ォンノウカオスェ2杯目

20180209_115704 ●8日木曜日に川崎の実家に泊まり、9日金曜日、都内で打ち合わせのハシゴ。1件目は神保町(猿楽町で午前中)。例の三省堂裏のミャンマー/タイ料理の店「エーヤナディーキッチン」で、再び汁そばの「ォンノウカオスェ」を食す。

まだ3度目だし、食べたことがないものにしようと思っていたのだが、前回の「ォンノウカオスェ」には(たぶん品切れで)パクチーが乗っておらず、パクチー入のものを食べてみたいと思ったため。

やはりそのままだとちょっと甘く、唐辛子を入れると味に締まりが出て来て美味しい感じ。

20180210_091041 ●ついでに秋葉原に足を延ばし、ラジオ会館のYSでタミヤ版のパナール装甲車AMD35を買う。税込2600円(箱の表示価格は3000円)。VOLKSには横浜、秋葉原ともになく、すでに売り切れか。この手の提携キットは一度出してそれっきりなので、なくならないうちに買えてよかった。以前のタスカ(アスカ)との提携版ファイアフライは買いそびれたし。

中身のプラパーツはICM製の、たぶん一番最初に出た仕様のキットと同じ(その後、ICMからはドイツ軍仕様、指揮車仕様などが出ている)。加えて、タミヤ版オリジナルのデカールと、木箱・オイル缶・シート・半身フィギュアなどのオマケパーツ。

パナール178(AMD35)には生産第1シリーズと第2シリーズがあり、砲塔ハッチ、ペリスコープ、前面貼視口などが違う。ICMでは、第1シリーズ用の砲塔パーツ一式もパーツ化しているのだが、このキットでは、その初期型砲塔の砲塔本体パーツ部分は枝が切り欠かれている(なぜかドイツ軍仕様のキットでは、不要部品扱いで初期型砲塔も入っている)。

なお、ハッチ・ペリスコープ・貼視口などの小パーツはこのキットにもそのまま入っているので、砲塔を若干いじれば第1シリーズも作れなくはない、と思う(そこまでやるならドイツ軍仕様のキットを買った方が楽そうだが)。

20180209_145246 ●午後の打ち合わせは高田馬場。高田馬場駅前を歩くなど、20年以上ぶりかもしれない。

駅からロータリーを挟んで向かいに「FIビル」という名前の古いビルがあり、その昔、2階に「新宿ホビー」という小さな模型屋があって、学生時代、時々店番のアルバイトをしていた。

懐かしくなって覗いてみたが、店舗のスペースそのものがなくなり、ただの廊下になっていた。左手の壁の向こうはエスカレーター。この廊下を縦方向に半分に区切って、エスカレーター側が「新宿ホビー」だった。よくもこんな狭いスペースに店があったもんだ……。ちなみに階上はまだ本屋のままだった。

20180211_155102 ●以前にも書いたことがあるかもしれないが、小坪の「子育地蔵」脇の駐車スペースには、こんな借主の札が貼ってある。

通りかかってこれを見るたび、石のお地蔵さんが自分で車を運転して地蔵堂に出勤してくる姿を想像してしまう(実際には車が停まっているのを見たことがないが)。

もちろん、庶民派のお地蔵さんとしては(個人的には)スズキの軽あたりに乗っていて欲しい。

スバル360やホンダN360も、似合うには似合うだろうが、ちょっとあざといかな(何がだ)。

●披露山庭園住宅端、大崎公園の河津桜。11日日曜日。

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●大切岸の梅。12日月曜日。

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●今年初収穫のフキノトウ。2/3ほどはフキ味噌に。1/3ほどは、かみさんに天ぷらにしてもらって食べた。

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ビッカース6t戦車(14) 組立完了

●「週末模型親父」さんのところの「New Kit Con」参加作、CAMs 1:35 ビッカース6t戦車(Vickers 6-Ton Light Tank Alt B Commander Version - Republic of China)の製作記の続き。

●前回までで、とりあえず組み立ては終了。塗装の便を考えて接着はしていない部分も仮組みして、組立完了/塗装前の記念撮影をした。

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限られた実車写真を見ると、砲塔上、および戦闘室後面の短いアンテナ状部品に細いコードのようなものを添わせてあるようにも見えるのだが、詳細が不明なので(少なくとも現時点では)取り付けていない。

