敵か味方かわからない。
●たなばた。「棚からバターサンド」の意。
●月曜は定例締切仕事があるので毎週バタバタするのだが、昨日はそれに加えて締切を過ぎて引きずっている別の仕事やら、急ぎで見てくれと言われたゲラやら、会議やら、その会議までに仕上げないといけないラフやらあってさらにバタバタ。
徹夜してへろへろ出掛けていったせいもあるが、結局一番の大物である「締切破り中」は片付かず。その仕事自体、今通っている神保町の事務所のものなので、逃げ隠れ不可能。
●急ぎのゲラは先週いきなり電話が掛かってきたもの。某出版社から何年か前に出した日本語うんちく本を、形態を変えて再出版する由。いまや200匹目のドジョウくらい出まくっている日本語うんちく本だが、これはその中でも割と初期に出た某漢字の大家の先生の本の姉妹編で、しかもその先生の監修で出したものなので、それほどアヤシイ本ではない(と思う)。
とはいえ、それを書いている私自身、かつて「すべからく」は「すべて」と同じ意味だと思っていた時期があるし、(日本語ではないが)堂々と「シュリンプ・パック」と言って哂われたこともあるし。もっと言えば、コーエーの戦車本で先日、「役不足」を「力不足」の意味で書いている部分を見つけて、これはさすがに呆然とした。
もちろん言葉は生き物なので、アレは正しくてコレは間違いと断じること自体意味はないし、この本もそのあたりには気を付けて書いたつもり(当時)。とはいえそれ以前に、当「かばぶ」の文章を見てもわかるように、私本人が日本語を守り育てようというよりは、「結局のところ、こいつは日本語の敵なのか味方なのかわからない」という、戦場において最も対応に困る手合いなので、“内心じくじくしちゃう”部分はないではない。
●徹夜すりゃアタリマエ、な話ではあるが、それ以前にどうにも毎日毎時眠くて仕方がない。というような話を事務所でしたら、E氏もI氏もそうである由で、E氏によれば、それは「日食が近付いているせい」であり、今後22日に向けてますます眠くなるのだそうな。7月22日にはみんな爆睡ですか?
●トライスターのIV号B型、車体の基本パーツのみ切り離して合わせてみたりしているのだが、シャーシも、戦闘室左右も、どうもピタリと行かない。「ここが当たっているから合わない」というのがはっきりしているなら楽な話なのだが、そうではなくて、「どうにも全般的に微妙に合わない」という感じで、だいぶあれこれすり合わせが必要な様子。
●新作交じりのアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」。その新作部分の最近3回は、基本的には同じ場面を、ご丁寧に作画もまったく別で繰り返しているというもので、「まちがいさがし」的様相。このままどこまで引っ張るかが見ものだ。
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