IBG 1:35 Tankietka TKS z CKM Hotchkiss wz. 25

20181019_205450 ●IBMの新作、TKSのキットに関しては、つい先日、20mm砲搭載型のレビューを書いたばかりだが、そうこうしている間に標準型であるオチキス機銃搭載型も出たので、これまた当然のように買ってきた。……しょうがないでしょ! TKSなんだから!(意味不明)

というわけで、主に20mm砲搭載型キットとの差異の部分について簡単に。キットの全容を知りたい、という方は、先の20mm砲型キットのレビューと併せて読んでいただきたい。

なお、このキットも20mm砲型同様、足回りが細かく部品分割された通常版(?)と、履帯と転輪類が一体になった「イージー版」、「イージー版+塗料セット」版の3種類が発売されている。私が購入したのは通常版。

●キット全体の構成は、おおよその部分は20mm砲型と同じ。以下がプラパーツのリストで、黒字は20mm砲と同一、赤字が別。

Aパーツ:車内パーツ(エンジンほか)とフェンダーなど。
Bパーツ:車体下部。
Cパーツ:車内パーツ(トランスミッション、弾薬箱など)、車体前後上面板+ハッチなど。
Dパーツ:転輪類。×2。
Eパーツ:履帯(ある程度の長さがまとまったもの)。×2。
Fパーツ:履帯(1コマずつのもの)。×2。
Jパーツ:転輪桁。×2。
Kパーツ:上部転輪桁。×2。
Lパーツ:武装(オチキス機銃、マウントほか)。
Mパーツ:戦闘室上部、ラジエーター前半。

フィギュアA:機銃を対空銃架に装着して操作中。右立膝。
フィギュアB:同上。Aを補助している感じ。左立膝。

Lパーツ、Mパーツは20mm砲型と機銃型とで枝記号が同じなのだが中身が違う。普通こういうのはパーツ管理上、同じ記号にしないと思うんだがなあ。箱詰め時に間違えて出荷してしまう製品が出てきそうだ。

他、エッチングパーツが3枚(20mm砲型は2枚)、デカールが1枚(20mm砲型はデカールなし)。20mm砲型は挽き物の金属砲身が入っていたが、機銃型には無し。

Lパーツ

オチキス機銃とマウント、対空機銃架、20mm砲型とは異なる幅の上面ハッチなど。

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マウントは実車に比べちょっと凹凸が乏しい気がする。オチキス機銃はそれなりの出来ではあるが、現時点でインジェクションの製品では一番よい出来なのではないかと思われるMENGのパーツ(4枚目写真のベージュのもの)と比べると一段落ちる。特に銃身根元の蛇腹状になっている部分がいまひとつなのは残念。

Mパーツ

戦闘室。発売前は「20mm砲型とまったく同じパーツが入っているんじゃないか?」などと思っていたのだが、実際には違った。

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主な違いは、

戦闘室本体パーツ:
・車長側(右側)前部天井の、グンドラフ式ペリスコープ取付穴の位置。20mm砲型では左にオフセットされているが、機銃型ではマウントの直後方にある。
・スウプスキ式信号旗用パイプの位置。機銃型ではグンドラフ式ペリスコープの両側にある。

戦闘室前面パーツ:
・武装マウントの開口部の面積の違い。当然ながら機銃型のほうが開口部は小さい。
・武装マウントバルジ上面に、スウプスキ式信号機パイプのモールド有り。ただし、実際にはこの位置にパイプがあるのは20mm砲型で、機銃型にはなく、キットの誤り。ちなみに説明図のCG画では、この位置にパイプモールドは描かれていない。不思議なことに、20mm砲型キットの説明書では、そちらのキットパーツにはモールドが無いにも関わらず、(正しく)描かれている。
・残念ながら、武装マウントバルジ右側面の尖頭ボルト頭が、金型から取り外す際に引っ掛けられて、モールドが崩れてしまっている(写真3枚目)。基本は同一形状の20mm砲型用ではモールドは潰れていなかったので、外し方がマズかったのかも。

なお、このIBGのキットでは、機銃型も、20mm砲型も、戦闘室上面の開口部面積は全く同じで、単に右側前方ハッチの形状のみを変えている(私が「20mm砲型とまったく同じパーツが入っているんじゃないか?」と思った理由もそこにある)。しかし実際には20mm砲型では開口部自体がやや狭まっているのが正しい(はず)。キットの開口部面積は、基本、機銃型準拠になっているようだ。

フィギュア

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足回りが分割された「通常版」(?)キットには、フィギュアが2体セットされている。20mm砲型と同じフィギュアが入っているのではないかと思ったが、全く別物だった。ちなみにこちらのキットに入っているフィギュアの枝はA、Bだが、20mm砲型のキットに入っているフィギュアはC、E。……Dはどこに?

ポーランド兵のキットというだけで貴重ではあるが、モールドはちょっとモッサリ気味。2枚目写真はフィギュアBの上半身。

エッチング

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3枚入っているうち2枚は20mm砲型と共通だが、1枚は機銃型専用のもので、機銃弾帯と、弾薬箱(車内装備用のフタの閉まった弾薬箱はプラパーツで複数用意されている)。とはいっても、35スケールで、樹銃弾を平たいエッチングで表現しようというのはちょっと無理がある気がする。その下の銃弾クリップベルト?への取り付けも、説明書の図示ではよく判らない。

デカール

小さなデカールシートが1枚入っている。贅沢なことにカルトグラフ製。

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写真が見づらくて申し訳ないが、戦闘室の3カ所に白で書かれた小さな絵と「Szwadron śmierci」(死の部隊? 死神部隊?)という文字。小さな絵は、大鎌を持って馬に跨っている姿のように見えるので、死神を表しているのではないかと思う。

基本、1939年戦役時のポーランド軍AFVはマーキング等は描かれていないのが普通で、説明書の塗装指示にも「(このマーキングは)例外で、通常の1939年戦役時の車輛として作る場合はデカールは使用しない」と書かれている。付いている意味があまりないデカールだなあ……。

