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前世紀からの謎、解ける(大げさ)

BRONCO1:35のカルロ・ベローチェは異様に気合いの入ったキットで、小国御用達の私は中国やハンガリーが使っているCV3/35を買ったのだけれど、惜しいことに、ハンガリー軍デカールが入っているにも関わらず、ハンガリー軍仕様にするパーツは入っていなくてがっくし。

ハンガリー仕様は武装が独自で(“A Magyar Királyi Honvédség Fegyverzete”では34/A M 8mm機銃とあるけれども、要するにお馴染みチェコ製のZBであるらしい)、基部も独特の形状をしている。さらに指揮車仕様ということなのか、一部は車長席ハッチが一段高くなって、四角いキューポラになっている。

だいたい、他国で改修された型なんて資料不足と決まっているようなものなのだけれど、なんと!ベオグラードのカレメグダン城に現存しているCV35はこのハンガリー仕様、さらにクビンカにはキューポラ付きのヤツまでが残っている。先日発売されたイタレリのL6に入っている資料冊子にはクビンカ所蔵のL6のwalk around写真が出ているのだが、ちゃっかりその隣に写っていて、「うわー、こっちが見たい」とバチアタリなことを考えたのだった(ちなみに反対側の隣はトルディだし)。

作れないとなると作りたくなるのは悪い癖で(といって、本当に作るかどうかはまた別の話)、2両も現存しているとなれば、今の世の中、web上にたんまり写真が上がっていてよさそうだと思っていろいろ検索してみたのだけれど、今のところ、カレメグダンの数枚以上に成果無し。「ここにアッタヨー」という情報をお持ちの方はぜひ。

そんなついでに行き着いたのがココで、大量の実車写真あり。現用が主ではあるけれど、大戦車輌もあって、ものによっては同一車輌をこれでもかと撮りまくっていて驚異的。BT-5なんて300枚以上……。

先日来「河馬之巣」の旧コンテンツをいじっていて、その考証メモページに「ソ連T-70軽戦車の砲塔形状」というのがあるのだが、右前方の形状がはっきりしないままになっていた。最近発売されたminiartのT-70はなかなかスグレモノのキットなのだが、砲塔の非対称はいまひとつ再現しきれていないようで(実は持っていないので、ちらっと箱の中を見ただけの印象)、それもあってちょっと気になっていたのだが、先のサイトにT-70の写真も130枚も上がっていて、ついに解決。右側面前部の三角形は、左に比べてやはり下辺でも“寸詰まり”になっていたのだった。ちょっとスッキリ。

追記:そういえば、「MAGYAR STEEL」に現存カルロ・ベローチェの写真が出てるんじゃないっけ、と思い至る。が、割と最近買ったばかりのこの資料をどうしても発掘できず、自分の整理能力の極端な低さにワジワジする。んぁー。

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