそれは。

もともと数字の出所のお役所は淡々と統計をまとめているだけなので問い合わせても理由がわかるはずもなく、したがってこれは苦肉の策の「と思われる」なのだが、それならそれで専門家なり何なりを探し出して訊ねるのが本来であって、誤魔化して逃げているのは確か。ライターとしては失格寸前の手である(そこまで手間を掛けられるほど余裕のある仕事ではないのもまた確かなのだが)。

これが日刊ゲンダイの中見出しなら、

「……という識者の声も」

という常套句がある(もっともそちらは記事本文で、何だかテキトーな人がテキトーに喋っているにしろ“識者”を出しているだろうから、ある程度言い訳は立つ)。また、大阪弁にはもっと素敵な話法があり、それは、自信たっぷり言い切っておいて、直後に

「イヤ知らんけどナ」

と付け加える、というものである。これは滅法便利だ……が、出版物に使ったらクレームの嵐が来そうだ。

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一週間の始まり。

●……の月曜日午前中。といっても週末もだらだら仕事を継続していたので、「週明け」の感覚は薄い。

 週末持ち帰りの仕事はなんとか片付けたが、月曜昼までの定例仕事が未完。それを終えてから神保町に向かう予定。はよ終わらせないと。

●仕事で日露戦争がらみの調べ物を少々。

 数日前、「明石機関」について実家に電話、元陸軍中尉殿に「知ってる?」と訊ねたら、即座に「聞いた覚えもない」と言われた。

 「ポチョムキンというのはどれだけ普通に知られてるものなのかね?」と家族に訊ねたら、娘が「せんかんぽちょむきん……?」という。すごいぞ娘。まさかお前にそんな知識があったとは。しかし続けて曰く、「世界最初の映画でしょう?」。

 いや、それは確実に違うから。

●我が家前の坂下に毎年秋に彼岸花が咲く。今年も当然咲いているのだが、写真を撮ろうと思っているうちに、もうショボくれてきてしまった。

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Vanatorul de care再び。(16)

200909272342000b ルノーR35の工具ラック、止めベルトが片側だけだと、やはりどうしても「面倒くさくてやめた」感があふれかえっている気がしてきたので、何とか頑張ってもう片側も付けてみた。

それにしても頼りない留め具で、今入れてあるような棒状の工具の場合、そのまま後ろにすっぽ抜けてしまわないのだろうか。実車の場合、何に使うのかよく判らないが、棒状の工具を4段あるラックに関係なく、10本くらいまとめて縛り上げてある例もある。さすがにそこまで詰め込めば、すり抜ける心配はないのかもしれないが……。

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Vanatorul de care再び。(15)

200909260525000b ルノーR35、少しだけ進める。

しばらく前に工作した可倒式バックミラー(エレールのパーツを少し削り、基部を自作、背面に小リベットを2つ)に、ドラゴンのM10パンターにオマケで入っている蝶ネジ(小)を追加。ケシ粒のようなパーツで、ルーペ代わりの老眼鏡を掛けてもまだつらい。

側面の工具ラックの片方にだけベルトを工作。バックルの形式やベルトの取り回しなど実車でどうなっているのか結局よく判らないまま、なんとなくそれらしく工作。バックルはon the markのエッチング。ものが小さいだけにベルトは薄いプラペーパーでも腰がありすぎ、取り回しに苦労する。もっと柔らかい紙を使えばよかったかもしれない。もうひとつ同じように工作できる自信が無いので、後ろ側は取れてしまった状態にする気に大いに傾きつつある。ヌルし。

ラック前方、工具箱の後ろにある四角い枠は、おそらく、ラックに装着するハンマーの頭がフェンダー上で跳ねないようにするためのものではないかと思う。プラペーパー細切りを折って接着。

どんどん瑣末の工作にはまり込んでいる上にペースダウンしているので、完成に近付いている気がしない。「アキレスは決してカメを追い抜けない」状態にはまり込んでいるが如し。

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特盛り仕上げ!

200909241446000s ●といっても朝比奈さん(大)ではなく。

先日の書き込みで、「現在同社HPには出ていないので限定品か?」云々と書いた「ハッピーパウダー2倍のハッピーターン」だが、いきなり逗子の7-11に出現していた。

亀田製菓に監視されているのかっ(笑)。

とりあえず購入して事務所で賞味。いや。うん。あー。まあ、この味が好きな人にはたまらんのかも。のりピーもせめてハッピーパウダーで我慢していれば。

●電車の中で読む本がなかったので、書棚の中から「ヨーロッパ最終戦争1998」(ラリー・ボンド、文春文庫)をテキトーに引っ張り出し、10数年ぶりに読む。

この手の「近未来小説」は、その時代に読まないと面白くないものだが、これはすでにソ連がロシアになって以降が舞台なので(ただしユーロ圏はまだ出来ていない)、今でも結構読める。