●気づいた点など少々。

車内パーツは、20mm砲型も機銃型もまったく同じ。エンジンやトランスミッションが同じなのは当たり前としても、弾薬ラックと思しきパーツも同じなのは大いに疑問。今回のキットのエッチングパーツから見るに、キットの弾薬ラックはオチキス機銃用のものと思われるので、20mm砲型は(少なくとも車長側は)ハッチを開けないのが無難か。

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ホルトの鈍牛(10) 屋根の組み上げ

●「週末模型親父」さんのところの「SUMICON2018」のエントリー作、RODEN 1:35、HOLT 75 Artillery Tractorの製作記。

●足回りの工作がとりあえず完了したので、屋根の工作に移る。

キットの屋根部品は、以前に工作した大きなトタン屋根、梁のフレーム、前後の支柱、およびそこから斜めに張ってある数本の補助支柱からなる。

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梁のフレームは上のような感じだが、例によって、パーティングライン部分が山形に出っ張っていてみっともないので、ヤスリでゴリゴリと削り倒した。

前後計4本の支柱は、キットパーツは何となくごつく、押し出しピン跡と思われる凹凸もあり、形状的に不満な部分もあったので、真鍮L字材(2mm×2mm)に交換した。長さ約30cmのもの1本で、4本の支柱を切り出してちょっとお釣りが来た。

立てた柱は以下のような感じ。後部の柱は、キットのパーツはフェンダーの上までしかないが、実際にはフェンダーを貫いて、その下まであるらしい。フェンダーに切り欠きを付け、そのように工作。

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支柱には、左右間にバッテン、さらに前後に向けても斜めの補助支柱がある。キットのパーツは厚みがあって余りよろしくないので、これも新たに作り直した。

当初は0.2mmの真鍮帯板で作ろうと思っていたのだが、買ってきた帯板をとりあえず寸法で切り出して合わせてみると、実車写真と比べて明らかに幅がありすぎる(買ってきたのは2mm幅)。改めて、もっと細い真鍮帯板を買ってくるのが面倒だったので、0.3mmプラバンの細切りで代用した。

キットの補助支柱は、垂直のメインの柱から、真っ直ぐ前後方向に、横方向の梁に接続している。実際、以前に動画を貼ったこの車輛ではそのようになっていて、RODENもこの個体を参考にしたのではと思われるのだが、そのほかの写真、特に第一次大戦中の写真を見ると、補助支柱は左右にも末広がりになって、外側の屋根フレームに接続しているらしい。

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これにトタン屋根を載せると、ほぼ外形的には完成になる。

●現時点では、塗装の便を考えて、

  • 基本車体
  • クローラー部足回り
  • 前輪ユニット
  • エンジン
  • ラジエーター
  • トタン屋根

の6ブロックに分割可能。

それぞれを連絡する部分のパーツで、一部未工作の部分がある(足回りとシャーシフレームを繋ぐアームと、ラジエーター後ろ側の支柱)。なんとかそれらも塗装前に取り付けられないかな……などと考えていたりもするが、とりあえず現時点で「ひとまず外形完成」の記念撮影してみた。

ちなみに、屋根フレームを基本車体に固定したため、エンジンはエントツを上の枠に通してから斜めにヒネって前側を柱の間に通す……等々、アクロバティックというか、知恵の輪のような組み込み作業が必要になってしまった。早めに塗装しないと、着脱手順がわからなくなってしまいそう。

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ホルトの鈍牛(9) 操縦席その他

●「週末模型親父」さんのところの「SUMICON2018」のエントリー作、RODEN 1:35、HOLT 75 Artillery Tractorの、じわじわとしか進まない製作記。

●一応前回の続き。

もう片側分の履帯の改修作業も終わったので、足回りに巻き付け、リンク部に接着剤を流して固定。“一応”可動履帯であるにもかかわらず接着固定したのは、動作がスムーズでなく、連結も(特に屈曲部で)外れやすいこと、起動輪を履帯で支える構成に改めてしまったことによる。

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履帯固着後、起動輪位置を仮固定していた冶具(フレーム)を取り外した状態が写真1枚目。起動輪は、2枚目の写真のように車軸の付け根てエッチングソーでシャーシから切り離してある。前にも書いたように、転輪ユニットと起動輪の位置関係を調整するため、および足回り全体を後付けできるようにするため。

●足回りに関する追加工作。誘導輪位置調整装置につき、フレームの「窓部」に咬ませる、左右2つずつのツメを追加。

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●運転席周辺の工作。

▼おそらく左右履帯のブレーキと思しきレバーに繋がるリンクロッドが左右にある。これがなぜかキットパーツでは左右で太さが違い、しかも片側はカマボコ型断面になっていたので、両方とも金属線(燐青銅線かな?)に交換。

ロッドは車両後部の巨大ギアボックスに引き込まれているが、キットではギアボックス内はカラッポで、当然ながらロッドはどこにも接続していない宙ぶらりん状態。

▼座席支持架は上半分部分を真鍮帯板で作り替え。ついでに高さも切り詰めた。

▼ハンドルは型ズレなども激しかったので、周囲のリング部分だけ削り直して使用。スポーク部とハンドルから垂直に生えている取っ手は新造。取っ手は棒状のプラ材から削り出した。長大なハンドルシャフトも、キットパーツは断面形状がいびつだったので真鍮線に交換。

▼フットペダルから後方への操作板棒を新設。

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▼ハンドル前側に付くレバー(スロットル=アクセル?)からは2本の索が前方床に伸びている。現存実車を見ると、どうやらこれは比較的柔らかめのチューブ内を操作索が通っている、という感じのもののようで、現物はピンと真っ直ぐしておらず微妙にヨレているため、なんとなくそのように工作。