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きちさん

Cimg1440 ●我が家の老犬死去。

ヨークシャーテリアの雌で、17歳。生まれてほどなく、「なにこれ……毛玉?」みたいな状態で我が家にやってきて、昨年10月に誕生日を迎えたので、17年ちょっと、同じ屋根の下で暮らしたことになる。右は壮年くらい……いや違った、だいぶ年取ってからで、数年前の写真。

まだ小学生だった娘の命名で「レモン」という名前なのだが、「レモきちさん」と呼ばれたり、さらにそれが略されて「きちさん」になったり(元の名前が残っていない)。って呼んでたのは私だけですが。nifty時代の模型仲間なら「村山犬」で馴染みがあるかも。

その昔、ハラT青木氏が我が家に泊まりに来た時に、氏がいきなり「シュシュシュシュ……」と言いながら意味不明を動きをして威嚇したために、氏を見ると激しく吠えていたのも今となっては懐かしい(……かな?)。

大型犬に比べると小型犬のほうが比較的長生きだそうだが、それでも17歳は長命だったのではと思う。だいぶ耄碌していて、1年ちょっと前からおむつが不可欠になってしまい、ここ数日はエサも食べず、一昨日からはとうとう起き上がれなくなってしまった。

どうも昨晩のうちに息を引き取ったらしい。

●かみさんが主治医(犬の)に聞いたところ、近所の火葬場(人の)で、ペットの火葬も受け付けているとのことで、タオルケットにくるんで、ペットフードやら花やらと一緒に箱に入れて、徒歩で火葬場に。

炉に入れる入口が一回り小さいだけで、人の場合と手順も焼き場の職員の対応も基本同じなのに驚いた。きちんとかみさんと二人でお箸でお骨拾いもしたし。

Img_0078 ●雷雨の音とか(雷だけではなく激しい雨の音でもうダメ)花火大会のの音とかが苦手で漏らすほど怯えてしまったり、いくら躾けようとしても家の前を人が通りだけで吠えたり、ガリガリ壁を削るのに熱中したり、ごきぶりホイホイにかかったり、あれこれ思い出すにつけても「マヌケな犬だったなあ……」と思うのだが、それが取り柄とも表裏だったかも、とも思う。

とにかく、17年間ありがとうの意味で、ブログにも書いておくことにする。合掌。

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ビッカース6t戦車(13) 装備品類

●「週末模型親父」さんのところの「New Kit Con」参加作、CAMs 1:35 ビッカース6t戦車(Vickers 6-Ton Light Tank Alt B Commander Version - Republic of China)の製作記。

今回は装備品ほか細かいあれこれ。

●フェンダー前部には前照灯が付く。6t戦車の場合(同社の輸出用軽戦車は基本、同じ前照灯を使っているが)、2本フォークにライトが挟まれ、カバー無しのむき出しの状態になっているものと、カバーのかかったものと2種類が見られるが、中国軍指揮戦車仕様の場合は後者。ちなみに同じ中国軍車輌でも通常型は前者(ポーランド型も)。

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ライト前面に付く「ひさし」のエッチングパーツは、カバー側に取り付けるためのベロ(のりしろ)部分が長く、そのままでは左右部分とライトカバーの間に隙間ができる(もしくはベロがレンズ部分に食い込む)。密着するよう、ベロ部分は切り詰めた。

とはいえ、この部分のクローズアップ写真などが手元にあるわけではなく、「いや、そこは隙間が開くんだよ! パーツはそれを再現してるんだよ!」なんてこともあるのかも……。

ライトの背面にはライトコードを取り付け、車体にコード引き込み部を工作して繋げた。ライトコードは金属線を使った方が丈夫、かつ太さを一律に保つには好都合なのだが、完成後に「何かのはずみで触ったときに塗料が剥げそう」という気がして伸ばしランナーを使った。

●フェンダー上の工具類は、大戦中のドイツ戦車などとは違い、ごくあっさりしたもの。

一応、キットの指定では、左フェンダーにジャッキとジャッキ台(なのかどうかよく判らないが、何か銅鐸のような工具と筒が載った箱)、右フェンダーに誘導輪位置(履帯張度)調整用の大きな「てこ」棒とクランクが付く。