モデラー的には(もともと現用ものは作らない私には手を出しづらいのだが)、BMPと混成のポーランド軍M1エイブラムスがドイツ軍のレオパルトに立ち向かう図とか、ポーランド軍F-15イーグルとかはそこそこ魅力的な題材。仏独連合に対抗するため急遽供与されたF-15には、やはり歴史的経緯から言っても「コシューシコ飛行隊」のエンブレムが入っていて欲しいとか、いろいろ想像(だけ)は膨らむ。

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ダイオウグソクムシ萌え。

●このところ涼しい日が続いていたので、(盛夏に比べればさほどではないが)今日の日中の蒸し暑さにはちょっとヤラレタ感じ。

●連休最終日であり、特に休みらしいことも何もしなかったので、昼頃、息子に「えのすい(新江の島水族館)に行こうか」と声を掛けたのだが気乗りしない様子。そうこうするうち、こちらも居眠りをしてしまった。

いきなり「えのすい」づいているのは、桜樹ルイ16世氏に、同水族館にダイオウグソクムシがいると教わったため。これほど巨大ではない、日本近海種のオオグソクムシもいて、これは土曜午前中にはお食事シーンを見せてくれるらしい。

江の島水族館は他にはあまりない癒し空間であるところのクラゲ専門の展示室などもあり、単に「オサカナが見たいの」ではなく「うげぇっ。こんなイキモノがいるんかいっ」というのがお好みな方には激しくオススメである。

などと偉そうなことを言いつつ、私はもう何年も前に改装されて「新えのすい」になる前にピパピパを見に行ったきりで、桜樹氏に教わるまでそんな結構な見物があると知らなかった。東大モトクロス部。

●友人のM君より電話。新型インフルに罹った由。高熱は下がったそうで、それならばむしろ免疫を手に入れて、年末に向け安心かもしれない、などと話す。

●うわー。仕事終わらん。

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もうひとつの「フォッケル」

●連休中だが神保町の事務所に“出社”。さすがに今日は早々に引き上げ、ついでに久しぶりに秋葉原に寄る。やはり久しぶりに「もやしもん」マグネットを引く。とにかく引くたびにオリゼー(麹)とセレビシエ(酵母)ばーっかり出るのだが、今日はVA根菌を引き当てたのでまず満足。

ちなみにこれらマグネットは、我が家では冷蔵庫表面にまとまって貼り付いて「かもして」いる。冷蔵庫の中をかもされるとちょっと困る。

●秋葉原YSで、特に目ぼしい新製品はなかったが、中古放出品棚にあれこれ見つけてよろめく。AZ modelのフィンランド軍スキー装着仕様のフォッカーC.X、イタレリのSd.Kfz.232(6Rad)を衝動買いする。安かったんですもの……。

200909222248000b フォッカーC.Xは、オランダ・フォッカー社が開発した複葉・単発、戦間期に流行した複座の雑用機(偵察だの軽爆撃だの、ちょっとした戦闘だのに使えてお得という触れ込みで、結局戦争に出してみたらあんまり使い物にならなかったという系統)。

もともとは液冷ケストレル搭載で設計されていたが、フィンランドは空冷ブリストル・ペガサスに付け換えたものを注文、さらには国内でライセンス生産もして、冬戦争、継続戦争に投入した。フィンランド空軍の「フォッケル」といえば、なんといっても冬戦争時の主力戦闘機だったD.21のほうで、要するにこっちは「地味なほうのフォッケル」である。

AZ modelの1:72は、簡易とはいえインジェクションでは初のキットで、フィンランド仕様の車輪型とスキー型の2種を出している(今後、オランダ型の発売も予定しているらしい)。

キット内容はご覧のように、インジェクションの基本パーツに、カウリング、エンジン、パイロット座席、スキーがレジン(車輪型は車輪がレジン)。計器盤、シートベルト等がエッチング、計器盤に重ねる計器の透明シート、インジェクションのキャノピー、デカールという構成。私の買ったスキー型では、おそらく冬戦争時の上面単色のFK-81とFK-85、ラップランド戦争か戦後の上面2色にラウンデルのFK-114の3種のデカールとなっている。説明書は車輪型・スキー型共通のもの。

インジェクションのパーツはいかにも簡易然としていて、胴体左右、胴体と翼のダボ穴などは一切ないが、バリや湯流れ不良もなく、表面のモールド(布張り表現や機首の筋彫り)も繊細で、まず満足すべきレベル。ただ、主翼の翼間支柱取り付け穴は一部埋まっている。上翼は2枚張り合わせ式なので、後縁はちょっと厚めになりそう。コクピット内は内壁にもそこそこのモールドはあるし、前記のようにレジンのシート、エッチングのシートベルトもあるので、72なら充分ではないかと思う。

同じAZ modelの中島九一戦は、「1:72で、なんでこんな!」と思うような病的に細かいエッチング入りだったのだが、このフォッカーC.Xでは最小限に留められていて、むしろ好ましい。とはいっても、実際にはフィンランド空軍のフォッカーC.Xは、下翼下面に爆弾架を装着していることが多いようだが、それがまるっきり無視されているのはちょっといただけない。