とはいえ、結局のところ「工作が下手なのでヨレてしまった」ようにしか見えない。しょんぼり。なお、本来はここで床が途切れていて、そこから索が下側に導かれているのだが、キットは床形状がそうなっておらず、かといって切り欠くと辻褄合わせがさらに面倒になるので、単純に床に穴を開けて誤魔化した。

▼操縦席からトランスミッションを隔てて左側にある燃料タンクを工作。ベルト部分や注入口等のモールドは一度全部削り落とし、継ぎ目を消してから改めて工作。本来、エンジン右側の冷却水タンクと(形状は違っても)似たような造りになっていると思うのだが、工作自体、時間が空いてしまい、その間に写真を眺めて知見が増えたこともあって、いろいろ異なる仕上がりになってしまった。具体的には――

(1).取り付けベルトが二重になっているのを再現。

(2).溶接線を、注入口を避けてちょっと脇にずらした。考えてみれば、構造的に溶接ライン上に注入口を設けることはしないような気がする。もっとも、冷却水タンクのほうは、工作し直すのが面倒なのでそのままとする。

(3).ベルト締め付け用のナットを、今回はちゃんと付けた(冷却水タンクの方はさぼった)。

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●長大なハンドルシャフトの先は、傘歯車を介して回転軸を直角に曲げ、その先のウォームギアで前輪ユニットを動かすようになっている。仕組みそのものは非常に判りやすいが、「え? そんなんでいいの?」という構造。

ウォームギアは、キットのパーツは型ズレ等あって(見えにくい場所とはいえ)使う気になれない状態だったので、アルミ線を巻いた後に三角ヤスリで“目立て”をしてギアを作り直した。前輪ユニット側のギアもパーティングラインが真ん中を走っていて段差もあったので、こちらも三角ヤスリで歯を削り直した。

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●前輪ユニット枠は、以前にも書いたように、キットのパーツは段差が激しくてどうしようもない状態だったので、一度全部モールドを削り落として平滑にしてあったのだが、そこに新たにディテールを工作。

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小さな三カ所の突起は、実車写真から判断すると自由回転するローラーらしいので、バンパー的な役割を持つものなのだと思う。

●ほぼこれで、屋根を残して車体のあれこれの工作は完了。

屋根が付く前の、一番メカメカしく見える姿を何枚か。

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たいふういっか

●先週末は大型の台風24号の来襲。日曜日、このあたりのJRは早々と夕刻からの運休を決定し告知。風雨が激しくなる前にもう運休を決めてしまうなど、ちょっと珍しい。

かみさんは今月誕生日で、娘にX JAPANのライブチケットをプレゼントされ、幕張まで出掛けたのだが案の定公演は中止。ただ一泊して、翌日、鉄道網がボロボロになったなか、あっちこっち大回りして苦労して帰ってきた。ご愁傷様としか言いようがない。

私も川崎の実家に顔を出す予定だったのだが延期。

そして今週末もまた台風が来るそうだ(25号)。

●その台風24号。日曜の夕方までは風も弱く、雨も時々パラパラ程度で「実は大したことないんじゃね?」くらいに思っていたのだが、夜半、ものすごい風雨で、サッシのガラスがたわむほど。割れるんじゃないかとハラハラした。

台風一過の翌日。結構あちこち、ひどい状態になっていた。下は県道沿いの潰れた車庫。柱の基礎のコンクリートごと引っこ抜けているのがスゴイ。

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下は鎌倉逗子ハイランド入り口の大きな看板。四角い鉄柱が根元で折れ曲がってしまった。

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激しい風でだいぶ潮が巻き上げられたらしく、庭木から山の木々まで、かなり塩害に痛めつけられた様子。タブノキあたりは割と平気なようだが、かなりひどい有様になっているものも多い。下は近所のフヨウとアカメガシワ。

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ちなみに「たいふういっか」を「台風一家」だと思っている人の話を昔どこかで読んだ覚えがある。雨とか風とかに加えて、翌日の青空までも含めて「一家」だとか何とか。

●ほんの少し、恩恵も。近所のお寺の駐車場のぎんなん。二日掛かりで洗って干した。

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んなぁー

20180924_013220 ●メイドインアビス。

昨年、アニメが放映されたときは、第一話の最初のほうだけ見てやめていたのだが、最近になって娘から薦められて原作本(現在7巻まで)を借りて読んで大ハマり。

絵はのほほんと可愛い系なのに、話は重くて残酷なのは「まどマギ」あたりとも少し通じるものがあるかも(舞台設定等は全然違うが)。

偶然、ネット上で、ファンの方が作った登場人物のペーパークラフト型紙試作品を見つけたので、作ってみた。ペーパークラフトを作るのはだいぶ久しぶり。

当然のことながら、ペーパークラフトは単純な多面体を作り上げるのは易しいが、複雑な曲面を組み上げるのは難しく、特にこの「ナナチ」は、久しぶりであること、ちゃんとした組立説明図がないこと(ただし組立ステップ写真はあった)もあって、特にズボン部分で苦労した。

足の接地面積は大きくないが、組み上がるとちゃんと自立するのは素敵。

んなぁー(ナナチの口癖)。

●ほとんど青天の霹靂なのだが、四谷仙波堂が閉店するという。FBで聞いて驚いてサイトを覗いてみたら、確かに今月末で閉店するとあり、閉店セール実施中である由。

何しろ最近では月に何度都内に出るかも怪しいくらいだし、四谷自体、普段行き来する道筋ではないのでとても常連客とは言えないのだが、それでも時々は、「あ、やっぱりここに来た甲斐があった」という買い物ができて有り難いと思っていた店なのだったので、無くなるのは惜しい。

18日火曜日、神保町の事務所に行ったついでにセールに寄る。昼過ぎに行ったときはまだ準備中で、夕方開店とのことだったので、仕事終わりにもう一度行く。あいにく日が暮れて土砂降りの雨になってしまい、四ツ谷駅から仙波堂までがえらく往生した。店で久しぶりにむーさんと遭遇。

