I号戦車の履帯

●15日金曜日。

午前中、パソコンを立ち上げてとりあえず仕事のメールチェックを使用と思ったら、サーバーに繋がらない。

「あれ? メールサーバー不調?」と思ったら、事務所のメールサーバーだけではなく、JCOMのメールも開けない。あれれ? ネット自体繋がってないじゃん!!

とりあえず、モデムの電源を引っこ抜いて、しばらくして繋ぎ直してみたり、パソコン自体を立ち上げ直してみたりと、お約束の一通りをやってみたが復旧の気配はまるでなし。スマホであれこれ検索してみようと試みるも、スマホもうまくネットに繋がらない。あれ?wi-fiもおかしい? JCOMの回線自体トラブってる?

なんだかんだジタバタして、結局どうにもならず、JCOMのサポートに電話しようと、固定電話の子機を取り上げたら、親機がダウンしている旨の表示。あれ? 電話もダメ? ……ってことは!

階下に降りて確認してみたら、かみさんがカーペットを干すだか何だかでテレビその他を動かしていて、その過程で、我が家の回線関係の大本のコンセントが引っこ抜かれていた。

四苦八苦していた小一時間を返せ!

――久々にコンセント一つ、回線一本で仕事も何も立ち行かなくなってしまう恐怖を味わった。

いざというときに代替で仕事できる環境をそれなりに身近に確保しておかないとなあ。

20211011_182436 ●数日前の夜。

近所の公園にタヌキがおったぞな。

しばらく前にも同じ公園で目撃していて、その時は、体中の毛が抜けてゴワゴワの肌がむき出しになった謎生物姿だった(ダニ疥癬症によるもの)。今回はそれよりだいぶ毛があるが、同じ個体が若干回復したのか、それとも別個体なのかはよくわからない。

ちなみに中央右上のカエルの水飲み台脇に、もう一匹目が光っている!と、ラインで写真を見せた知り合いが言っていたが、実際には「もう一匹」ではなくて、カエルのお腹から突き出ている水道の蛇口が反射しているだけ。

去年、一つ向こうの山で(昼間に)遭遇したタヌキの話と動画はこちら

●基本、模型は模型屋で買うことが多い。

今の世の中、ネット通販で買った方が欲しいキットの買いそびれはないし、むしろ通販のほうが安かったりもするのだが、それだけに、通販に慣れすぎるとあれもこれもとタガが外れてしまいそうで怖い、というのが理由の一つ。いやまあ、それだけの小遣いの元手もないけれど。

もう一つは、やはり店頭でキットの山を前にして物色するのが好き、というのが二つ目。地元逗子の模型屋は壊滅状態ではあるけれども、仕事で街へ出たついでに大きな模型屋に寄れるのは、首都圏在住者の贅沢でもある。

――なんていう建前でいつつ、ついつい(そしてたぶんものすごく久しぶりに)amazonで買い物。

購入したのは、T-Rex Studioの「Pz.Kpfw.I TRACKS Early type(I号戦車用初期型履帯)」。私としては、先日入手したCHINO MODELSのTKS用履帯に続いて、モデラー人生2度目の3Dプリント製品。

実は先日、下北沢のサニーに行ったときに(前回記事)、あれば買おうと思っていたのだが、残念ながら扱っていない由。(「TAKOMの後期型履帯ならあります」と勧められたのだが、それも中身はT-Rex製らしい)。

そのうち、秋葉原にでも行ったときにあれば買うかなあ、くらいに思っていたのだが、「そもそも、どこか扱っている模型店はあるんだろうか」とネットで検索してみたら、通販のM.S modelsに一つだけ!在庫があった。この時点で「どこかで見掛けたら買おうかな」が「これを買い逃したらもう入手できないかも」に意識が切り替わってしまい、“ショッピングカート”に放り込んで……どうせ滅多にしない通販を頼むなら、ついでに何か頼もうかと物色している何分かの間に……在庫切れに!

うっわ。

これでますます「今買わねば」スイッチが入ってしまって、ちょっと探してみたら、amazon上にまだ残っていた。というわけで、あわてて注文した次第。踊らされてるなあ。

なお、品物は水曜日に注文して、「お届け予定」は15日金曜日だったが、翌日の木曜日にはもう届いた。ちなみに製品の箱は7×7×4cmで、手のひらにすっぽり入るくらいの小さいものだが、届けられたamazonの箱は、タミヤの小さ目な1:35戦車・車両のキットが3つは収まりそうな感じ。その昔、

「♪あ~あ~、無駄にでかいボール箱~。
あ~あ~、横にアマゾンの~、マーク~♪」 ((c)ワンカップP)

と、メイコ姐さんが歌っていた通り。

さて、モノはこんな感じ。

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モデルカステンの可動式I号履帯と似たような、「クリッカブル」と「ピン挿し」の折衷型のような形式で、片方は履板にモールドされている突起に引っ掛けて繋ぎ、反対側はピンを挿すというもの。どちら側にピンを挿すかで、履板は右用・左用に分かれており、別々の袋に入っている。挿すピンはカステンのものよりずっと長く、履板中央のかみ合わせを超える長さがある。ピンそれ自体も3Dプリント製品。履板の成形そのものはシャープで美しい。

それにしても、そもそもI号戦車用の連結履帯なんて、別売の履帯製品の中ではかなり小さい部類なのだが、CHINO MODELのTKS用履帯を苦労して繋いだ(と言ってもまだせいぜい20リンク弱)あとでは、「うわ~デケぇ~。扱うの楽~」と感じる。

試しに何枚か繋いでみた。

連結時の精度については、噛み合わせがすんなり入る場合と、ちょっとヒネリを利かせてねじ込まないといけない場合あり。若干の(見た目では判らないほどの)変形や誤差はありそう。ピンも素直に奥まで入る場合と、途中で引っかかってなかなか入らない場合があった。箱には「2時間で完成」と誇らしげに書かれているが、本当かよ……。ちょっと不安。また、ピンはMaster Clubのレジンピン/リベット類のような、「最後のテーパーでキュっと締まる」感はなく、接着無しでは場合によっては抜け落ちも発生しそうな不安も少々。

●ちなみに、I号戦車用履帯は、モデルカステンの可動式でもガイドホーンの形の違いでA型用、B型用の2酒類が出ているが、これは確か、ガイドホーンの形状(アウトライン)の違いによるもの。

今回私が買った「初期型履帯」はさらにそれ以前のもので、ガイドホーンにおむすび型の穴が開いている。T-Rexのほかには、Master Clubのメタル製のものが出ているらしい。

すでにポーランド戦の頃には穴無し履帯が用いられているので、普通に作る分にはキット付属の履帯とかカステンの履帯とかで十分なのだが、中国陸軍が輸入使用したものは、輸入時点ママの穴開き履帯なので、このタイプがぜひ1両分は欲しかった。存在を知った頃はまだMaster Clubの製品もT Rexもなく、「履帯の1枚ごとに穴開け加工するなんて無理~」と、げんなりしていたのだった。

とはいっても、中国軍のI号戦車A型、いったいいつ作るんだ……。

●仕事の締切山盛りセール中であり、模型製作はまるっきり停滞中。

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model 139WC/WSM/WT special hobby 1:72