キットの指定では、誘導輪位置調整具は戦闘室横の2つの三角ステイをまたぐように付け、ステイに(エッチングの)ベルトで固定するようになっている。しかしこれは、通常型で見られる装着位置・固定法で、指揮戦車型ではもっと前方に載せているのが普通のようだ。

もっともその「普通」も、上海で撃破・鹵獲された車輌(下写真)と、イギリス本国で撮られたものかとおもわれる「商品見本」的写真の2例で言っているだけで、TWongさんにSUMICON掲示板で教えて頂いたところによると、通常型同様に後方に載せている例もあるらしい。

後方のクランク(これは通常型には載っていないようだ)もキット指定よりもう一コマ前方に来る。

一応、工具位置の有力根拠とした、wikimedia commonsの写真を再度引用しておく。

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この写真をよく見ると、左フェンダーのジャッキ台(?)の内側にもバールのような工具が載っている。

実はキットの指定通りの位置にジャッキ台は接着してしまい、右フェンダーにも指定位置にダボ穴を開けてしまったのだが、ジャッキ台は剥がして位置を微調整して再接着。右フェンダーの穴は埋めて、改めて写真から判断した位置に工具を付けた。

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左フェンダーの「バールのようなもの」は、とりあえずバールであると判断し、0.8mmの燐銅線の先をつぶして適当に工作。刃先の「受け」に当たる部分はキットのエッチングの枠部分をL字に曲げた。

なお、銅鐸のようなジャッキ(?)の頂部の窪みには実車写真をもとに小さなリベット状の丸突起を追加した(左写真)。

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右フェンダー前半には誘導輪位置調整具が載る。通常型の場合はキット指定のようにフェンダー支持架に2カ所で括り付けてあるようだが、指揮戦車型の場合、ホルダーの形式が、鮮明なクローズアップ写真がないためによく判らない。

左フェンダーの「バール(仮)」ともども、ベルト式の留め具ではないかと想像して、そのような感じに工作してみた(半ば想像なので鵜呑みにしないように)。

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ベルトのバックル部分は、キットの誘導輪位置調整具取り付けベルトから切り取ったもの。ベルト自体はプラペーパー。バックルに実際にベルトを通すのに非常に苦労した。途中で一つ、「ピンセットカタパルト」で飛ばしてしまったのだが、奇跡的に床上に発見した。

右写真で見ると、エッチングの「ブリッジ」部分がわずかに残ってしまっているが、なにしろ1mm程度しかないパーツなのでご勘弁を。

●操縦手ハッチの貼視口は、通常型ではもっと単純な形をしているのだが、指揮戦車では何やらもうちょっと凝った形状。

上の実車写真で見ると、キットの形状もちょっと違うような気もするが、他にアテになる資料もないので、ここはキットパーツに従うことにする……と思ったとたんに、貼視口フラップの上に付く小さなエッチングパーツを床に落とし、そのまま行方不明にしてしまった。さんざん探したが見つからず、仕方がないのでプラペーパー+プラリベットで再生した。

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●エンジンルーム上のレバー、戦闘室背面に付く謎パーツ、排気管などを工作。エンジンルームハッチのレバーは説明書だと2つとも右向きに付けるよう指示されているが、通常型実車写真の背面写真を見て、後方ハッチのレバーの向きは後ろ向きにした(正しいかどうかはそれほど自信がない)。

戦闘室背面の謎パーツの固定具は、パーツとしてエッチングの小片が付いているが、形状も単純だし、エッチングパーツは加工しづらいのでプラペーパーで代替した。

排気管は(IV号戦車などもそうだが)薄い鉄板でベコベコしているのが普通のようなので、ナイフで削って若干の窪みを付けた。

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●ここまで書いて尾灯(と思われる)パーツを付け忘れていることに気が付いた。ご覧のように極小のパーツで、どこかに跳ね飛ばしたら行方不明はほぼ確実ではらはら。

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今回は最後に取り付けることになったが、エッチングパーツを取り付ける前に、エッチングパーツの裏から確実に瞬着で止めてから、一緒に車体に付けた方がよかったかもしれない。

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3度目の正直なるか?(IBGのTKS)

●ちらほらとニュルンベルク・トイ・フェア(Spielwarenmesse)関連のネタが流れ始めて来ている。

以前はPrimePortalでスケールモデルの会場発表の各社別写真レポートが出ていて非常に重宝していたのだが、同サイトは更新が止まってしまったので、一覧できるところがなく不便。どなたか「ここに出ているよ」というのをご存知なら、情報をぜひ。