どちらかといえば今更キットの在庫を増やすよりはアフターパーツを買い込みたい、くらいに思っていたのだが、(少なくとも私が行った時には)キットの在庫処分オンリー。それでも安かったのでつい35キットを3つも買い込んでしまった。セールはいちいち包装できないのでバッグ等持参のことと案内があったのに(もともと大きなものを買う予定がなかったこともあって)用意がなく、普通サイズの35キットの箱を3つも脇に抱えて帰ることになってしまったが、途中、東京駅で寄った本屋で、親切なレジのおねーさんが「大変ですよね。紙袋差し上げます」と、大きな手提げ紙袋を2つもくれた。助かった……。

先日、「初ぎんなん拾い」のことを書いたが、その後も2度ほど、継ぎ足すように拾っている。新鮮なぎんなんは、炒って食べるとえぐみも苦味もなく、ほんのり甘くて美味い。

そして去年あたりから試してみたいと思っていたカヤの実も、ついに味見。

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しばらく前に多少採ってきたのだが、単純にそのまま炒って試してみたものは、「食えないわけじゃないが食い物と言えるか怪しい」レベル。その後、重曹を使って1週間ほどあく抜きし、さらにしばらく乾燥させて、今日(24日)試しに数個だけ炒ってみたら、素朴な香ばしさが妙に美味かった。右写真、右下が殻を剥いて炒ってみたもの。渋皮部分は身に貼り付いていて剥きにくく、焦げた部分がカリカリ爪で多少剥がせるくらい。見てくれは悪いが、この状態で食べても渋皮部分が特に味や食感に悪影響を与えている感じもしない。

もっとも、ネット上で見ると、カヤの実の評価自体が「美味い」から「まずい」まで一定せず、この渋皮部分がえぐみや渋みになっているといった意見もある。処理方法でかなり味に差が出てしまうのか、そもそも樹によって味に振れ幅があるのか、どうもよくわからない。が、とりあえず今回味見したものは美味かったので良しとしたい。

夏の終わり、FBで知り合った市内の知人に場所を教えて貰って拾ってきたヒメクルミ。しばらくそのままとってあったのだが、数日前、ネットで調べたレシピを参考に(とはいってもかなり適当な再現で)くるみ味噌に仕立ててみた。

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今日(24日)、あまった飯で(かみさんの指導で)簡単五平餅を作ってみる。飯粒を潰して小判型に仕上げるのが、ちびが妙に上手い。くるみ味噌を塗った完成品はそこそこ好評。

まあ、五平餅でなくて、普通に温かいご飯に載せて食べても十分美味いんだけれど。

20180925_195105 ●食べたあとのぎんなんの殻を綺麗に元の形に継ぎ合わせて、我が家のチビ(小学3年生)が自分で工夫して小さなネコの人形を作って見せてくれた。

手(というか前足)部分は、別のぎんなんの殻を細かく砕いたものを貼り付けたそうだ。

なんだか普通に民芸品として田舎のお土産屋で売っていそうだ。

小学3年生、侮れねえ。

●赤板先行氏から久々のお誘いがあり、23日土曜日、例によってでんでん氏も交えて川崎で酒を飲む。

そういえば、今度川崎で酒を飲む時には石黒氏も誘おうと思っていたのだが、飲み会のお誘いが割と急だったこともあって(その数日間に京都に出張に行っているときにいきなり電話が来た)失念してしまった。いしぐりん済まん。

飲んでいる最中に、赤板氏が何を思ったか急に、京都のはるとまん氏に電話。ものすごく久しぶりにはるとまん氏と肉声で話をした(もしかしたら10年以上ぶりかも)。

もうちょっと経費が潤沢で、出張に前泊か後泊を付けられれば、京都出張で会うこともできたのになあ……。

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ホルトの鈍牛(8) 履帯

●「週末模型親父」さんのところの「SUMICON2018」のエントリー作、RODEN 1:35、HOLT 75 Artillery Tractor製作記。

今回は「一応キットの履帯を使うんだけれども、もうちょっと見映えをなんとかしたい」編。

●キットの履帯は以前にも書いたように、表面(接地面)はそれなりだが、内側の出来が大雑把すぎる。

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(1) 実物の履帯は、現在でも建機などにみられるように、リンク部分とシュープレートが別体の構造だが、改めて整理すると、

(2) リンク部分は左右2つずつの軽め穴があるが、キットでは省略されている。

(3) 連結ピン部外側のディテールがない。

(4) 転輪と接する部分は、実車ではレール状に逆L字断面になっているが、キットでは表現されていない。ここまでの3つに関して言えば、リンク部とシュープレートが一体成形されている以上、スライド型でも使用しない限りは仕方がない。

(5) シュープレートは実車ではプレスされた薄手のもので、当然ながら接地面の「ニの字」のリブ部分は裏側では窪んでいるのだが、キットでは鋳造なみの厚み。当然接地面に対応した窪みもない。

(6) シュープレート内側に、一見、何かしらのディテールを再現したように見える押し出しピン跡がある。

(7) 起動輪がやや小径であるのと関連して、履帯のピッチもやや短いようだ。

(8) シュープレート表側(接地面)には、(少なくとも軍用タイプとして使用されたものは)本来おおよそ浅いV字型のグローサーが(すべてのリンクに標準で)取り付けられている。動態保存されている現存実車では確認できないが、これは路面/地面を傷めないための措置かもしれない。

●以上の問題点のうち、(5)、(7)に関しては、おそらく履帯そのものを自作するしか解決策がないと思われるのでスルー。また(8)に関しても、凹凸のあるシュープレート表面にグローサーをフィットさせるのが大変であること(1枚だけとかならまだしも!)、前輪と履帯部分の高さの再調整も必要になってしまうことなどから目をつぶることにした。