また、説明書にある張り線指示と、箱絵とで一部食い違いがあるのはどうしたもんだか。実際は、説明書にも箱絵にも描かれていないが飛行張り線もダブル、またスキー前後に揺れ止めゴム索か何かがある。箱絵のような、尾部から脚柱下に伸びる線があったかどうかは私の手元の写真では判らなかった。

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エイノ・イルマリ・なにゆーてまんねん。

●ひさびさに本家「河馬之巣」更新。小国空軍キットリストのフィンランド・戦闘機の項を整理してアップ。キットはそこそこフォローしたけれどデカールまでは調べて書く気力が……。

●M10パンターを工作。別に何をするわけでもなく、ちっくりちっくり部品を切り離してはゲートを処理して接着しているだけ。履帯は彫刻の綺麗なキット付属のマジックトラックで不満はないのだが、M10パンターの場合、側部フェンダーが起動輪のところにかぶっているので、履帯だけ後付けにできない。かといって最初から履帯も組み付けてしまうと塗装に不自由しそうだし、今からちょっと悩む。

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浮気。

200909192149000b ●浮気をして、M10パンターを素組中。Vanatorul de care R-35と並べてみると、ベース車体の設計時代が違うので仕方ないとはいえ、とても同じ時期に戦場にいた戦車とは思えない。

M10パンターは“すまき”(Smart Kit)シリーズなので、必要最小限を除きプラパーツのみで、部品の精度も高いのでストレスはほとんどなくパタパタ組むことができる(R35の製作と比べるとだいぶ趣が違う)。ただし、同じ“すまき”でも、先日組んだIV号F型と比べると、IV号はほとんどビシッビシッと部品が合ったのに対し、こちらは多少のガタがある。特に車体後面板は、左右装甲との間に若干の隙間が開く。ただし、M10パンターとして組む場合は、どのみちフェイク装甲で隠れてしまうので、頑張って埋める必要性は薄そう。

M10パンターとしてのハリボテ部分は、防盾が、前面のシャックル位置、フェンダー後端が選択式。“B4”号車と“B7”号車のどちらかが選べるようになっていて、デカールもこの2種。基本、それなりに写真があって仕様がフィックスできるのがこの2車輌ということなのだろうが、デカールくらいは全車分奢って欲しかった気はする。また、“B7”号車は、残された写真で判断する限りマズルブレーキも取り外されていたようなのだが、キットはマズルブレーキ付きのみとなっている。これは単にその分の新規部品を惜しんだのか、それとも放棄後に外されてしまったという判断なのかは、私にはよく判らない。

また、ベース車体のパンターG型自体の仕様の差として、エンジンルームのルーバー、ラジエーターファン、ペリスコープカバー、デフカバー、ダンパーなどが選択式。このあたりはM10パンターの現存写真ではほとんど判断できない部分なので、一応、より一般的な仕様で組むのが無難だが、はて、どれが一般的仕様なのやら。もっとも、ダンパーあたりは組んでしまえば見えない。ドライバー前部ペリスコープカバーはどうやら小さいほう(C13)ではないかと思う。砲塔上面のベンチレーターカバーは、1枚だけある砲塔上面写真では不鮮明で、どちらとも……。

それにしても、後期のドイツ戦車を組むのは私には滅多にない経験だが、戦局が左前になっているこの時期に、サスアームをわざわざ3種類も4種類も作り分けるドイツ設計陣のこだわりようには恐れ入る。

●小田原城の象が亡くなった由。

その昔、子供らを連れて小田原城に行ったとき、

「これはその昔、箱根の山という天然の要害のために難攻不落と言われた小田原城を、豊臣秀吉が象部隊で箱根越えを敢行して攻め落とした、その象の末裔なんだよ」

と教えてやったのも懐かしい。(←ばか)

もともと城の中庭にいきなり象がいるというのも、誰が見てもシュールな光景だったわけだが、文化庁からも文句を付けられていたそうで、そのまま動物園は閉園になる由。

●数日前、とうとう香港からBRONCOのSd.Kfz.221が到着。そのうちチェックの予定。

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パレスチナ組。

●本日の毎日新聞の地方版。

鎌倉の某小学校、5年生のあるクラスでこの夏、プランターを使ってゴーヤを育て、このほど収穫を行った由。いかにも地方版らしい、ほのぼのというか毒にも薬にもならんというか、まあその手の記事なのだが、曰く、

「5年パレスチナ組児童40人が15日、校舎南側で育てたゴーヤの収穫祭を……」

ちょっと待てぇ! パレスチナ組ってなんだぁ!?(写真が出ていたが、もちろんパレスチナ難民子女のクラスではない)

はっきり言って、この記事を読んだ読者の大半は、もうゴーヤのことなど頭から飛んでしまい、「パレスチナ組とはなんぞや?」が頭に渦巻いたのではないかと思うのだが、記事には一切の説明無し。