●仕事から私事から、妙に忙しい。

前月末には、兄が勤めるビジネスホテルが立地する商店街が主催する“まちゼミ”で講師が足りないというので無理矢理駆り出されて第一回の講座をした(オンラインで)。「何の話でもいい、模型でもいい」と頼まれて、なるべく一般の人でも聞ける話題をということで、鎌倉・三浦の山歩きをネタに喋ったのだが、コロナ禍で「おうち趣味」がクローズアップされている今、模型ネタの方がよかったんじゃないかと思ったりもする。今週末に第二回の予定。

ほか、医者嫌いの母を大学病院に連れて行ったり、仕事で久々に(しかし2週続けて)多摩川を渡って都内に行ったり。

●その都内行きの2回目。行き帰り井の頭線を利用したので、帰りに下北沢のサニーへ行く。

20211004_234650 実はICMのFCM35(フランス戦車)を買う気十分で行ったのだが、店内をあれこれ見て回っているうち、こんなキットを発見。うわ。こんなん出てるの知らんかったわ!

そもそも「model 139」という名称でそれがナニモノかわかる人はほとんどいないのではないかと思うのだが、正体は戦間期のアメリカ製の双発爆撃機、マーチンB-10の輸出型。宮崎駿の「雑想ノート」でも有名な、

馬丁式重轟炸機

である(馬丁はメーカー名のマーチンの音写)。

私自身は、「雑想ノート」よりもだいぶ以前、大学時代に、当時絶版だった「中国的天空」をコウ中村さんに借りて読んだ時からのこの機体のファンで、いつかは作りたいと思っていたもの。実をいえば、そのためにずーーーーーっと昔にWilliams Bros製の1:72のマーチンB-10のキットは買って持っているのだが(そしてこれはこれで気合の入ったいいキットなのだが)、「まさか、これが新キットで出ていたなんて!」という衝撃と誘惑に負けた。

●サニーの店頭で見たとき、このキットと重ねてAZUR FRROMの同じマーチン139も積んであったのだが、こちらのspecial hobbyのキットの方が、ほんの少しだけ安かった。AZURもspecial hobbyも、どちらもチェコのMPM系列(そもそもMPMというもの自体が今も存続しているのかよくわからないが)なので、基本同一のキットのようだ。Scalematesを見ても同系キットとして扱われている。

AZUR FRROM版はいくつかバリエーションが出ていて、最初が「B-10 Export WC/WAN」(中国軍、アルゼンチン軍)、2番目が「B-10 Export WH-2/WAA」(オランダ東インド軍、オランダ軍)、3番目が「B-10B in US Service」(米陸軍)。私が買ったspecial hobby版は中国軍、タイ軍、トルコ軍のデカール入りで、基本、AZUR FRROM版の最初のキットの箱替え・デカール替えのようだ。Scalematesでは新パーツが加わっているように書かれているが、ネット上でAZUR FRROM版の中身を見る限り、パーツの差異は判らなかった。

●一応、簡単に実機解説。マーチンB-10は。米陸軍航空隊の双発爆撃機として初の低翼単葉・全金属機。原型機は1932年初飛行、量産型のB-10は1934年から配備が始まっている、らしい(wikipediaによる)。機内に爆弾槽を持つ金属機としては初期のもので、胴体は左右幅に比べ縦幅が大きい。……そんな不細工な魚みたいな外観と、中国での呼び名である「馬丁式」から来る荷車的イメージとが合致するのが魅力(私の中では)。

本国アメリカの軍用機としては、第二次大戦前に一線を退いているが、戦前に輸出型を購入したいくつかの国では大戦中も使用している。輸出型としてのこの機の名称はmodel 139Wで、special hobbyのキット名称になっている139WCはChina(中国仕様)、139WSMはShiam(タイ仕様)、139WTはTurkey(トルコ仕様)と、それぞれの輸出先の頭文字をくっつけたものであるらしい。

中国はこの機を9機購入。1938年の5月には、宮崎駿が「雑想ノート」で描いた日本本土「紙片爆撃」を敢行している。

●キット内容。とりあえずパーツをざっと。

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Aパーツ(写真上左):胴体と尾翼。レシプロ機のキットでは胴体パーツは左右分割が普通だが、このキットは、珍しく上下分割。

Bパーツ(写真上右):主翼とカウリング前面。

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Hパーツ(写真上左):エンジンおよび機内パーツ。

Iパーツ(写真上右):プロペラ、脚など。

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クリアパーツ/エッチングとデカール。デカールは中国空軍2塗装例(1403と3001)、タイ空軍、トルコ空軍各1例に対応。

枝記号がA、B以降かなり飛んでいるので、バリエーションキット間で結構パーツの入れ替えがあるらしい。H、Iパーツにおいても、不要パーツや選択パーツがそれなりにある。

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説明書はカラー印刷。

●内容についてもういくつか。

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ユンカースのような「全面トタン板」ではないが、ほぼ平らな側面は平滑な外板、丸まった上下面は波板を使っているのが本機の特徴。胴体を上下分割にしているのは、この波板部分を綺麗にモールドしたかったかららしい。ちなみに先行する(50年近く!)ウィリアムズのキットは左右分割。ウィリアムズの波板の具合はどうだったかなあ……。フィレットの中に主翼を差し込む!という他にほとんど類を見ない部品分割だったイメージばかり強く残っていて、他を覚えていない。なお、このキットの場合は、胴体(フィレット)と主翼は普通に突き合わせ。

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胴体上側の内面。下側もそうだが、細かいリブモールド付きで、床板や内壁の装置類も、72キットとしては十分な感じでパーツ化されている。リブモールド自体は細いものなので、胴体外側にヒケ等の影響は全く出ていない。

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主翼上下面はこんな感じ。あれ?と思ったのが、カウリングが小さなイボ付きであることと、上面部分でカウリング後端がまっすぐでなく後ろに長くなった形状であること。

ただ、説明書をよく見たら、イボについては削り落とすよう指示があった。どうやらエンジン違いの別の国向けの輸出型に対応したモールドであるらしい。

しかしもう一点のカウリングの後端に関しては未解決。確かウィリアムズのキットはもっと素直にまっすぐな後端だったと思う。実機が(特に中国空軍型が)どうだったかは、なにしろクローズアップ写真等に乏しいので今のところ判断できず。できればもうちょっと写真をかき集めて調べたい。

謎と言えば、キットのデカールに取り上げられている、中国空軍の「1403」号機。これは僚機の「1404」号機とともに、九州へ「紙片爆撃」を敢行したとされる機体。さてこの機番、キットのデカールでは白縁付きの赤で表現されているのだが、同一メーカーのレーベル違い?でプラパーツ自体は同一のはずのAzur FRROMの「B-10 Export WC/WAN」では、なぜか同じ「1403号機」が白縁付き青の番号になっている。

