Vanatorul de care再び。(8)
●製作中の模型が中断が長くてホコリまみれになる、というのはなかなかみっともない話だが、なんとか気を取り直して製作再開。
●ルノーR35は、車体右後端に専用のラックがあり、ここにジャッキ台とジャッキ用クランクを立てて装着する。隣のフェンダー上に、ヘンテコな水差しみたいなジャッキ本体。
ジャッキ台、といってもドイツ戦車のような木製ブロックではなく、まな板のようなプレートで、表にはジャッキ固定用の4分割の円弧の出っ張り、裏には補強用のリブがあり、端には持ち手用の穴。
おそらく軽戦車用として標準のもので、オチキスが積んでいるのも全く同じものだと思うが、on the markのエッチングに入ってるものはルノー用は細長く、オチキス用は幅広で短く、全く寸法が違う。しかもモールドは、ルノー用は表だけ、オチキス用は裏だけ。実際、実車でもなぜか、ルノーR35は表を向けて装着しているものが多く、オチキス用では裏向きが多いので、on the markは見た目で別のものと判断したのだろう。
とにかく、作品自体は細部は現物合わせで工作を進めているので、このジャッキ台の正確な寸法がどうのということにはならないが、on the markのエッチングはルノー用もオチキス用もしっくり行かず、しかもモールド追加の際に相手が真鍮だとやりにくいので、結局プラ板で自作することとする。
R35の場合、先述のように×印のリブモールドは車体側でほとんど隠れるため、それほど綺麗に仕上げなくても大丈夫だろうという点で多少は気が楽。
一方、表のジャッキ固定部分は、単なる円弧状のリブなのか、それともジャッキ本体の基部と噛み合うようになっていたりするのか、戦中のボケ写真ではどうもよくわからない。
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