「高いところは教師が高枝切りばさみで収穫した」とか「夏休みには交代で水遣りした」とかよりも、ほんの一言でいいからパレスチナ組の説明を入れるべきだとは思わなかったのか毎日新聞! ミッション系の学校でクラスに聖書ゆかりの地名を付けているという、「はあそうですか」レベルのオチだったとしてもだ(調べた)。

●自宅のパソコンを立ち上げるたびに、テンキーのNumLockがoffになっており、イライラする。

調べると、何やら設定をいじるとかちょっとしたプログラムをかますとかすればいいというのは判ったのだが、問題は、現在のPCを買って以来、今までは立ち上がればLockが掛かった状態になっていたのが、数日前にいきなりoffで立ち上がるようになってしまった、ということである。

基本、XPは終了時のキー設定を覚えていて、その通りに立ち上がるものであるらしいうえ、その間、何か新しいアプリを入れたわけでもなく、設定が変更される要素もなさそうなのに、この挙動不審はいったい……。

それが昨日あたりから、またLockが掛かった状態で立ち上がるようになった。ますます謎。

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「ハッピーターン」vs「ばかうけ」

●神保町の事務所は、多寡の変動はあるが、基本的に“お茶菓子備蓄”を欠かさないところである。

夕刻、「ハッピーターン」を食べていて、向いのK女史に

「姉妹品で、星の形をしているのもありますよねえ」

というような話をしたのだが、これはまったくの間違いで、星の形の「星たべよ」は栗山米菓、「ハッピーターン」は亀田製菓の製品であった。同じ楕円形せんべいである栗山米菓の製品「ばかうけ」と、「ハッピーターン」とを混同していたのである。

それで改めて調べてみると、「ハッピーターン」と「ばかうけ」はどうやら熾烈なライバル関係にあるらしく、web上でも、主にそれぞれの支持者による比較論争が盛んである。

ちなみに歴史的には「ハッピーターン」が古く、こちらは表面にまぶされた、ダシの利いた甘しょっぱい粉が特徴で、ファンの多くも、この「ハッピーパウダー」なる怪しい固有名を持った白い粉の魔力に囚われているらしい。なお、重篤な中毒者向けにはハッピーパウダー当社比2倍の品もあるそうだが、現在、亀田製菓のHPには出ていないところを見ると期間限定品か?

一方、「ハッピーターン」が基本、1つの味で勝負しているのに対し、「ばかうけ」のほうは季節限定、流通ルート限定などでさまざまなバリエーション展開を行っているのが売りであるらしい。

これはいかん。うっかり両者を混同してしまうなど、ハッピーターン原理主義者と革命的ばかうけ主義派の双方から激しい非難が舞い込みかねん。

なお、亀田製菓といえば同社製「柿の種」は、柿の種界のデファクト・スタンダードと言えそうだし、同様にほぼ誰でも好きな「ソフトサラダ」もあるので、事務所のお菓子備蓄のなかでは侮れない勢力を保っている。

「デジタルマップフェア」の略称は「でじたま」であるらしい。

逗子市運動公園(正確には第一運動公園だが、第二があるのかどうかは謎)の略称「うんどこ」と同じテイスト。ただし、E君曰く、「逗子出身のウチのかみさんは、そんな呼び方聞いたことがないって言ってましたよ」。「うんどこ」は我が家周辺のみに通用する超ローカル呼称だったのだろうか!?

●久々に模型屋(神保町の地球堂)に行き、サイバーホビーの新製品、M10パンターを購入。こんなのがインジェクションで出るなんて(おそらく同製品についてコメントしている模型サイトの99.7%くらいが同様のことを言っていると思うので以下略)。

それにしても、装甲がナナメになっているドイツ戦車を手にするなんて、お江戸が東京と名を変えて以来くらい久しぶりなので(白髪三千丈的比喩)、ワタクシ、ちょっとビビり気味です。でかいし。

なお、AZURのルーマニア仕様サボイア・マルケッティも非常に欲しいのだが、1機でドラゴンの35戦車2輌が買えてしまうようなお値段のため、なかなか手が出せない。

●ダイオウホウズキイカの話の続き。wikipediaからもリンクが張られている、唯一この種の全身標本を保有するニュージーランドのテ・パパ博物館のサイトで、問題の「回転カギ爪」のクローズアップを含む写真多数が閲覧できる。ANATOMY INTERACTIVEでは、そのカギ爪を回してみるところの動画もある。うーむ。面妖な。

ダイオウホウズキイカ製作を志し細部ディテールを追求したいモデラーもこれで安心(……なのか?)。

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ハヤシもあるでよ。

●午前中、自宅で月曜定例の仕事をして(……しかしその仕事も今月一杯でお終いだ。代替の収入源を確保しないとちとヤバイ)、昼過ぎに神保町に向けて出掛ける。

 途中、編集N女史より先週引っかかっていた仕事の問い合わせが来たりなぞして、神保町の事務所に着いてもバタバタ。本来のそちらの仕事に取り掛かれたのは夕方からになってしまったが、なんとか10時頃までに本日のノルマを果たす。