ともあれ、とりあえず流れてきた「ちらほら情報」から。

●タミヤからは35では「M3スチュアート後期型」と「ヴェスペ(イタリア戦線)」。48でチャーチル・クロコダイル。

M3スチュアートは完全新金型でのリニューアル。現行のタミヤのスチュアートは、(Scalemateによれば)1977年の発売。リベットだらけのクラシカルな姿を、当時としてはかなり頑張ってキット化したものなのだが、細かなミスや省略を除いても、次のような難点がある。

(1).(タミヤにありがちなミスで)博物館現存車輌をそのままキット化したため、基本、実戦で使われていないディーゼルエンジン型になってしまった。

(2).ポリキャタピラに柔軟性を持たせるためか、エンドコネクターがリンクをまたいでいないトンデモな形状。実際にこのような形状だった場合、一瞬後には履帯が全部バラバラになって地面に落ちることになる。

(3).転輪が薄い。

発売予定のリニューアルキットは現行とは仕様も違い、馬蹄形砲塔だがキューポラ無しのより後期のタイプ。従来ならM3A1に分類されていそうだが、(英語版wikipediaによれば)「M3の車体に、砲塔バスケットを除いたM3A1砲塔を載せたもの」という仕様であるらしい。

車体自体は(『週末模型親父』さんのところのBBSで教えて貰ったが)、後端が平板の装甲板の組み合わせか(M3)、丸めた装甲板か(M3A1)の違いがあり、また、M3A1ではスポンソンの機銃が略されている。

レンドリースのソ連軍マーキングのデカールも付属していて、「どうしちゃったの? タミヤ、『レンドリースの呪い』か何かにかかってるの?」という気がしないでもないが、とはいえ私自身レンドリース車輌は好物なのでまったく異存はない。

そのうち部品差し替えで八角砲塔の「ハニー」とかも出るかしらん?

ヴェスペは従来品の一部パーツ替えで、車輌自体に関しては履帯がインジェクションに変更。起動輪も新しいパーツが付属していて、歯数が違っていたのも修正されているらしい。まあ、こっちは個人的にあまり用事がないなあ……。

●もっと驚いたのは、IBGからTKSの発売が予告されたこと。

FTFはIBGの別ブランドだと聞いた気がするので、既発売のFTFの72のTKSを箱替えで出すのか?……なんて思ったら、35だった。すでにSCALEMATEには、20mm砲搭載型の箱絵が出ている。

さらに、めがーぬさんが見つけてきた、IBGのテストショットを組んだ見本と思われるもの。こちらはオチキス機銃型。

TK系列のインジェクションキットは、TOM Modellbauから発売されたものが最初で(TomからはTKS 20mm、TK-3の2種が発売されただけだったが、後にRPMでシリーズ展開)、その後Mirage hobbyから別設計の新キットが出た。それぞれ、「意欲は買うけれどちょっとなあ……」という出来だったので、第三の選択肢が登場するのは素直に嬉しい。

とりあえず、IBGの見本と思われる写真を見る限りでは、

・ハッチ、貼視口は開閉選択式で、車内再現されているらしい。ただし(なにしろ相手が小さすぎるので仕方ないのだが)ハッチ類は実車に比べ厚め。

・見本は上記のように機銃型。箱絵で予告が出ている20mm砲搭載型とは戦闘室上面レイアウトに若干の違いがあるが、キットでそれがちゃんとフォローされているかどうかは現時点では未知数。

・武装マウント部分のバルジは、Tomのキットでは上面の絞り込みが足りないのが弱点だったが、このキットでは割といい感じに見える(Mirageもここの形状はまずまず)。

・機銃マウント部はやや表現がのっぺり?(もっとも先行キットよりはずっとよい)。

・戦闘室背面の冷却気排出口のメッシュは、見本を観る限りではエッチングパーツのようだ。

・戦闘室側面下部装甲板後端の縦列のリベットは、見本では3本。walkaroundでよく写真を見かける、ワルシャワのMuzeum Wojska Polskiego(ポーランド軍事博物館)所蔵の現存車輌では4本となっているので、ケアレスミスによるキットの間違いかと思ったのだが、改めて当時の写真を見てみたら、キットの3本のほうが正しかった。MWP所蔵車輌はレストア時に間違えたのではないかと思う(ただし、後期のTKSでは側面装甲が増厚されているそうなので、実は4本リベット仕様もあった、なんてドンデン返しもあるかも)。