●残りについても、当初は、(6)にある両側の押し出しピン跡を削るだけでお茶を濁そうと思っていたのだが、キットの履帯パーツは必要枚数より数枚多く、その余りを使って「お試し工作」したところ、ある程度なんとかなりそうなことが判明。リンク部分に若干手を加えることにした。

▼リンク部側面に2カ所ずつの軽め穴を開口。

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片方の穴が噛み合わせのために広がるナナメ部分にかかってしまうため(実車はそうではないのだが)、綺麗に開けられるか不安だったが、細いドリルから段階的に開けることで、なんとか我慢できるレベルに。

本来は冶具など用意して正確に位置を決めるべきだが(ドリルスタンド的なものがあれば比較的容易なのかもしれないが)、私の環境ではいろいろややこしく、結局すべてフリーハンドで開けた。というわけで、実際にはかなり誤差があるのだが、ぱっと見「うわっ、ガタガタじゃん!」というほどでもないのでOKということにする。

それよりも、プラの質が柔らかく粘っこいため、開口部周囲にケバ立ちが生じて、これを綺麗に除去できないのが参った。

▼転輪と接する部分のレールを再現する。簡単な冶具を作成し、同じ形のプラバン片を量産(0.3mm厚を使用)。これを履帯リンク部両側に貼っていく。

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▼貼り増したレール部分は余裕を持って左右にハミダシ気味にしているので、連結後にヤスリで幅詰めを行う。なお、もともとこのリンク部の幅は転輪フランジよりごくわずかに広めなので、転輪フランジ内側も少しヤスって、履帯が綺麗にはまるようにする。

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なお、履板中央にも押し出しピン跡と思われる突起があるのだが、これは履帯を足回りに巻いてしまうとほぼ見えなくなるので放置した。

▼キットではつんつるてん状態の連結軸部外側を工作。先に削り落とした押し出しピン跡突起の再利用。面倒くさいので、見える外側にしか付けていない。

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なお実車では、この部分は、履板側(リンク側)にドーナツ状の盛り上がりがあり、その中心に軸が見えているような状態。というわけで、工作はその点だいぶあっさり手を抜いているのだが、「ないよりはマシ」ということで。

●一応連結可動式とはいえ、チャラチャラと気持ちよく稼働するような状態ではなく、巻くのに苦労しそうなので、(若干の手戻り覚悟で)足回りに履帯を巻いた状態で車体に後付けできるよう、一工夫してみることにする。

というわけで、すでに車体にガッチリ接着してある起動輪軸を基部を残してエッチングソーで切断。先日組んだ転輪桁部分と位置合わせできるよう、後から取り外せるフレームを作って誘導輪を仮固定。

誘導輪外側の機構は、役割がよくわからないが、とりあえずキットのパーツ(写真3枚目)はちょっとお粗末なので少々手を加えた。

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●とりあえず片側分の履帯工作が終わったので、足回りユニットに巻いてみた。だいぶ工作の手間を増やしてしまったが、こうしてみると、わざわざ手を加えた価値はあったと思う(手前味噌)。

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足回り全体の各部バランスも、キットそのままの状態よりはだいぶ良くなった気がする。

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ウツボ

●逗子海岸の砂浜で、打ち上げられたウツボに遭遇(11日午後)。

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ウツボ(ウツボ科ウツボ属の中のウツボ、Gymnothorax kidako)の分布は本州中部以南ということだから、相模湾にいて不思議はないかもしれないが、逗子で打ち上げられているのは初めて見た。

もっとも、数日前、逗子海岸にイノシシが打ち上げられたという話も聞いた(SNSを通じての話で真偽未確認)。

西湘地域からさまよってきたのか、ここ数年、鎌倉・逗子・葉山・横須賀あたりでイノシシの目撃例がちらほらあり、自治体でも注意を呼び掛けているので、存在自体は確かなのだが、それがなぜ海にダイビングすることになったのかはよく分からない。

●9月12日追記。

昨日ウツボが打ち上がっていたかと思ったら、今度はエイが漂着していた。アカエイかな?

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エイは先日横須賀のヴェルニー公園で目の前を泳いでいるのを目撃したくらいなので、ウツボほど物珍しくはない。

●話は前後するが、10日ほど前から、自室窓から見える 隣家2階の外壁に、10cmを超えるかどうかという大きなナメクジがいる。「もういなくなったかな?」と思うと、1日くらい置いてまた出現したりするので、現状、このあたりを縄張りにしているらしい。

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上写真は夜に撮ったので見づらいが、体形はあまりずんぐりしていないし、まだら模様も見えないので、もともと大型のヤマナメクジではなさそう。たまたま発育のよかったコウラナメクジ?

●やはりちょっと前の写真。先週初めの逗子海岸夕景。

夏の間の逗子海岸はさすがに「散歩する」場所ではないので、海辺に出たのはこの日が久しぶり。テレビだかラジオだかで、「平成最後の夏」という表現を聴いて、ああ、確かに言われてみればそうなんだなあ、と思った。

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1枚目は田越川河口、渚橋越しに見る夕日。2枚目は沈んだ夕日で端が光る富士と雲。3枚目は葉山方面の夕雲。

●8日土曜日、近くのお寺で今年初の銀杏拾い。

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まだ落ち始めで、樹によってはまだ実が熟し切っておらず固かった。

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こちらはまた別、市内某神社境内にあるカヤの樹。びっしり実を付けているが、基本、収穫はこの実が熟して落ちて果肉が割れている状態がタイミングであるらしく、これはまだ若い?