●夕食は神保町「げんぱち」でハヤシライス。

 ああいかん。献立報告なんて、腹丁先生化している。

●mixiで漢字読みテストのアプリをむーさんがやっているのを見て、つい手を出す。20問目くらいまでは比較的常識的な単語なのだが、そこから先が病的になってきて、25問目くらいに壁があってなかなか越えられない。

 それにしたって、オオバコくらいはいいとしても箆大葉子(へらおおばこ)とか稚児車(ちんぐるま)とか三槲(みつがしわ)とか出題する神経ってどうよ!?

●数ヶ月前、磐田出張に行った日の当かばぶにて冗談で「磐田検定」なるものを捏造し言及したのだが、本当に磐田市で「いわた検定試験」を実施していることが判明。ああ、磐田市のみなさんごめんなさい。いや、でもほんとにトンボの識別問題が出ていたらスゴイな。

●桜樹ルイ16世氏に、ダイオウホウズキイカなる巨大イカの存在を教わる。有名なダイオウイカとはまったく別種のイカである由。しかも触手の先は吸盤でなく「回転式のカギ爪」を備えているそうだ(以上wikipediaによる)。……回転するカギ爪ってどんなんだ!? 縦回転か!?

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昨日土曜日はほぼ一日中寝たのだがまだ眠い。

●歯の治療中であるかみさんが、夕食の用意を考えるのさえイヤだと言うので、鎌倉に夕食に出掛ける。かみさんのリクエストにより、インド料理店「T-サイド」。

 最近、神保町でカレーを食べる頻度がとみに高まっている私だが、カレーに関してはかなり続いてもオーライ。というわけで血中スパイス濃度上昇中。

●ついでに「アーマーモデリング」10月号購入。

 特集は、最近は電車の中で化粧をしている女の子の間にさえ普及し始めているという(嘘です)“高石塗り”――「高石誠のウェザリングテクニック」。

 とにかく私の模型作りのなかで塗装は一大ネックなので(まるで他にネックがないような言い方だが、要するに「中でも特に」だ)、もうしばらくしたら塗装フェイズに入る(はずの)Vanatorul de care R-35の参考に。と言いたいところだが、本当に私の場合、今まではペタペタ色塗っているだけだからなあ。

 今号のミソはもうひとつあって、それはかの桜樹ルイ16世氏がインタビュアーとして登場していることだ(というのを氏自身の日記で知って、いつもならテキトーに本屋で見かけて気が向けば買う、という具合なのを、今号は早速買いに行ったのだった)。どういうツッコミをしているのか、じっくり楽しんで読むことにしたい。……が、それ以前の問題として、「インタビュアー:桜樹ルイ16世」って書いてあって欲しかったな。ちなみに桜樹君、しばらく見ないうちに肥えましたね。

●先週目撃した風景。

 地下鉄大手町駅で、前を電話で話しながら歩いているサラリーマン風おにーちゃんがいたのだが、改札を通る際、そのまま上体をぐぐっと傾けて、まさに通話中の携帯で「ICタッチ」をしていった。

 一種のワザだなあと思ったのだが、あえて習熟したくはない。

 いろいろな機能がひとつにまとまるのは便利でもあるが、まとまり過ぎるのも考え物かもだ。

●夜中、風呂から上がって自室に戻ったら、机の下にヤモリがいた。シッポまで合わせても4センチくらいのちび助である。どうもこの夏はヤモリを見かけなかったなと思ったが、最後にずいぶん身近に出た。どこから入ってきたんだコイツは。

 ヘビやトカゲの類をあまり可愛いとは思わないが(別に嫌いでもないが)、ヤモリは別格で、あの淡い茶色とキョロリとした目は愛嬌があって好きだ。

 なんてこたぁ置いといて、そのまま自室で飼い殺しにするのも可哀相なので、お互い困惑しつつ追いかけっこ。資料本の裏にもぐりこもうとするのを追い立てて(途中一度掴みそこねて“ちー”と鳴かれた。シッポを切られたりしなくてよかった)、なんとか手のひらを被せて捕獲。

 とはいえ、相手が小さいのでそのまま掴み上げることもできず(掴もうとしたら浮かせた指の間から逃げそう)、結局小さなビニール袋に追い込んで、外にお引取り願った。

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くるくる、くるくる、くれらっぷ。

●神保町の事務所の社長Cさんの誕生日だとかで、夕刻、いきなりケーキが出現する。各人、それぞれ仕事で切羽詰っており、

「なごやかな職場ですねぇ……ケツに火ぃ着いてるけど」

など口々に言いつつ食す。

●クレラップ(クレハ)のサイトが妙過ぎる!