・ちなみに上でうっかり「リベット」と書いたが、装甲板の接合は基本、尖頭2辺ボルトが使われている。キットは、見本写真だと普通の丸頭(あるいはもしかしたら平頭?)に見える。もっともこの大きさのキットだと、ぱっと見、肉眼ではよく判らないレベルかもしれない。なお、尖頭2辺ボルトは、MasterClubで「Bullet-proof bolt "Polish" cone-head」として製品化されているので、ディテールアップ時に使える。

・見本写真にある誘導輪のスポークは明らかに厚すぎ。履帯はパターンの表現が若干大味? ガイドホーンは樹脂ショートを起こしている場所がちらほらあるが、製品版では大丈夫だろうか?

(2/5追記。Armoramaにも発売予告が出ていた。テストショットによるものという作例は上と同じものだが写真は別。)

●とにかく1月末はむちゃくちゃに寒かった(今もまだかなり寒い)。

24日水曜日は寒かったうえに強風。大崎公園から見下ろした鎌倉の海(左)、逗子の海(右)は、波立っているというよりも泡立っているかのようだった。

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22日に(天気予報通りに)かなりの雪。さらに2月1日~2日にかけても雪。

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ビッカース6t戦車(12) フェンダー

●「週末模型親父」さんのところの「New Kit Con」参加作、CAMs 1:35 ビッカース6t戦車(Vickers 6-Ton Light Tank Alt B Commander Version - Republic of China)の製作記。

今回はフェンダーの取り付け。

●フェンダーは左右とも、ぺろんと1枚の長いパーツが入っていて、車体への取り付けは、戦闘室側面部分に長細いダボが2カ所。本来の(実車の)フェンダー支持架は全てエッチングで、基本、車体側・フェンダー側のプラパーツにモールドされたリベット列に、エッチングパーツの穴を被せる形式になっている。

20180122_204804_burst01 大戦中のドイツ戦車などと違ってフェンダー上には滑り止めパターンもなく装備品も少ないため、もしかしたら完成後にダボ穴が目立ってしまうかもしれない……と考えて車体側の凹は埋め、フェンダー側の凸は削り取ったのだが、改めて仮組み時の写真(右、黄色矢印部分がダボ)を見てもあまり目立っておらず、余計な手間を掛けただけだったかも。

▼フェンダー支持架は、戦闘室から後ろは基本、帯金を三角形に曲げたもの。前方は単純に帯金を表面に沿わせたもの。

取り付け後の姿は以下のような感じ。戦闘室側面の「三角支持架」に関しては、形としては単純だし、取り付けは特に難しいことはないだろうと思っていたのだが、モールドのリベットとの位置合わせが意外に面倒。エッチングの侵食度の個体差もあるかもしれないが、車体側のリベットに合わせる穴がちょっとタイトで、作業しやすいよう、ドリルやヤスリなどでわずかに穴を広げた。むしろ「折り曲げがややこしそう」と思っていた先端部の2本ずつのほうが取り付けは簡単だった。

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▼部分について。

前方支持架はギアハウジングからフェンダー幅いっぱいにかかる2本(右側:P9、P25。左側:P23、P24)と、その後方の短いL字金具(P15)の計3つずつ。

20180124_103033 前方2本のギアハウジングの段差に掛かる部分は、(説明書では小さな図で「そうなっている」だけで特別の注意書きはないが)直角に曲がっておらず、斜めになっているのが注意点と言えるかも。

後方のL字金具(黄色矢印、P15)は、説明書ではフェンダーを取りつけた後から付けるように指示されているが、車体側・フェンダー側ともにリベットに被せる形式のため、その方法だと非常に取り付けが難しい。あらかじめフェンダーか車体のどちらかに接着しておいたほうがよいと思う。

というより、そもそもここは、リベットに被せる形式よりも、リベット表現付きエッチングを曲げるだけのほうがよかったのでは……(少なくとも片側だけでも)。

このP15で車体とフェンダーの位置は決定されてしまうが、写真のように、若干隙間が空いてしまった。「まさか、実車でもそうなってる?」とちらりと思ったが、あれこれ見てもそんなことはないようだったので、外側から、ごく細く切ったプラバンを貼って目隠しした。