銀杏同様、中のタネ部分を炒って食べるものらしいが、私はまだ食べたことがなく、ちょっと試してみたい対象。

●秋の雰囲気、もう一枚。色づく前の瓜模様が可愛いカラスウリ。披露山にて11日。

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IBG 1:35 Tankietka TKS z NKM wz.38 FK-A 20mm

20180905_234011 ●IBGの新製品、1:35「Tankietka TKS z NKM wz.38 FK-A 20mm」を購入したので、そのレビューをば。

TKSは1939年戦役で使われたポーランド製豆戦車。キット名の「Tankietka」もポーランド語で豆戦車を指す(たぶん)。

キットの製品名は妙に長いが、要するにTKSの20mm砲装備型。標準ではオチキス機銃1丁装備のTKSの対戦車特殊型として作られた(たぶん既存のTKSから改修された)もので、生産数には諸説あるが、おおよそ20輌内外。これ以上の実車解説に関しては昔まとめた別項を参照のこと。さらに詳しくは「PIBWL military site」のTKのコンテンツを読んで頂きたい。

IBGは、この「20mm砲型TKS」のキットをほぼ同時に3種類出していて、一つは足回りがロコ方式に一体成形された「イージー版」(製品番号E3503)。もう一つはイージー版に、Hatakaレーベルの塗料がセットされたもの(製品番号E3501)。そして3つ目が足回りが細かく分割された要組立て版(製品番号35046)で、私が購入したのは3つめの足回り要組立て版。

箱絵は基本共通だが、前2者は箱表右下に白カコミで完成見本のCGもしくは塗料セットが出ていて、最後のものは車輛だけでなく乗員+歩兵が描かれている。これは最後のキットにだけフィギュアが付属しているためらしい。ただし、箱に描かれた兵は4名だが、付属のフィギュアは2名。

なお、IBGはオチキス機銃搭載の通常型TKSの発売も予定している。こちらも3種類で発売されるのかもしれない。

●TKSの1:35インジェクションキットは、これまでにTOM/RPM、Mirage HOBBYと2社から出ていて、今回のIBGのキットは3社目。

先行の2キットも、それぞれそれなりに愛情の感じられる好キットだったが、再現度という点では至らぬ点もあり、ポーランドAFVファンとしては(特にTKファンとしては)新キットの登場は喜ばしい。

3社比較はまた次の機会にということで、とりあえず今回はキット内容の紹介を。

●箱の中身はざっと以下のような感じ。

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インテリア再現キットなので、極小の2人乗り豆戦車の割にはかなりパーツ数が多い。miniartのように、枝を細かく分割して金型を減らす方式を取っているようで、小さいパーツ枝が複数入っているものが多い。

ちょっと見づらいが、箱の中身写真の中央やや右下に20mm砲の金属砲身。ほか、小さめのエッチングパーツが2枚。説明書は塗装説明図はカラー。組立説明図部分は全面CG。

▼砲塔のないこの豆戦車にとっては、スタイル上のキモになる戦闘室(パーツ枝M)。先行キットと異なり、前部と後部の2分割。

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スライド金型も用いて、各面の尖頭ボルトも一発で抜いている。実際には、これらはポーランド独特の(というよりTK独特の?)2面尖頭ボルトなのだが、モールドはほぼ通常の丸頭リベットになっている。どうしても気になるという人はMasterClubで「ポーランド型(Bullet-proof bolt "Polish" cone-head)」として発売されているので交換するのも良いが、どのみち、ルーペか何かで拡大しない限りはほとんど判らないと思う。

内部再現キットだから、ということもあるだろうが、上面の乗降ハッチだけでなく、視察口フラップも、武装バルジ両面を除いてすべて別パーツ・開閉選択式(ただし、各フラップ裏面に開閉機構は再現されていない)。

TKSのインジェクションキットで一番最初に発売されたTOM/RPMのキットは、武装バルジ部分の上面の絞り込みが明らかに足りないのがスタイル上の弱点だったが、このキットはその辺は好ましい感じ。

戦闘室上面レイアウトは機銃装備の通常型と20mm砲型では違いがある。

  • 車長/銃手側ハッチが、機銃装備型は前後に開く(後方は中折れハッチ、前方は1枚式の細いハッチ。ただし、初期には前方も中折れハッチだった可能性も)のに対し、20mm砲型は後方中折れハッチのみ。ハッチの大きさ(前後長)も違う。
  • 車長/銃手側のグンドラフ式ペリスコープが、機銃型は機銃の真っ直ぐ後ろなのに対して、20mm砲側は(おそらく砲尾を避けて)左にオフセットされている。

キットはハッチの開き方、ペリスコープの位置は20mm砲型の特徴をフォローしているが、ペリスコープが付く上面固定部は、20mm砲型ではもっと前後に幅広いのではないかと思う。

また、20mm砲装備型では武装バルジ上面にスウプスキ式信号旗用の穴が1つあるが、組立説明図では図示されているにもかかわらず、キットのバルジ部分にモールドは無く、部品も見当たらない(探せていないだけかもしれないが)。

▼車体下部(パーツ枝B)。

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ここもスライド型を使ってバスタブ型に一体成形。内部再現に合わせて内側にもモールドがあるが、とりあえず目立つヒケなどは生じていない。

▼エンジン等を含むパーツ枝A。

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およびトランスミッション等を含むパーツ枝C。

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車内再現はそれなりにきちんと考証されているようなのだが……残念ながら、弾薬ラックはオチキス機銃用で20mm砲マガジン棚ではない気がする。そもそも20mm砲型の車内ディテールの資料があるのかどうかも不明。せっかく車内ぱーつがあるのに、おいそれとハッチを開けるわけにはいかなくなってしまった。

金型に無理があったのか、梱包に無理があったのか、車体後部のルーバーとハンドルに折損があった。簡単に直せる感じのものだが、ルーバーパーツはちょっと厚みが気になるので、ついでに薄く削り直すか、薄い金属板などで作り直すほうがよいかも。

▼20mm砲まわりのLパーツと、「足回り要組立て版」のみに付属している金属砲身。

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▼「足回り要組立て版」の足回りパーツ。転輪類はDパーツ(2枚)。サスペンション、転輪桁などはJパーツ2枚とKパーツ1枚。

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再現度としてはTOM/RPMよりはだいぶよく、Mirageよりやや上という感じ。特に先行2社の転輪がかなり薄っぺらかったのに対し、こちらは厚みが表現されているのは良い。