Azur FRROM版よりこのspecial hobby版のほうが発売が新しいので、より有力な説に従って赤に変えたのか(実際に赤が有力であるかどうかは知らない)、それとも「青だか赤だか判らないから、両方出しちゃえ~」ということだったのか、どうもよく判らない。ちなみに「1403号機」はほぼ真横から写した写真が残っているが、当然ながらモノクロ写真なので、「何かの色に白縁付きの番号」ということしか判らない。なお、その写真では胴体下面が上側面より淡い別の色で塗られているようにも見えるが、単に波板のせいでそう見えている可能性もある。いろいろ悩ましい。

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ルノー・ド・タミヤ(3)――予備転輪取付架など

SUMICONタミヤフェスのエントリー作、タミヤのルノーR35の製作記の続き。

毎年お決まりの季節労働がいよいよ佳境に入り(そのくせ、月半ばはすっかりサボってしまい)、しかもその合間に別件の仕事やら用事やらが挟まって来て、工作は遅々として進んでいない。が、とりあえず生存確認および「いや、ちゃんと作ってますって」確認を兼ねて。

●とりあえず、フェンダーと車体上部は接着した。

以前にも書いたように、今回のルノーR35製作では、運よく手に入れたホビーボス製の尾橇を追加の予定。

尾橇装着車の場合、それに干渉する予備転輪は付かないが、取付架自体は残っていることが多いようだ。多いような気がする。多い……よね?

予備転輪を付ける場合は隠れるので取付架は工作しなくてよいのだが、予備転輪を付けないことで逆に見えてしまうので、Passion Modelsのエッチングを使って追加する。

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R35の車体後面にはエンジン点検ハッチが左右にあり、右ハッチには開閉用の取っ手が付いているが、左ハッチはその位置に予備転輪取付架がある。尾橇装着車でも取付架を残している例が多いのは、要するに、予備転輪(もしくは取付架)が左ハッチ開閉時の取っ手を兼ねているためらしい。

ただし、本来この取付架は、直接車輪をボルト止めするベース部分がリングになっているのだが、この部分は尾橇と干渉するので、およそ半分に切り欠いてある(ので、Passionのパーツもそのように加工した)。予備転輪は3カ所でボルト止めするが、止め位置は左2、右1と決まっているようなので、この形状にすると、左側の2カ所が残ることになる。内側・外側の間の放射状リブは、当然エッチングでもパーツが入っているのだが、小さすぎてあちこちに飛ばしてしまい、プラバンで作り直した(そのほうが加工が容易で組立上も楽)。

ちなみにルノーR40では生産段階から尾橇が標準装備のため、最初から予備転輪取付架はなく、左右ハッチともに取っ手に変わっているようで、後面が写った貴重な写真で確認できる例では、尾橇があっても開けやすいよう取っ手の位置自体も変更されている(右写真の赤線部分)。R35で、左ハッチに右ハッチ(のもともとの位置)と対象位置に取っ手を付けている例もあるので、R35の生産末期、尾橇が標準化されて当初はハッチ内側辺中央、その後ハッチ内側辺上部に移ったのかもしれない。

なお、このような取っ手の配置の場合、左ハッチ上部、排気管直下に付く遮熱板は(取っ手位置と被るので)付かない。そもそも遮熱板は、おそらく、排気管の熱で予備転輪のゴムが焼けるのを防ぐために付けられていると思われるので、予備転輪がない尾橇装着車ではそもそも必要がないことになる。尾橇が追加装備された車輛では、遮熱板があるものないもの、両方のケースがあるようだ。

なお、右扉の取っ手は、キットのパーツはやや太めの上に脚無しイモ付けタイプになってしまっているが、実車はもう少し細くて上下にベロがあってリベット止めされているようなので、そのような感じに作り替えた。

なお、誘導輪基部に付く小さなパーツ(B2、右写真の黄色丸部分)が、接着剤の回りが悪かったらしくて、はっと気付いた時には取れてどこかに行ってしまっていた。まさかこんなコチャっとしたディテールを自作しなきゃいけないのか?と茫然としたが、奇跡的にも、机の下のホコリの中に落ちているのを発見し修復することができた。やれ嬉しや。

●その他の些末の工作。

左右フェンダーに工具箱パーツを着けた。右の工具箱(大)は、前面車体側に2つの小リベットを追加。左の工具箱(小)は電装品への配線出口を予め開けておいた。また、両工具箱とも、上面が前面に重なるベロ部分は、固定部側をやや削って、フタ部と段差を付けた。

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操縦士ハッチ下側のダンパーは、現状穴だけ開けてあるが、ここはPassionのエッチングに交換するかも。

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TKS用連結可動履帯 CHINO MODEL 1:35

20210906_171414 ●空恐ろしいものを入手してしまった。

CHINO MODEL製、TKS用連結可動履帯。

当今流行の3Dプリント製品。まあ、さまざまなアフターパーツが3Dプリントで出るようになってきたので、私もそのうち何か必ず手にすることになるだろうと思っていたが、最初がまさかこんなに“とんがった”アイテムになるとは思わなかった。

CHINO、といっても中国製ではなくて(スペイン語だとchineseの意味になる……たぶん)日本製。

●(製品の必要性に関する)バックグラウンド。

これまでにポーランドの豆戦車、TK系のインジェクションキットは、大別して以下の3社から出ている。(約20年前に書いたTK系の実車解説はこちら

TOM/RPM:たぶん90年代に、当初TOMからTKS(20mm)とTK-3が発売され、後にRPMに移って、TKS(オチキス機銃型)だけでなく、TKDやらTKWやらドイツ軍鹵獲仕様やら現実に存在しない変な改造トラクターやら、やたらたくさんのバリエーション展開がなされた。

MIRAGE HOBBY:最初のキットは90年代末? TOMの箱替えかと思ったらまさかの新規開発キットだった。どういう風の吹き回しなのか、たった1輌だけ試作された(既存のTKSから改造)試作改良型のTKS-Bとして発売されたが、実際には通常のTKSとしても組めるコンパチキット。バリエーションとして、前後して出た同社ルノーUE用のトレーラーカーゴを付けたドイツ軍鹵獲仕様も発売された。

IBG:2018年発売の最新キット。基本的なバリエーションは20mm装備型とオチキス機銃装備型の2種だが、それぞれポーランド迷彩色の塗料付きセット、足回りの組立をロコ方式で簡略化させたイージーキット仕様も発売。機銃型(通常キットのみ?)はたぶんフィギュアとデカールを替えて、ドイツ軍鹵獲仕様も出ている。

うち、IBGについては当ブログでもキットレビューを載せている。

20210909_105504 履帯に関しては、TOM/RPMとIBGはインジェクションの部分連結式、MIRAGE HOBBYは軟質樹脂のベルト式のものが付属している。3社の履帯は、おおよそ写真のような感じ(左から、TOM、MIRAGE、IBG)。

実際、車輛そのものに関しては新キットになるほど出来がよく、それぞれが旧キットに比べて、「うん、さすが、一日の長がある」と思わせる出来だったのだが(TOMのキットも初のインジェクションキットとして結構頑張っていたが)、履帯は別で、最新のIBGのキットのものは履板表面の窪みもなくぱっと見でディテール不足(もちろん足回りが一体化されたイージーキット仕様はパターンを云々する以前の問題)。MIRAGEのベルト式はまるでハシゴのような代物で、むしろ最古のTOM製の履帯が一番マトモという状況だった。