動画の断片を組み合わせ、20秒(?)のクレラップのCMを作ることができるのだが、締めの一言はひらがな11文字分、勝手な言葉を入力できる。どんなものかは、まず下の再生ボタンをポチッと。

「てぃーさんじゅうよん」とか「ついてないかたやいねん」とかも可。ただし、ちゃんと聞き取れるように言ってくれるかどうかは保証の限りではない。

ちなみに不適切な文句が入力された場合には、「大人の事情で消えました~ゴメン~」という動画に置き換わる。

しかし何より、果たしてこれがニュークレラップの販売促進にどれだけ役立つのかが謎。

●「ガラスの仮面」第44巻を読む。

マヤと亜弓さんと、ダブルキャストでいいよもう。

と思ってしまう読者は私だけではない気がするが、まあそうなったらなったで、「紅天女」はただ一人だけが継ぐという大前提が崩れてしまうわけで非難囂々は必至。

ところでごく当たり前のように、亜弓さんは薄型携帯を使っているし、店頭には大画面液晶が並んでいるし、会話の中にインターネットが出てくるが、連載当初はそんなものは影も形もなかったんじゃ……。ポーの一族かこの人たちは。

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このクズ野郎!

200909091325000b ●始末に負えない雑草の代表格、クズ(葛)がだらしなく花盛り。もっとも咲いている花自体は色合いも形もそれなりに美しい。

 葛餅、葛切りなどに使われる葛粉(本葛)は高級食材であり、これだけ繁茂しているなら有効活用したいものだが、そもそも深く張っている根を掘り出しすり潰して何度も水にさらしてデンプンを取ったうえで自然乾燥するという、やたら手の掛かるものである由。

 「原料」はありふれているのに「高級」なのは、やはりそれなりの理由がある。せめて根を掘り出して乾燥させて葛根湯に……。いや、私自身はそこまで根性ありませんが。

●夕食は専大前交差点近くの地下のインド料理屋にてカレー。普段は編集長I君が夕食:カレーという選択に難色を示す分、I君が不在の時に「じゃあ今日はカレーか」となる率が高まる。

●日々忙しく模型屋に行く間なし。そういえば香港に注文した模型はそろそろ届くんじゃないだろーか。

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でーじなっとん。

ハブデービルが引退するそうだ。あぎじゃびヨー。

 ハブデービルは、沖縄(だけ)を守るローカルヒーロー、「琉神マブヤー」と戦っている悪の組織「マジムン軍団」のボスだ。デービルはdevilであるとともにウチナーグチで「~でございます」という意味なので、悪いんだか謙虚なんだかよくわからないが、実際、マジムン軍団も電柱組以下の零細組織で、ハブデービル以外には幹部のオニヒトデービルとマングーチュ、あとは下っ端のクーバーが2人しかいないのだった。

 それにしても親分がハブで、女幹部がマングースってどうよ!? ボス食われちゃうんじゃないの?

 「琉神マブヤー」は秋田の「超神ネイガー」に続いて制作されたご当地ヒーローで、琉球放送で昨年、全13話が放映されたほか、あれこれイベント出演などは今でもやっているらしい。

 マブヤーはその名が示すように、沖縄のマブイ(魂)を宿したマブイストーンを巡ってマジムン軍団と華麗に戦うのだ……けれど、そのマブイストーンが、たとえば「テーゲー(いいかげん)のマブイストーン」で、マジムン軍団に盗られると、急にウチナーンチュがシャキシャキと働き出しちゃったり、マブヤーを支えるシーサーの化身「ケン」も、茶色の全身タイツの小太り中年の小父さんだったり、お約束で異様に元気のいいオバアが出てきたり。いやまあ、私自身も動画サイトで見たので大きな声で言えるこっちゃないのだが、大ハマリしたのでした。

 対する悪のマジムン軍団ボスのハブデービルもいい味を出していて、手足がハブになっていて凶悪なのだが、マジムン軍団のテーマソングによれば、「わん(自分)もたまには噛まれるさー」だそうだ。その人となりは、マジムン軍団のブログでも如何なく発揮されている。なお、冒頭には引退と書いたが、正確にはボスを「卒業」であり、いつか琉神マブヤーを倒すために修行の旅に出るのだそうだ。

●神保町の事務所に行ったら、先週末のバトルの顛末が社長のCさんにも伝わっており、「G対策担当者」に任命されそうになる。いやそれはちょっと。

●「機関銃の社会史」(ジョン・エリス、越智道雄訳、平凡社)読了。でもたぶん読むのは2度目。日露戦争や植民地で猛威を証明していながら、実は第一次大戦が始まるまで、いかにヨーロッパでは機関銃が“受け入れられていなかった”かが興味深い。