▼左側後方は全て「帯金三角」形式だが、右側最後部だけは、なんだか凝った形状の支持架になっている。

20180124_103120 横幅十数ミリのパーツに、折り曲げるところが7カ所もあり、途中で「むきゃーーっ!」とか奇声を発して投げ出したくなるレベル。なんとか曲げたが(写真ではそれらしく写っているが)若干歪んでしまった。

ちょうど車体側に掛かる部分の真下にボルトのモールドがあり、そのままでは支持架が若干浮いてしまう。

中国軍ビッカース6tの写真としては比較的有名な、通常型の隊列を真後ろから俯瞰した写真で見ると、支持架の上にボルト頭が出ているようだったので、一度モールドを削り落とし、支持架の上から接着した(黄色矢印)。エッチングパーツに穴を開け忘れたのだろうか?

●フェンダーとは関係ないが一点追加工作。

20180124_1853162 CAMsのキットは前作のビッカース水陸両用戦車も含め、リベット/ボルトの数や配列に関しては非常にこだわって再現しているのだが、(珍しく)このキットでは車体前端上面中央のボルト頭が一つ忘れられている。おおよそ、足回りパーツの枝にモールドされている追加用のボルト頭と同じ大きさなので、これを1つ移植した(ナットと違ってこちらはだいぶ余っている)。

増やしたボルト頭と両隣との間隔は、その左右と異なって狭くなっているが、これは実車もそうなっているのでOK。ちなみにキットの説明図ではこのボルトはちゃんと図示されているので、単純に金型製作時に忘れられたらしい。

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ビッカース6t戦車(11) 車体のヒレ

●「週末模型親父」さんのところの「New Kit Con」参加作、CAMs 1:35 ビッカース6t戦車(Vickers 6-Ton Light Tank Alt B Commander Version - Republic of China)の工作の続き。

またまた進捗としては細かい部分。

●戦闘室左側上端には、砲塔基部を保護するために外側に向けて張り出しがある。

この部分は、キットではエッチングパーツが用意されているのだが……。

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ご覧のように細長いパーツを、横幅一杯でL字型に折り曲げるという指定(さらに上側の三角部分については、その上にもう一枚貼り増すようになっている)。

さすがにこれは、精度の高いエッチングベンダーを持っていたとしても私に対処できる工作ではないと感じたので(特に三角形の両端部分)、折角のパーツには申し訳ない気はしたものの、思い切って上側の三角部分は切り飛ばしてしまい、下の「穴開き帯」部分だけ先に車体に接着。その後、三角部分は0.3mmプラバンで再生した。ちなみに、車体側垂直面は、車体にモールドされたリベット列に被せるようにエッチングパーツを接着することになるが(もちろん実車では帯金の上からリベットを打っているのだろうが)、エッチングの穴はリベットにきっちりフィットした。

上のエッチングパーツに写っているように、この三角部分には中央付近に2つのリベットが付いていることになっている。実車写真でもそれらしいものが確認できるものがあり、(接着して隠れてしまう)車体ハッチ裏のモールドから移植した。

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この張り出し部分に(何かを止める用事があるようにも思えないのに)なぜリベットが付いているのか判らない、と、SUMICON BBSでの進捗報告で触れたところ、hn-nhさんより、「実際には戦闘室天井板がそのまま外側に張り出していて、それを外側からL字材で止めているのでは」という趣旨のコメントを頂いた。

hn-nhさんが現在製作中のT-60戦車が実際そんな構造になっていて、さらに(これもhn-nhさんからの追加情報なのだが)フィンランドに現存する「ビッケルス」(後期型6t戦車)の張り出しもそのようになっている。ただし、「ビッケルス」の場合は標準型6t戦車とは張り出しの形状がやや異なり、またT-60と違って上面内側にもリベット列がある。

つまり、私としては単純に下図のAのような構造になっているのではと想像していたのだが、実際にはBのようになっているのでは、という話。A図ではヒレ部分のリベットは省略してある。

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もっとも、製作中の標準型6t戦車の場合、水平のヒレ部分のリベットは中央寄り2カ所にしかない。一方で、車体側垂直面は戦闘室の横幅一杯あり、ちょっとアンバランスな気もする。

なお、キットのエッチングパーツは(おそらく上下面にリベットを表現するためなのだと思うが)前述のように水平部分は2枚重ねにする構成であり、横面だけを見ればB、上面はAのような表現になっていることになる。