そんなわけで、TKマニアであることを自認する私にとっては、ぜひとも手を出してみたいアイテム、ということになる。

●そんな履帯セットの中身はこんな感じ(金尺は私の)。

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3Dプリントされた履板が整然と並んだ板が一枚。パッと見ると目の焦点が変な風に合ってしまってクラクラした(ステレオグラムで変な模様や文字が浮かび上がってくるようなことはなかった)。

ベースの上に並んだ履板は13×20列で、計260枚。付属の説明書によれば、TOM/RPMのキットに使用した場合に片側に必要な枚数は113枚だそうなので、1輌分組んで十分にお釣りが来ることになる。これだけ細かいと破損や紛失が怖いので、十分な余裕は有り難い。例えばMIRAGE HOBBYのキットで(やや足回りが長い)TKS-Bを組み立てたいなんて言う場合でも対応可能だと思う。まあ、わざわざ試作車のTKS-Bを作ろう!なんて人がそんなに多いとは思わないけれど。

流石にこれだけ細かいと、「連結可動」にこだわらなくても、むしろキットに合わせて「リンク&レングス方式(部分連結式)」になっていたほうが組み立てのハードルはずっと低くなるが、TKSはインジェクションキットだけで3種も出ているので、そのどれにも使えることを考えれば、1リンクずつバラバラの方がよい。それに、3Dプリントするにあたっても、同じ図形の単純な繰り返しである現状のほうが、少しずつ傾きが変わる連結体よりも楽なのではないかと思う(素人の想像)。

20210906_220242 ●組立に関しては、説明書ではおおよそ以下のように指示されている。

  1. ニッパー等を使ってサポート材(役割は異なるが、形状的にはインジェクションプラキットのランナーゲートに当たる部分)を根元部分で丁寧に切り離す。その後、サポート材を部品の至近位置で1つずつ切り離し除去。
  2. 履板を繋げ、かみ合わせ部に連結ピンを通す(0.1~0.2mmの金属線を推奨)。
  3. ピン外側を瞬着で固定。

1に関しては、当初はニッパーで数リンクを切り離してみたが、そもそも極小の履板にサポート材の「脚」は6本も繋がっていて、しかもその脚の位置が一直線ではないので、一度には切り離せない。そのため、どうしても切断中にパーツに余計な力がかかることになって不安なので、現状、ベース板の端から、ペンナイフでそぎ取るような形で切り離す方式をとることにした。

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「エッチング・ソーで切り離すのはどうだろう?」などとも考えたが、まだ試していない。ちなみに樹脂の“質感”は、通常のインジェクションキットのスチロール樹脂よりはやや硬めでもろい感じがするが、レジンキットの無発砲ウレタンよりはずっと粘りがある印象(それが3Dプリントの樹脂で一般的なものなのかどうかは経験値が低いので何とも言えない)。

現時点で20数枚切り離し、サポート材を除去したが、そこまでの過程で、2リンク、ガイドホーン部を破損した。そこそこ慣れてきたので、今後はもっと歩留まりがよくなるはず。

20210906_222847 それにしても、とにかく履板が小さい。72のIV号戦車(レベル)と比べてみたが、TKS用のほうが小さかった。なるほど、つまり72のIV号戦車の連結可動履帯も可能ってことか……(もちろん欲しいと言っているわけではない。言ってないよ! 本当だよ!)。

さて。

とりあえず履板それ自体は切り出したが、これを繋ぐという激しく大変な作業が待ち受けている。

繋ぐにあたっては、指先で一つ一つ繋げていくのは流石に無理があるように感じたので、写真のような治具を自作した。ガイドホーン間の寸法におおよそ合わせ、タミヤの3mm角棒に0.3mmプラバンを両側に貼り増して3.6mm幅のガイドを作ってプラバンのベースに接着。作業中に位置決めしやすいよう、片側にはストッパーを付けた。

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それでもこれで格段に作業がやりやすくなったかというと微妙なところ。なお、CHINO MODELさん自身も繋ぐ作業をやり易くするため、もっと本格的な(ちゃんと一枚一枚位置決めできる)治具を検討中とのこと。

ピン通しは、プリント上の都合で噛み合わせの中心部分にピン穴が開いていないため、一本のピンを突き通すことはできず、いわばカステン方式で左右からそれぞれ挿すことになる。一本で行ければもう少し繋ぎ作業が楽そうだが、自分で開けようにも、私が持っている0.2mm(~0.4mm)のドリル刃は、チャックに噛ませやすいように根元が太くなっているタイプで、刃先が短いので中央の噛み合わせまで届かない。もちろん根元が太くなっていないドリル刃なら、長く出せば行けそうだが、200枚以上開け直す間にポキポキ折ってしまう未来が想像できてコワイ。

なお、左右の穴に関しても、プリント時の誤差その他で一部狭まったり塞がったりしている可能性があり、作業前に一度ドリルでさらっておくことが推奨されている。私が作業した感じでいうと、サポート材が長い方の側で一部狭まっていることがあったが、低い方の側はしっかり貫通していることが多かった(といっても、まだほんの一部しか作業していないが)。

ピンに使用する線材については、伸ばしランナーも試してみたが、現在では細い(0.2mm程度?)のエナメル線を使用。たまたま手元にあったから、だけでなく、挿した後の切り詰めを考えると柔らかい線材のほうが都合がよかったため。もともとパーツが極小なので、線材があまり硬い必要はない。もっとも、ちゃんと内側の噛み合わせの穴に入れるまでが非常に大変で、それを考えると、穴を探り当てやすい硬い線材(真鍮線など)のほうがいいかも。……今度都会に出たら買ってきて試してみよう。

●長くなったので、実際のキットとの整合性等については改めて。

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ルノー・ド・タミヤ(2)――工作開始とジャッキ台

●SUMICON「タミヤ・フェス」参加作、ルノーR35製作記。

とりあえずエントリーはしたものの、8月中はまったく手に付かず。こりゃイカンと思い、せめて8月中に始めたという格好だけは整えようと、31日になってちょこちょこいじる。

とはいっても、エッチングに取り換えるなどの理由で後々邪魔になるダボ穴のいくつかと、車体上部と上部側面下側パーツの接着部の一部に出来る変な段差を埋めるため、ランナーとかプラ片とかをくっつけただけ。地味すぎる!

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●流石にそれだけでは何だなあ、という気がしたので、前からちょっと尖り過ぎな感じが気になっていた、砲塔右後ろ上の角をちょっと丸める。先日亡くなった仁鶴師匠を偲びつつ、

四角い仁鶴がまぁるく収めまっせ!