●相変わらず仕事のキューキュー状態続く。きゅー。

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手羽先ハ15m離レルトくろわっさんデス。

●……というのはラーメンズのネタ。

 さて、本日の夕食。手羽のスティックに唐揚風に薄く衣を付けて焼いたもの。なんとなく焦げっぽいのはいいとして、食べてみると妙にほんのりと甘い。そうは見えないが、これは名古屋風手羽先の味を再現しようと挑戦した結果なのだろうか? ……しかしアレはタレを塗ってちょっと照りがあるような気がするし、もうちょっとスパイシーなはずだし。不味くはないけれど、はて面妖な。

 というような感想を言いつつ食べていると、かみさんが白状。小麦粉(唐揚粉)と間違えて、ホットケーキミックスをまぶしてしまった由。そりゃ……まあ……。

●仕事が進まずあまり寝ていないのでモーロー。午前中、I君に電話して今日の神保町の仕事は休ませてもらうが、向こうも焦げ付き気味なのでなお修羅場は続く。

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いらんことをする。

●仕事が進まないと、いろいろなことが気に掛かる。

 キーボードがやたらにホコリだらけのこととか(たぶんホコリだけではなく、模型にリベットを植えようとして、半分以上はピシピシ飛び散っている輪切りランナーもキーの合間に埋まっているに違いない)。

 パソコンのHDDのC、Dドライブの容量がキツめになっていることとか。

 資料棚から引っ張り出して、そのまま足元に積み重なっている本が崩れかけていることとか。

 そんなあれこれが、頭の中の円グラフでうにょうにょうにょと角度を増していって、結局我慢できなくなって片付けを始めてしまった。ダメのダメダメって感じ。これでパソコンのデフラグまで始めちゃったらもうオシマイだ(しませんしません)。

●書き忘れていたが、先週、塩野七生「ローマ人の物語」文庫版「最後の努力」上中下を読了。すでに文庫版では37冊目。この巻はディオクレティアヌスから“大帝”コンスタンティヌスまで。「歴史」としてはあれこれ言われることもあるらしい本書だが、とにかく「物語」としては非常に面白い。もっとも、だいぶ前からすでに「壊れゆくローマ帝国」のターンに入っていて、前半の「成長していくローマ」のワクワク感はなく、むしろ息詰まって来るが、それはそれで。

 一気読みできる量ではないが、文庫の出版ペースに合わせて読んでいると、早く次の巻が出ないかと思う。

 ところでこの「ローマ人の物語」にしばしば「~しない前に」という言い回しが出てくる。まあ、素直に考えると、これは「~しない内に」と「~する前に」の混同で、「なんとなく雰囲気でわかっちゃうんだけど、よく考えるとなんかおかしい」表現の代表格といえる。しかしこの本では頻繁に出てくる割に校正されていないところをみると、新潮社では、この著者独特の言い回しとして許容されているのではないかと思う。ちなみにこんな考察もある。

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Vanatorul de care再び。(14)

200909060013000b  仕事が進まず難渋中。

 ルノーR35は、先日作ったホーンとライトを取り付ける。以前書いたように、写真上に写っている小工具箱の下からフェンダー内側に沿ってホーン(と、おそらくライト)用のコードを取り回しているものと、それがないものと、2種の仕様がある。ルーマニアが使用したR35の場合は後者。

 その場合、コードはどこから引いているのか気になっていたのだが、現存車輌で、ホーン支持架後ろに小穴が開いている(ように見える)写真を発見したので、一応、ホーンのほうには直下に引き込んでいるような感じにコードを付けた。ライトのほうは、そもそもライト自体のどこにコードが付いているかも判らなかったので省略(UEの細部写真あたりを見るとありそうだが)。

 さて、取り付けてみると、明らかにホーンが操縦手用ハッチと干渉する位置にある。実車写真を見ると、本来はぎりぎりクリアするはず。ホーンが大きめなのかとも思ったが、どうもそうではなく、ハッチ横のラインと車体側部との幅が狭すぎるせいのようだ。

 改めて考えると、エレールのキットは車体側面板とフェンダー前部内側が同じ厚みの一体パーツで、そのため、車体側面板の厚み分だけ、フェンダーが車体側に食い込んで、車体幅を圧迫した格好になっている。スタイルにそう大きな影響はなさそうだと思ってそのまま組んでしまったのだが、場当たり的工作のツケがこんなところに……。

 今さらフェンダーをはがして作り直すわけにも行かず(見せかけ上の側面板の筋彫りも入れてしまっているし)、ホーンとライトを縮めるのもそれはそれで変なので、そのまま見逃すことにする。

 ホーンも、本来は台座となっている張り出しがもう少し大きくなければいけなかったようで、若干後ろに下がり気味になってしまっている。

 それにしても、接写するとアラが目立つこと! ちょっと埋めたりヤスったりしないとダメかも……。

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大毎東日ニッポン号。

●9月1日はドイツがポーランドに侵攻し第二次世界大戦が始まった日であり、ポーランド空軍機・陸軍車輌ファンである私としては何かすべきなような気もしたのだが、特に思い付かず。