▼履帯パーツ(パーツ枝EとF)。説明書には、どちらも2枚ずつ入っていると書かれているのだが、なぜかEパーツが3枚入っていた。どちらが正しいのかは組み立ててみないと判らない(が、一定の長さのものが奇数枚になるというのも変なので、たぶんEパーツ1枚は余計なのだと思う)。

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さて、わざわざ足回り一体のイージー版と差別化して出すからには、履帯パーツにはそれなりに気合が入っていて欲しいと思うのは当然ではないかと思うのだが、実際にはだいぶ適当感があって、個人的にはちょっとがっかり。

本来は中央のスプロケットが入る穴部分にも履板同士の噛み合わせがあるのだが、キットパーツは履板の両端でだけ繋がっている表現。また履板表面の凹凸も接地リブ以外表現されていない。ガイドホーンも、実車の「薄っぺらく四角い」感じとちょっと違う。また、少なくとも私が買ったキットでは、3つ入っているE枝全てで、パーツE6に樹脂のショート部分があった(写真4枚目右側パーツ、右下部分)。

ついでに、wikimedia commonsから、実物の履帯写真を引用しておく。

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とりあえず履板表面の模様に関しては、なぜか一番最初に発売されたTOM/RPMのキットがおそらく一番それらしいという、なんとも皮肉な状況。ただし、前述の転輪幅の問題もあり、TOM/RPMの履帯をそのままこのキットに持ってくるのは難しいかもしれない(未検証)。

▼エッチングパーツ。

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なぜか説明書の図示と違って大小2枚入っている。これに関しては小さな正誤表も付属していて、どうやら、エッチング(大)に入れ忘れたパーツ&訂正パーツがエッチング(小)という位置付けのようだ。

戦闘室後面のラジエーターグリルのメッシュがエッチング(大)と(小)の両方に入っているが、これは枠部分がメッシュよりも一段高くなっている表現が付いているかどうかの違いらしい。

●最後に、足回り要組立て版にのみ付属しているフィギュア2体。

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一体はカーキのツナギを着て着座姿の操縦手(たぶん)、もう一体は黒革のコートを着た立ち姿の将校だが、これまで一般の将兵のインジェクション・フィギュアとして、ここまでデブのおっさんがいただろうか!?とビックリするほど恰幅がいい。「模型慕情」さんがまだ更新を続けていたら、ぜひこのフィギュアに付いて一言コメントして頂きたかった。

ちなみに、昔のタミヤの一部フィギュアにあったように、造形のクセとか間違いとかでデブになってしまったわけではなく、あきらかにその体型を意識して作ってある(ように見える)。

その昔、ポーランドのSKというレーベルで「ポーランド戦車兵」のインジェクション・キットが出ていたことがあるが、これはエレールの仏戦車兵セットの名前を変えただけのもので(SKはエレールの再版もの専門レーベルだった)、実際にはポーランド兵とは軍装が違う、という適当なものだった(ヘルメットは同型)。というわけで、1939年戦役時のポーランド戦車兵の35インジェクション・フィギュアはこれが初かも。……いや、いかなる兵科であれ、1939年戦役時の35ポーランド兵そのものが初?(そしてそれがなぜヒゲデブ?)

●総じて、どうも手放しで「決定版!」と称えるほどの出来ではないという感じだが、それでも先行2社のキットより一日の長はある。TKS好きなら手にして損はないと思う。

ただし、どうやら車内は機銃型に準じているようでもあるし、複数作りたい車種ではあっても毎度車内を作りたいかどうかは別なので、「足回りイージー版」よりも、「中身省略廉価版」を出してほしかったな……。

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サファリ・ゾーン

20180830_173012 ●8月30日。横須賀で開催されたポケモンgoのイベント、「Pokémon GO Safari Zone in YOKOSUKA」に(仕事をサボって)出掛ける。

事前申し込みで、比較的軽い気持ちで応募したらたまたま当選してしまったもの。なんだか込み入った手順で、

メールで当選通知が送られてくる。
 ↓
リンクで開くシートを印刷して、開催期間中の指定の日に会場に持参。
 ↓
会場内のポケストップを回すとアプリ内でエントリー画面が開くので、印刷したエントリーシートのQRコードを読み込む。
 ↓
会場の範囲内でだけ、参加者にのみ特別なポケモンが沸く。

仕事先のC社長夫妻含め、非参加組のポケモン仲間から、交換用にたっぷり獲ってこい!という圧力を受けていたので、アホ暑い中、頑張って会場のヴェルニー公園と三笠公園を往復してせっせと捕獲する。

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写真は、この日もでーんと威容を晒していた「いずも」と、それに比べるとひっそり感のある「黒なめくじさん」の「そうりゅう型」2隻。3枚目は三笠と東郷平八郎の銅像。いつにない人出に「またロシアと戦争?」とか思っているかしれん。

ちなみに出現した「珍しいポケモン」は、通常であればアフリカ限定?であるらしい「トロピウス」と、「YOKOSUKA GO!」の綴りに使う「Y・O・K・S・U・G・!」の7種類のアンノーン。

いやいや、本当に暑かった! 頑張った! 日焼けした! 「ポケモンgo」のアプリが頻繁に熱落ちした。

●ついで。ヴェルニー公園の隣にある「ショッパーズプラザ横須賀」の前には、横須賀市内唯一の現役丸ポストがある。というか、これまで何度もショッパーズプラザに行っているにもかかわらず、先日なんとなく検索してみるまで知らなかった。

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なお、横須賀市にはあと3基、小学校の敷地内に単純にモニュメントとして残されている「引退丸ポスト」がある。そのうち一基が、三笠公園近くの小学校(諏訪小学校)にあるので、ついでに寄って塀越しにチラ見えしているのを撮ってきた。