などと呟きつつ、あっちこっちの角度から見て具合よくなる感じに削る(といっても、たいして削ったわけではない)。丸めるにあたって邪魔になる上面のパッチは削り落とした。

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もっともこれは多分に私の好みの問題で、実車でもタミヤのキットくらい尖っているように見えるものもあり、タミヤの間違いとは言えないようだ。

ルノーR35、オチキスH35に搭載された規格品のAPX R砲塔は、複数の工場で並行生産されているためか、おそらく工場別/ロット別で、この角を含めて、形状には微妙に差異が見られる。

ちなみに右側面前半についても、タミヤはいわば「ふっくら」タイプだが、エレールやトラペのようにここが窪んだ「げっそり」タイプもある。もっとも、ブロンコのように折り紙細工っぽくカクカク凹んでいるのは流石にやり過ぎ。なお、各社砲塔比較については過去記事参照のこと。

●そしていきなり些末な工作。

右フェンダー後部には、ジャッキとジャッキ台ラックがあるが、タミヤのキットでは、ラックと一体モールドされたジャッキ台の裏側はつんつるてん。しかし、車体側を向いていることが多いとはいえ、割と普通に見えてしまうジャッキ台裏のリブパターンがないのはちょっと寂しい。

我が家には、だいぶ年季物のON THE MARK MODELSのR35/H35用エッチングも2セットあって(1枚は使いさし)、これにジャッキ台が入っているので、当初はこれが使えないかと希望的観測を立てていたのだが、エレールを作ったとき同様、結局サイズが微妙に合わなくて断念した。

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以前にも触れたことがあるが、ON THE MARKのエッチングにはルノー用(黄丸)、オチキス用(赤丸)に2つのジャッキ台が付属しているものの、それぞれ表裏で別物だと認識してしまったらしく、片面しかないだけでなくサイズも異なっている。ルノー用にプラバンを貼り増して使えれば楽だったんだけどなあ。

そんなわけで、プラバンから自作する。エレールの時に一度作ったので、「おおよそこうすればできる」という手順がすでにあり、あとは淡々と手を動かすだけ。

Passion Modelsのエッチングのジャッキ台ラックはタミヤのパーツに合わせて設計されているはずなので、タミヤ準拠の大きさで製作。材料はすべて0.3mmプラバン。

サイズに切り出したベース(縁取りを考慮してタミヤのパーツより一回り小さくする)に、まずは内側のリブを貼り付ける。その後、しごいて柔らかくした縁材を周囲に巻いていく。工作しやすくするため、最終的なリブよりだいぶ高め。しっかり接着固定されたら、ゴリゴリと削って適正な厚みにする。

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現時点では表側は未完で、この後、ジャッキ位置固定用の円弧のリブを付ける必要がある。最終的にラックに装着する際には、表側(円弧のジャッキ固定リブ)があるほうが外側を向く場合が多いようだが、逆の例もある。せっかく作った裏のリブを見せびらかすために逆向きにするのもありかなあなど、あざといこともちらりと考慮中。

●車体側部、数カ所に出来る小さな段差(というか窪み?)を埋め終わったあとに、鋳造時の型分割ラインを入れる。当然ながら、工具箱に隠れてしまう部分はオミット。

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いつもながら、伸ばしランナーを貼って接着剤で溶かして潰して……という作業。当然ながら、同じ「鋳造型の分割線」ではあっても、T-34の砲塔のようなゴツさはなく、ごくごくおとなしいもの。表面もあまりゴツゴツさせず、「これは溶接線ちゃいますよー。鋳造型分割線ですよー」というのを示したいと思ったが……どこが違うんじゃ状態。ちょっと反省。

ちなみに砲塔裾部にも鋳造型分割線はあるのだが、そちらは(通常)さらに目立たないので、キットのパーツの接合線をわずかに残す感じでヤスるだけに留める。……「接着した後、ちゃんと消さなかったでしょ」状態にしか見えないのが難点。

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PZLの大ナマズ(2)

●人間、やらなければいけないことがある時ほど、関係ないことをしたくなるもの。

しかし、仕事をサボって模型に手を出すというだけではなくて、その模型のなかでも、いま最も作るべきルノーR35ではなく、さらに別のものをいじってしまうというのが余計にひねくれているというか、余計にあかんというか。

●とはいえ、根を詰めないと進まない仕事をサボっての模型作りといえば、これまでにも何度か書いているように、これまた考えたり工夫したりが必要な工作ではなく、ひたすら無心に削る(しかも具体的に完成を目指すわけでもなく)といった工作がしたくなるわけで、そこで登場するのが例によってバキュームフォームキット。

というわけで今回取り出したのは、ポーランド、miniplast社製の1:48、PZL 46「スム」単発軽爆。前回記事を書いたのは(そして一部パーツを削って貼り合せたのは)、2018年2月だった。お。割と最近だね。

とりあえず、ずいぶん前に主要パーツをプラバンから切り離すだけはやってあって、そこから、前回記事の段階で本格的に削って貼り合せたのは、

  • 左主翼
  • 水平尾翼
  • 左垂直尾翼
  • 左主脚
  • 左右主車輪

●今回はこれに加えて、右垂直尾翼、右主翼、右主脚を削って貼り合せ、さらに胴体左右も削った。胴体は中身を作らないと、この段階では貼り合せるわけにもいかない。また、前面を除いてカウリングは胴体と一体だが、カウルフラップ部分が埋まっているので、一度切り離して工作する必要がありそう。

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翼表面は、48としては表現が大味かもしれないが、パネルラインは凹だし、なかなかシャープ。胴体側面や、主翼の内翼・外翼の境目にある帯状の凸部も綺麗に浮き出ている。

主脚は車輪と一体にモールドされているが、主車輪は別部品が用意されていて、一体の車輪部をくりぬいて挿げ替えるようになっている。

●バキュームフォームのパーツをガリガリとヤスリ掛けしているとプラスチックの粉だらけになる。考えてみれば、プラモデルのヤスリ掛けというのは、現在大いに問題視されているマイクロプラスチックを大量生産しているわけで、それを思うと、プラモデルというのは「20世紀後半から21世紀前半までの、短期間だけ存在した趣味」ということになりそうな気がする。

●そんなこんなで、「無心にバキュームフォームを削りたい」欲はある程度鎮静化したので、次回はいよいよR35の製作に入りたい。

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イヌビワ

●数日前(24日)、チャーリー・ワッツが亡くなったそうだ。……というのを今日(27日)になって知った。

ご冥福を祈りたい。

●そしてそれよりもう少し前。奄美大島在住の(母方の)叔母が亡くなった。

もともと奄美大島は父母の郷里ではあっても私は東京生まれの川崎育ちということもあって、親しい親戚がいなくなるたびに、どんどん奄美大島が遠くなる。まだ幾人か、知り合いがいる間に一度行っておきたいなあ。

ちなみに父母の生まれた集落は、奄美大島の中でもさらに外れで、歩いていて誰か村人とすれ違うと(普段、知り合い以外と会うことがないので)、すれ違った後ろのほうで「たるきゃ? たるきゃ?」(誰だろう? 誰だろう?)と囁かれてしまうくらい、田舎度が高い。もちろんそれはずいぶん昔の話なので、今はもうちょっと状況は改善されているかもしれない(あるいは逆に悪化しているかもしれない)。

20210819_181930 ●ナス科の地上絵。(特に意味はない)

近隣の自治体のほとんどが、コロナ禍によって海水浴場の開設を見合わせるなか、逗子だけは海開きをして、そのために夏の前半は、逗子駅前からすでにウェーイでパリピな若者が多数闊歩していたが、感染状況の急激な悪化によって、8月に入って早々、短期間で海水浴場閉鎖になってしまった。海の家の損害は大きそうだ。