 2日の晩にかけて、申し訳程度に「小国陸軍キットリスト」ポーランドの項を改訂する。

200909031256000b ●毎日新聞本社のあるパレスサイドビル1階で、同社(大毎東日)「ニッポン号」飛行70周年を記念した展示が行われていること、それが明4日(日付上はもう今日だが)までであることを今頃知って、仕事先のすぐ近所でもあり、行き掛けに寄り道をする。

200909031249000b  70周年記念展示と言ってもそれほど大げさなものでなく、基本は写真パネルや当時の毎日紙面等が中心だが、中には、飛行を記念して作られた布地を使った子供用の綿入れ、などという面妖なものも。

 デザインに枢軸各国の国旗が取り入れられていて、今改めて画像を見ると、フィンランドや汪兆銘政権も入っているので1940年以降に作られたものらしい。……のはいいとして、白赤のポーランド国旗があるのはなぜ? 同配色の他の国なんてあったっけ? それとも切れている左端に別の色が?

200909031250000b  最初に画像を上げてある模型は普段は羽田かどこかにあるもので、風防内側に付けられた、畳まれた長距離飛行用カーテンなど非常に気合を入れて再現された作品。コクピット風防後の輪切りレモンのようなものは天測窓だろうか。ほか、戦時中のものと思しきソリッドモデルのキットも展示されていた。右下に写っているのはキットのシリーズ・ラインナップ紹介のチラシなのだが、ニッポン号とほぼ同型の96陸攻が「新鋭魚雷型重爆」(うろ覚え)という名前になっていたり、陸軍97重爆が「九六重爆」になっていたり。シリーズの中では、I-16が一番作り易そうだ。

 ほか、会場のテーブルにニッポン号以外の戦前の大毎東日社用機のアルバム(といっても大判のプリントをクリアフォルダーに入れただけ)があり、これがなかなか興味深かった。翼上下左右に大きく毎日のマークを入れたニューポール27があり、胴体の色が判れば、キットが出たら作ってみたい感じ。

 それにしても、当時の記事を読んでいて改めて気付いたが、ニッポン号の飛行は出発の数日後にまさに第二次世界大戦が始まっており、よくその時点で中止にならなかったものだと思う。そう思って飛行経路を見直すと、ヨーロッパはスペイン・イタリアと、地中海沿岸しか経由していない。

 無料配布のニッポン号のペーパークラフト(といってもPOP程度のもの)を貰って出る。

「美人時計」なるガジェットが登場したとかで、神保町の事務所のE君が大いに感動する。時間を記したパネルを持った女の子の写真が1分ごとに切り替わる、というもの。

 E君曰く、究極の癒しだ!というのだが、そのE君、しばらくして改めて曰く、「画像が切り替わるのをずっと見ちゃうのでダメだ」。

 1分ごとにT-34の細部写真と時刻が表示される「T-34時計」が設置されたら当かばぶのブログパーツとして採用しよう。

●夕刻、会合だの所用だのライブ出演(!?)だので事務所の正規メンバーは次々いなくなってしまい、K女史、P女史と私のみが残って仕事。

 夜も更けて仕事中、K女史が「黒いアレが! Gが!」と叫ぶ。積まれた段ボールの陰に隠れたり出たりする大ゴキブリ(という種類ではなく、単に成虫を示す)を横目に、叩いたり洗剤を掛けたりするとカーペットに染みになりそうだ、などと言いつつ(その実、要は3人とも叩き潰す度胸がない)オタオタするが、そのうち、使い捨ての透明プラコップを発見、ゆるい追跡劇の末にかぶせて捕獲。

 コンピニ袋で口をふさぎ、然る後に洗剤の刑に処す。

 「事務所本来の主がいない間に、非正規軍である我々が、いかに勇敢に事務所防衛のために戦ったかを示すためにCさん(社長)の机の上に置いておこう」

 などと言いつつ、結局そのまま廃棄。

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Vanatorul de care再び。(13)

200909011058000b まだそこそこ大事な小物の製作が残っていた。Vanatorul de careを作ると言っても、結局差異は砲周りだけなので、あとは単に普通のルノーR35を作っているのと変わらない。

というわけで、前照灯とホーンの製作。この2つを付けるにはフェンダー内側の謎金具を先に工作しなければならないので((12)参照)、今までペンディングしていたのだった。

ホーンはエレールのパーツの表を削り取ってon the markのエッチングを貼り付けたもの。前照灯はタミヤのルノーUEから持ってくる手も考えたが、結局自作した。

前照灯はドイツ戦車のノテック・ライトと構造的にはおそらく同じもので、何となく愛嬌のある形をしている。先端がキューピーみたいにちょこんと尖っているのがチャーム・ポイント。

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桜田さんち(5)

200908310200000b キヤノン「クリエイティブ・パーク」のサグラダ・ファミリア、とりあえず主塔ブロック完成。

作っている最中にも思うが、いかにも「つくし」っぽい。

これから先、同じくらい手のかかりそうな使途の塔4本ずつのファサード3つ、その他諸々あるので、完成はまだ遠い……。

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