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よく見ると投函口と取り出し口が真逆を向いている。

●数日前、某有名コーヒー専門チェーン店に行ったのだが、注文して出てきたホットコーヒー、「たっぷりブレンド」(要するに大盛)を飲んだら明らかに甘い。

普段、コーヒーはブラックしか飲まないが、別に甘いコーヒーも飲めないわけではない(糖尿病なので飲まないほうが好ましいかもしれないが)。……とはいっても、出てきたブレンドコーヒーが最初から砂糖入りというのはあまりに妙なので、店員さんに「これはこういうものなんですか?」と訊ねたら、曰く、

  • 実際のブレンドコーヒーは、(当然ながら)甘くないのがデフォ。甘いのを出したのは間違い。
  • 甘かったのは、店員が、最初から砂糖入りであるアイスコーヒー用パックを、通常のブレンド用パックと間違えて温めてしまったせい。

……である由。

慌てて謝って交換してくれたのだが、後からよくよく考えると、

  • 昔の喫茶店なら普通だったかもしれないが、最初から甘いアイスコーヒーというのも近頃では珍しい。
  • という以前に、そもそもコーヒー専門店でありながら、アイスコーヒーだけではなくホットのブレンドコーヒーも、豆から淹れるのではなくパックを温めるだけ?

などなど、ツッコミどころたっぷり。少なくともプロセスに関する限り、コンビニコーヒー以下! 値段は3,4倍もするのに! まあ、私自身、味覚はかなり大雑把なほうなので、そのまま普通に出されていれば「まあこんなもんかな」で特に気付かず飲んだと思うのだが。

●5日。仕事で都内。四谷で人と会う約束だったので、昼過ぎに四谷仙波堂を覗いてみたがまだ開店しておらず。用事が終わったあとは、お会いした方と駅前で別れてすぐに地下鉄の改札をくぐってしまい、「あ、仙波堂に行きそびれた」と後から思い出した。迂闊。

神保町の事務所に寄ってから秋葉原に回り道。IBGのTKSを購入。これについてはまたいずれ。

●6日。北海道で震度7の大地震。現地の皆さん、お見舞い申し上げます。

(とりあえず札幌のY氏は無事な様子)

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ホルトの鈍牛(7) 足回りの工作

●「週末模型親父」さんのところの「SUMICON2018」のエントリー作、RODEN 1:35、HOLT 75 Artillery Tractor製作記。だいぶ間が開いてしまったが、今回は前回の検証を受ける形で足回り(転輪ブロック)の工作。

●ホルト75の足回りは、転輪列が直接取り付けられた桁全体(誘導輪も含む)を、コイルスプリングで懸架しているスタイル。

前回書いたように、キットの転輪桁はバランス的にどうもおかしい。ディテールももっさりしていて、実物の“こちゃこちゃ”した感じに乏しい。というわけで、思い切ってまるごと作り替えることにした。

これまた前述のように、ここの前後長を変えてしまうと誘導輪の位置も変わってしまい、履帯の枚数とか車体/フェンダーに対する足回りの位置関係とかまで変わってしまうので、後々ややこしいことになるのは目に見えているのだが、その辺は工作しつつ考えることにする。一言で表すと「行き当たりばったり」。

●転輪桁の工作その1。

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写真1枚目。基本形は最近愛用のwave「プラ=プレート目盛り付き」を使用。桁の横板は0.5mm板で作成。右端の色の違うものがキットのパーツで、新造パーツとは前端部の長さと、後端部形状と違う。転輪間隔は実車写真と見比べてもそうおかしくない感じだったので、キットの間隔を踏襲した。前回書いたように、どうやら第一転輪だけわずかに上方にずれているようなので、約0.5mm、取付穴をずらして開けた。

写真2~4枚目。桁左右の横板位置がずれないように、(というよりも面倒くさくなったので)転輪は桁に接着してしまう。上縁のL字材は0.3mm。「上蓋」部分は0.3mm板で、中央部に0.5mm板で裏打ちした。上蓋上のディテールも0.3mm板で工作。上蓋前方の誘導輪用の切れ込みの形状は適当。

横板上のディテール(ボルト、リベット類)は各種、あちこちから削り取ってきて移植した。転輪軸には「フランケンシュタインの電極」状の突起が付くが、これはランナーを適当な径に細めたものの輪切りとエバーグリーンのプラ棒の組み合わせ。

●転輪桁の工作その2。上面のディテールの作り込みと誘導輪の取付、左右の連結。

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スプリングは0.5mmアルミ線で前回作成したもの。軸はタミヤの2mm径丸棒だが、エバーグリーンやプラストラクトのプラ材と違い、タミヤのプラ材は太さや断面形状が一定しておらず、ほぼ「アンコ」にしか使えない。

「アンコ」として使う場合でも、例えばこのスプリング自体、この丸棒に巻き付けて作成したにも関わらず、改めて適当な長さに切ったプラ材にはめようと思ったら、同じプラ材の使用箇所によってキツくてはまらなかったりした。使いづらい……。

上面に使用したボルト頭は、タミヤのM60A1リアクティブアーマーからの移植。先日新橋に行った際に、タミヤ・プラモデルファクトリー新橋店のパーツばら売りで入手したもの。

誘導輪は前回記事の工作で大径化したもの。誘導輪位置調整装置は基部のみキットのパーツをちょっと削って使用。このへんの寸法バランスは(ある程度修正されたとはいえ)実車とは微妙に違っている感じだが、あまり追求しすぎると(先述のように)履帯を自作する羽目になってしまうので、適当なところで妥協する。

●上部転輪ブロックとの合体。

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上部転輪桁は基本、キットのパーツ。どうも実車では上部転輪の高さは同一ではなく、順に「前下がり」になっているようなのだが、キットの起動輪との位置関係なども考えて修整しないことにした。上部転輪軸部(表側のみ)ほか、一部のみ若干のディテールアップ工作。

自作した下部の転輪桁と比べると大味さは否めないが、車体への取付強度や位置決めガイドとしての利用等を考え、キットのパーツを使用することにした。

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