こんなことなら最初から開かなきゃいいのに……って、今さら言ってもしょうがないわな。

ちなみに海水浴場が閉鎖になって、海の家やシャワーは使えなくなっても、海岸への立ち入り自体が禁止されているわけではないので(一応「来訪はご遠慮ください」と貼り出されてはいるが)、海遊びに来ている人はそれなりにいて、むしろ「これくらいの人口密度なら海水浴場として快適だよね」くらいの感じになっているのは皮肉な話。……なんてことを書くと、たまたまこのページを見て「じゃあ行ってみようか」などと良からぬことを企てる人がいると困るので書いておくが、コロナリスクを抜きにしても、夏の後半の逗子の海はほとんど「濃厚クラゲスープの中で泳ぐ感じ」になりかねないので止めておいた方がよい。

●というわけでクラゲ話題。夏の後半の楽しみのひとつで某所にヒメグルミを拾いに行き、帰りに逗子の砂浜を通ったら、波打ち際に何やら見慣れないものがポツポツと。

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1枚目の写真は端に私のつま先も写っているので、おおよその大きさが判ると思うが、100円玉~500円玉くらいの白い円盤の周りに青いコロナ(天体現象のほうの)。クラゲ……なんだよなあ?とは思ったものの、ミズクラゲやアカクラゲは時々打ち上がっているものの、これには初めて遭遇した。

帰宅後調べてみると、やはりクラゲの仲間で、外洋性で黒潮域にいるギンカクラケという種類であるらしい。まんまな名前。ちなみに毒性は弱いものの、人によってはアレルギー反応が出る由(wikipediaによる)。

さらに調べてみると、珍しい遊泳性のウミウシで、とことんファンタジックな形態をしたアオミノウミウシは、このギンカクラゲを好んで捕食しているらしい。稀にこのあたりの海岸に漂着することがあるというのを以前に読んで、見られるものならぜひ見たい!と思っていたものだが、もしかしたら、これらのギンカクラゲの近くにアオミノウミウシも打ち上げられていた可能性も!?

……と思って2日ほどしてまた海岸に行ってみたが、すでにギンカクラゲさえ影も形もなかった。季節に天候、潮の満ち干や流れで漂着物はくるくる変化するので、何が見られるかは本当に運次第。

●季節の拾い食いネタ。前述のヒメグルミ、さらには今年はちょっと早めにギンナン、そしてもう少ししたらカヤの実と、晩夏から秋はだいたい「ナッツ系の季節」なのだが、それとは別に、今が旬のベリー系がイヌビワ。形状から「ビワ」の名が付けられているが、実際にはイチジクの仲間。熟すと赤黒くなる、1~1.5cmほどの実を付ける。

「イヌビワの実は食べられる」というのはもう何年か前から知っていて、試したことはあったのだが、最初は雄花と雌花を間違え(雄花も雌花(実)とそっくりに肥大する。が、口当たりがスカスカで味もそっけもない)、次はちゃんと実を食べたものの、「ほんのり甘いかな?」程度で非常に間の抜けた味。この夏も、近所でまた赤黒く熟していて、それがだいぶ鳥か虫に食い荒らされていたので「あれ? ここまで食われているってことは、もしかしたら美味しい?」と思って試してみたが、やはりマヌケな味だった。というわけで、私の中では「食べられないわけではないが、決して美味しくはない」という分類に決まりかけていた。

ところが、facebookで知り合った同じ逗子の「拾い食い仲間」でモデラーでもあるTさんがそれなりに美味しいイヌビワがあるという。そこで、あきらめ悪くもう何度か試してみることにした。

――ら、なんと。本当に(割と普通に)美味しいイヌビワがありましたよ奥さん。

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美味しいイヌビワに行き当たったのは、普段から割とよく歩く山道の途中。単に赤黒く熟しているだけではなく、へその部分から蜜があふれて滴っているくらいが食べごろのようだ。外の皮は張り切っているが、摘まむと柔らかく、中は汁気がたっぷり。ただ、蜜があふれているくらい熟していても、他の場所の株だとあまり美味しくなかったりするので、やはり、かなり当たり外れがあるもののようだ。

結局、ここ1週間ほどの間に3回ほど行って、そのたびに5粒、10粒とつまみ食いしているのだが、(たいして大きくない株だが)鈴なりになっているので、まだまだ食べ出がありそう。なお、最初は外から押しつぶし出すようにして中身だけ食べていたが、皮ごと食べても口当たり的にも味的にもまったく問題ないことがわかった。

●ほか、身近な生き物話。

先月、二子山でカラスアゲハに遭遇した話は書いたが、22日、近所の名越切通でも山道の水たまりに吸水しにきているのを見かけた。

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綺麗に翅を広げているシーンは撮れなかったのがちょっと残念。とはいえ、この近辺ではせいぜい数年に一度くらいの頻度でしか会えないカラスアゲハに、(兄と三浦アルプス南尾根ルートを歩いているときにも一度見たので)今夏はもう3回も会っている。ちょっと得した気分。

その7月の二子山行きの時には(それを期待して行ったにもかかわらず)会えなかったハンミョウにも、数日前(25日)、衣張山から杉本寺方面に抜ける手前で会った(しかも2匹)。

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林下でやや薄暗く、しかも警戒心が強くなかなか近寄らせてくれなかったこともあって、これまたあまりシャープで綺麗な写真は撮れなかった。

●Das Werkから、1:35で「ラムティーガー」が発売になった由。おもに市街戦で、体当たりしてバリケードを突破する目的で試作された車輛。ポルシェティーガーの車体に亀の甲羅のような(先端のとがった)構造物をすっぽりかぶせたもので、STAR WARSあたりに出てきそうな形態をしている。昔からスクラッチネタ/ガレキネタとしてそこそこ知られた存在だったが、とうとうインジェクションで出るとは。

……なんてことは単なる前振り。これのamazonの英語ページの商品紹介が、なぜか「Ram(衝角)ティーガー」ではなく、「Lamb(子羊)ティーガー」になっている(解説の途中にも、もう一カ所)。

Lamb

「羊の皮をかぶった狼」という表現はたまに聞くが、これって、「子羊の皮をかぶった虎」ってこと?

