トライIV号B型購入。
●土曜午後。港南台の模型屋さん(かめやま模型)が月内で閉店するため半額セール中という話を聞き、息子と連れ立って行く。普段行ったことのない店に、閉店セールの時だけ行くというのも何となく心苦しいものの。
トライスターのIV号戦車B型があったので購入。初期型IV号はドラゴンでC、D、Eがあり、トライスターでB、C、Dがある。
ドラゴン“すまき”のF型は作り易さも組み上がった感じも感動モノだったが、D型は妙に組みづらい。同じIV号でタイプによって設計に一貫性がないのは、ドラゴンの良さでも悪さでもある。同系列キットの欠点を次回作が引き継ぐとは限らないという点ではメリットだが、逆に、サイバーホビーのT-34STZ1942のように「なんじゃこりゃあ」なキットがいきなり登場する怖さもある。
とにかく、初期型IV号を作り比べる意味でもトライスターのBかCはちょっと欲しかった。一点不安だったのは、同社が転輪セットを「初期型~後期型すべてに対応」として別売していること。IV号の転輪は初期型とそれ以降ではゴムリムの厚みがだいぶ違うのだが、そのあたりが無視されていると厄介だと思ってちょっと二の足を踏んでいた。
実際には、今回買ってドラゴンのF型と比べてみたらだいぶ薄い初期型仕様になっていて一安心。しかしそれはそれとして、別売セットもこの厚みのゴム縁だけで売ってるのか?
ドラゴンもそうだが、小さくもない箱にパーツがぎっしり詰め込んであり、帰宅して、一度パーツを取り出したら収まりきれなくなってしまった。袋を開けて、主要パーツのみ(枝のスリム化のために)切り離す。箱組みの車体下部は慎重に合わせる必要がありそう。
●事務所で先日、何かのはずみに「ニイガタハシリマイマイ」と「マダガスカルレーザーオオトカゲ」の話になり(どういう会話だ)、以来、同じく某青木先生妄想の動物ながら、その生態につき追求し切れていない「イリオモテウラオモテガエル」につき、時折つらつらと考証。今のところ判明している点は(青木氏によれば)、
- 西表島のマングローブ中に生息。
- 体の背側腹側がほぼ対称形で、ほぼ真横に飛び出た眼を持つ。
- 普段はマングローブの下枝に逆さにぶら下がっており、側転の要領でしぱたたたたた……と枝を伝って移動する。
- 天敵はイリオモテヤマネコであり、食われそうになると強靭な手足でイリオモテヤマネコの口中で強靭な手足を突っ張り三日三晩抵抗する。西表島のヤマネコ保護センターには希にアゴの外れたヤマネコが運び込まれることがあるが、これはイリオモテウラオモテガエルの決死の抵抗の為である。
- (追記)当然ヤマネコは前足でカエルを掻き裂こうとするのだが、そうなっては万事休すなので、カエルは舌を使って応戦する。……というような追加設定もあったような。スゲーよカエル!
以前はピパピパのような体形のものを想像していたのだが、改めて考えると、枝にぶら下がっていてこの体形だと風にあおられて大変かもしれない。
関係ないが、世の中には「トゲナシトゲトゲ」という自家撞着に起こした名を持つ、まるで青木氏が考えたような昆虫が実在するそうだ。
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コメント
・イリオモテウラオモテガエルの群がイリオモテヤマネコに襲われたときには,カエルの群の中でもっとも大型の1匹がヤマネコの口の中に自ら飛び込んで,他のカエルを逃がす.
・ヤマネコの口の中に飛び込んだカエルは,三日三晩の抵抗の後,結局力尽きて食われてしまうが,ヤマネコはそれ以降は学習してイリオモテウラオモテガエルには手を出さなくなる.(従ってイリオモテウラオモテガエルに手を出すのは若いヤマネコだけ)
……というのもありましたな.
投稿: 青木伸也 | 2009年7月 5日 (日) 22時05分
ありましたなあ。
それはそれとして、一回襲ったら懲りるようなら、"天敵"じゃないですな(笑)。
投稿: かば◎ | 2009年7月 7日 (火) 10時05分