●ここ10日ほど、まるで心を入れ替えたように(?)真面目にガシガシ仕事をしていて、そのため模型製作はすっかり滞り中。そろそろルノーに手を付けないとなあ。

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ひょろひょろとにょろにょろ

●仕事も趣味も大絶賛停滞中。いかんね。

●2度目のコロナ・ワクチン接種終了(8日)。翌日、注射を打ったほうの肩が痛かった以外に特段の副反応なし。むしろ接種前の土曜日に兄と三浦アルプス南尾根ルートを歩いたための筋肉痛のほうがひどかった(数日間ずっと痛かった)。「真夏に起伏の多い南尾根ルートを歩くもんじゃない」というのをつくづく思い知った。

●激しく暑い日が続いていたが、数日前より雨。毎年「あの日も暑かった」と回顧されることが多い終戦記念日の今日(15日)だが、むしろ肌寒い。

●身近な生き物関連あれやこれや。

▼かみさんが「何か巣みたいなのができてる!」というので、縁の下を覗いてみたら、入隅に握りこぶし大の泥の塊が付いていて、その上にひょろっとしたハチが一匹陣取っていた。

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こういう泥の巣を作る、黒と黄色の細身の狩人バチには、在来種のキゴシジガバチと外来種のアメリカジガバチがあり、特に近年ではアメリカジガバチが優勢で、キゴシジガバチは地域によっては絶滅危惧種にもなっているらしい。

最初に撮った写真(左側)では両種のどちらか判別できなかったが、翌日改めて横方向から撮影(右側)。柳腰もここに極まれりみたいな細い腹柄が(名前の通り)黄色いことで、在来種のキゴシジガバチのほうだと確認できた。アメリカジガバチはここが黒いそうだ。

ちなみに名前に「ジガバチ」と付いているうえ、スタイルも地面に穴を掘る方の(腹の一部がオレンジ色の)ジガバチとよく似ているが、いわゆるジガバチはアナバチ科(ジガバチ科)のジガバチ亜科、キゴシジガバチやアメリカジガバチはアナバチ科の別亜科(Sceliphrinae亜科)で非常に近縁、というわけではないようだ。

上の2枚は縁の下の暗がりにスマホを突っ込んで撮ったのでお世辞にもいい写真とは言えないので、何年か前にヤブガラシの花に来ていたところを撮ったものを一枚。

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先述のように他地域ではアメリカジガバチに押されているキゴシジガバチだが、逗子では今のところ(少なくとも私は)、キゴシジガバチしか見たことがない。とはいっても、私自身出会って写真を撮ったのは数年に一度間隔で3度目くらいなので、それほどありふれているわけではない。縁の下の巣からは、ぜひ元気に新世代が巣立ってほしいと思う。

▼逗子鎌倉近辺の山すそには、割と季節を問わずだらしなく咲く大輪の紫のアサガオがよく繁茂している。おそらくノアサガオという野生種で、もともとは熱帯~亜熱帯地域に広く分布しているものが、近年ではこのへんまで勢力拡大してきているものらしい。

さて、ノアサガオの葉が、やたらめったら食害されている様子も目にする。いったい何が食い荒らしているんだろうと近寄ってよくよく観察してみると、こんな虫があちこちにいた。

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甲羅部分が透明で四周に張り出したカメノコハムシの仲間だが、今までに見たことがあるカメノコハムシの仲間(ジンガサハムシとか)に比べるとかなり大柄。調べてみると、どうやらヨツモンカメノコハムシという種類で、これまたもともとは南西諸島以南に分布していたものが北上してきたらしい。ちなみにカメノコハムシの仲間では国内最大級である由。名前の由来は黒い紋が左右に2つずつあるからだというが、後方、翅の合わせ目部分も黒いので、むしろ「イツモン」と言った方がいいんじゃないかなあ。なんて今さら言ってもしょうがないけれど。

▼さて、そんなノアサガオの食害を観察していたら、葉の陰からこんな奴が顔を出していた!

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あまりに目の前にいてびっくり。葉に隠れていて全体を観察できていないが、1m以上、おそらく1.5mくらいは優にある気が。胴の太さは2cmくらいあったと思うが、背中のハシゴ模様からするまだ若いアオダイショウではないかと思う。しばらく前にも道ににょろにょろ這い出してきたシマヘビまたはアオダイショウ(どちらかよくわからず)を見たが、どうも最近ヘビ遭遇率が高い。

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ルノー・ド・タミヤ――スタート前チェック

20210710_233231 ●前回書いたように、8月1日から、「週末模型親父」さん主催で、タミヤIV号発売記念のSUMICON特別版「タミヤフェス2021」がスタート。レギュレーションはざっくりと「比較的最近発売されたタミヤの陸物」。お手付き可。

IV号それ自体は(最新のGもその前のFも)買っていないものの、スチュアートとかKVとかルノーR35とか、新しめのタミヤキットは我が家にもそこそこある。どれにしようか(ちょっとだけ)考えた後、R35でエントリーすることにした。

●タミヤのR35は、ほぼ発売直後に入手して、パーツチェックがてら、ほんのちょっとだけいじっている。特にその際に全体のレビューなどは書いていないが、APX R砲塔についてだけは、タミヤ、ホビーボス、ブロンコ、トラペ、エレールの5種のインジェクション製品の比較記事を書いている。

8月1日以降、まだ工作は再開していないが、以下、確認がてらのスタート前状態の報告を。

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上写真左:現状、私のタミヤR35の箱の中はこんな感じ。車台の箱組その他少々は工作。写真にも写っているが、ディテールアップ用にPassion Modelsのエッチングと、ちょっと贅沢な“サイドメニュー”で、ホビーボス製の尾橇を手に入れている。

上写真右:実車の車体前端部は一体の鋳造パーツだが、タミヤキットでは前面中央、横一直線に部品分割線が入るので、丁寧に消す。ギアハウジング部前面は、部品分割や抜き方向の都合で若干のディテールの省略があるので、ここだけはすでにちょっとだけディテールの追加工作済み。

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車体側面と後面も、部品分割が実車と異なり、本来一体鋳造である部分の中途で接合するようになっているので、丁寧に消す(右が作業前、左が作業後)。後面パーツ側部下端にも分割線があるが、ここはどうせ誘導輪に隠れそうなので消していない。

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ホビーボス製の尾橇は、YSのパーツばら売りコーナーで見かけて買った後に、おおよそ組立済み。詳細はその時の記事参照。その時には、「大きな変更はなくタミヤの車体に取り付けられそう」と書いたが、やはりまったくそのままというわけには行かず、若干の調整は必要になりそう。

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帰ってきたトラマルハナバチ

20210724_174501 ●連日、「なんじゃこりゃあ!」と言いたくなるくらい暑い。

写真は24日の鎌倉湾越しの夕空。

海上、左端に見える船は、このところ、オリンピック警備のためか停泊している海上保安庁の巡視船。

それにしても、本当にオリンピック始まっちゃったよ……。

●18日、1回目のワクチン接種に行ってきた。

横浜市に住民票がある兄は、ちょっと前に案内は来たものの予約は取れない、地域の民間接種場所も極端に少ないなどでずいぶんバタバタした挙句、仕事関係の職域接種で何とか打てたのに対して、逗子市は(小規模な自治体だからということもあるだろうが)案内が来たその日にネットで集団接種会場の予約も取れた。

ちなみに兄の職域接種は、兄の勤める会社ではなく、その大手取引先が、関係するあちこちの会社まるごと、その家族まで含めて接種を請け負うという大盤振る舞いだったとか。それはそれでスゴイ。

接種した日の晩から翌日に掛けて若干痛みはあったが、先日来、元から五十肩っぽく痛かったので、どこからどこまでが副反応の痛みだったのかはっきりせず。もっとも、2回目も済ませた人の話を聞くと、2回目のほうが副反応が重く、痛みが長引いたり熱が出たりすることが多いようだ。

それはそれとして、なぜコロナワクチンの場合だけ、従来のように「副作用」と言わずに「副反応」と言うのだろうか?

と思って調べてみたら、広く治療や医薬品で目的とした結果(作用)以外の結果が出るのが「副作用」で、そのうちワクチン由来で起きるもののみを指す言葉が「副反応」なのだそうだ。「副作用」というと怖がる人がたくさんいるので、言葉を変えてやや印象を和らげようとしているのではないだろうか、なんて深読みしかけていた。

逗子に、トラマルハナバチが戻ってきた!

もともと、逗子近辺には2種のマルハナバチ(コマルハナバチとトラマルハナバチ)がいるのだが、そのうち、トラマルハナバチが数年前から姿を消してしまっていた。その前年までは当たり前に、ごくありふれて目にしていたのに、いきなりぱったりといなくなってしまっていたのだ。

もう片方のコマルハナバチはその間も、毎年普通に発生しているのだが、こちらは春にしか活動しないので、その時季に咲く花以外は恩恵を受けられない。トラマルハナバチが消えてしまったことで、秋遅くまで活動するポリネーター(花粉仲介者)の重要な一角が崩れてしまったことになる。

2年程前だったか、逗子市境に近い「鎌倉市子ども自然ふれあいの森」でアベリアの花に来ていたのを見たのが最近の(数少ない)近所での目撃例で、逗子ではこのままトラマルハナバチが絶滅してしまうんじゃないか、とまで思っていた。

ところが今月半ば、小坪の「はげ山」を歩いていたら、ミツバチよりずっと野太い「む”~」という翅音。ムラサキツメクサの花に、久しぶりに黄色の丸っこいヤツが。

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その一週間後くらいに、飯島の公園でも見かけた。

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今日(31日)は、我が家のすぐ隣の空き地のワルナスビにも来ていた。何しろ忙しいヤツなので、なかなかピンが合わない。

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戻ってくれて、じわじわと嬉しい……のは確かだが、こうシレッと何もなかったかのように復活されると、「これまでの数年間はいったい何だったの? オマエら、どこ行ってたの?」と問い詰めたくなるような。

(追記)あまりにピンボケ写真ばかりだったので、リベンジで夕方、「はげ山」にトラマルハナバチを求めて行ってきた。ムラサキツメクサの花はもうほとんど終わりだったので、なかなか見つけられなかったが、なんとか2匹(昆虫マニアを気取って言えば2頭)いるのを見つけて撮影。今度こそ割と鮮明に撮れた。

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●25日夕。いかにも軍用機なジェット機の飛行音がして空を見上げると、間隔を空けて少なくとも3機、明らかにA-10サンダーボルトIIの機影が南から北に飛んで行った。

「ええっ? 日本にA-10なんているの!?」と思ったのだが、後から調べてみると、韓国に配備されているA-10が5機、横田に来ているらしい。

26日午前。今度はV-22オスプレイが1機、南東に向けて飛んで行った。木更津に行くのかな?

●市立図書館で、NHKスペシャル取材班編「戦慄の記録 インパール」を借りて読む。

以前にも書いたように、亡父はインパール戦の生き残りだが、断片的な経験談を聞いたのみなので、その背景としての作戦の概要はきちんとおさらいしたいと常々思っていて、そのための一冊。

内容は、NHKスペシャルのインパール(考えてみれば録画しただけでしっかり観ていない)の取材を、番組で取り上げられなかった部分も含め単行本として再構成したもの。基本、作戦の詳細やその進行、戦況などについては詳しくなく、ざっと話の「経糸」としてあるだけで、その中で「関わった個人」の記録(記憶)をつづり合わせていく形式。

証言の生々しさはあるが、作戦立案の杜撰さや悲惨さについて、目からウロコ的新事実といったようなものはほとんどないが、父の話のアレはこういうことだったのか的に補完できたところもあり。戦後、牟田口が「あの作戦は正しかった」との主張にころりと変わった経緯に関してはほとほと呆れる。

番組のエンディングには「そう言えば死体には、兵、軍属が多く、将校、下士官は案外に少ない」という、取材対象の一人の当時の日記の一文を据えたというが、これは(敗走中、濁流のチンドウィン川を越える際に)「俺は将校だったからいかだに乗せてもらえた、兵隊だったら帰って来られなかった」という父の言葉とも重なる。

ただし、「ひどかった」「杜撰だった」は判るものの、結局のところ、作戦決行・遂行の過程での「なんでそこでそうなる!?」というツッコミどころが次々と重なっていくだけで、「なんで」そのものがすっきりと解き明かされることは(たぶんこの先も)ないので、非常にモヤモヤする。

読後、「牟田口は~行きたがるが~、遥かな世界~」とか「インパール、インパール、they say it was in India」とかボンヤリ歌う(←ばか)。

細かい話。序章、8ページに「日本軍が遺したとみられるキャタピラー」とキャプションがついた写真が掲載されているが、明らかにイギリスのビッカース系のもの。Mk.VI軽戦車あたり、というのも考えられなくはないが、おそらくはキャリアのものだと思われる。もっとも、日本軍も鹵獲したキャリアを使っている例があるので、「日本軍が遺した」は100%誤りとは言い切れない。

20210726_230905 ●新型コロナはいよいよ猖獗を極めていて、連日のように各地で感染者数の最大値が更新されている(いや、この先もっと増えそうなことを考えれば、まだ全然猖獗を『極めて』いないのか)。

そんな折ではあるけれど、26日、某国立研究機関に用事があって、県境をまたいで出掛ける。行き帰りに渋谷を通るが、外出自粛を呼び掛けているとは思えない人出だった。帰りに下北沢のサニーに寄って(他人の出歩きをとやかく言えない)、CAMsのフィンランド・ビッカースを購入。ううううう。高いよう。中身のチェック等々は、そのうちまた機会を改めて。

さて、外出(特に県境をまたいでの移動)の自粛要請に関してもうひとつ。

毎年この時期のお決まりの仕事の中で使用するため、霞が関の某官庁に資料コピーに出掛けないといけない……「全国」でまとめてしまった数字はサイトで公開されているものの、都道府県別の細かいデータは閲覧申請をして紙データで見せてもらう必要があったためで、「ウェブ上で閲覧・DL出来るようにしておいてくれよぅ」と常々思っていた。

結局今年もわざわざそのために行くことになるんだろうな、電話で確認するときに、ダメ元で「ファックスとか、スキャンデータをメールで送るとか、お願いできませんか?」と頼んでみようかな、などと思っていたのだが……。念のために某庁サイトを漁っていたら、なんと!昨年末に当該テーマの特設サイトが開設されていて、そこで都道府県データも閲覧できるようになっていた。いやっふぅ! わざわざ数枚のコピーのために県境を越えずに済んだ!!

20210717_165353 ●6月末で「SUMICON2021」が終わったばかりだが、続けて、8月1日から、タミヤIV号発売記念のSUMICON特別版「タミヤフェス2021」開催予定。KVだと泥沼化して、「タミヤのキットを楽しんで作る」趣旨から外れてしまいそうな気がしたので、ルノーR35でエントリー。

今回もお手付き参加可。私のR35の「スタート前夜」の状態はこんな感じ。車体の箱組、砲塔の貼り合せ、バラ売りで買ってきたホビーボスの尾橇の(おおよその)組立は終わっている。

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