もし標準型6t戦車でもBのような状態になっているとすれば、張り出しと戦闘室上面の間の継ぎ目を消す必要があるが、現時点ではこの部分がはっきり確認できる写真が手元にないため、とりあえず継ぎ目は消さずに放置の方針。もっとも、この部分の継ぎ目を消すとなると内側のリベット列が邪魔になるので、一度削り落として再生するなどのかなり面倒な手順が必要になる。……いやいや。そんなややこしいことしたくないし。

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トラクター

●地元の図書館で「トラクターの世界史 - 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち」(藤原辰史著、中公新書)を借りてきて読む。以前、「T-34 maniacs」で交流のあった秋山東一さんが、ブログ「aki's STOCKTAKING」で紹介されていたもの。

実際にこの本の中でも触れられているように、トラクターと戦車とはほぼ表裏一体の関係にあり(とはいっても、戦車の源流がトラクターにあるということで、戦後は技術もメーカーも割と離れてしまった感があるが)、戦車の模型を作っていてもちらりちらりとトラクター関係の話が出てくる。それでいて、これまでトラクターの歴史を体系的に見たことはなく、ここでちょっとおさらいしておこうと思ったのが読むきっかけ。

本のテーマとしては、第一章にある、

モータリゼーションは都市だけでなく、農村の風景も労働関係も一変するほどの衝撃を与えたし、その衝撃がなければ、これほどまでに農村から人は離れず、これほどまでに農地が広く四角く平らにならず、これほどまでに地球の人口は増えなかったはず

という一文が端的に表していると思う。中身的にも、馴染みのメーカー、車名などが頻出することもあって、それほど飽きることもなく読み通すことができた。ただし、基本は「トラクターと農業生産の関わり」「トラクターと農家(人間)との関わり」が主であって、「トラクターの技術」それ自体については、PTO(Power take-off)、三点リンクというブレイクスルーについて以外はそれほど詳細ではなく、その点はちょっと物足りなさを感じた。

なお、「馴染みのメーカー、車名などが頻出する」と書いたが、例えばラインメタルが「ライン金属機械工業会社」だったり、なんとなく「普段接しているのと違う」感を抱く部分も。

また、「戦後、ソ連では余剰の戦車車体を利用した大型トラクターが使われ、これが土壌を踏み固めてしまったことがソ連農業の衰退を招いた」という「伝説」について何か言及がないかと思ったが触れられていなかった。改めて考えると「戦車車体利用の農業用トラクター」というもの自体の写真を見たことがない気がするので、都市伝説(農村伝説?)の類なのかもしれない。

●借りたのは「トラクターの世界史」より若干前だが(確か新年の第一週目)、おそらく新年の恒例行事化しているらしい、地元図書館の「本の福袋」も1セット借りた。「本の福袋」は、どこぞの図書館で始めて以来、日本全国の図書館に(割と安直に)流行しているもの。どこでも全く同じ方式なのかどうかは知らないが、少なくも逗子市立図書館では、本2冊1組で、内容が判らないように新聞紙でくるんであり、表に「ちょっとしたヒント」が書かれた紙が貼ってある。

どんな本が入っているかは借りてみてからのお楽しみ、普段読まないような本も、それでちょっと試してみましょう的な企画。

今回私が借りた福袋のヒントは、「どんな世界にも図鑑がある。」で、中身は「お店の解剖図鑑」および「ときめく微生物図鑑」だった。あまりヒネリがないな……。

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ちなみに「ときめく微生物図鑑」は以前に借りて既読だった。

「お店の解剖図鑑」も昨日読み終わったが、こちらはさまざまな店舗デザインの「仕組み」を判りやすく解説した本。もっとも、色々な業態の店舗デザインの実例を並べた前半は、「(著者の好みによる)デザイン先行の店」「味はそこそこなのに店構えで金を取る店」といった傾向が(少なくとも私には)感じられてしまい、どうもイマイチ。

●バンダイのガシャポンで、「東京地下鉄立体線路 東京メトロ編」というのが出る(出た?)そうだ。前後編の2シリーズがあり、その2つで東京メトロ全線が揃うらしい。発売の記事はこちら

ほほほほほほほほほ欲しい!

が! ……きっと買い始めると、「うわあ、また日比谷線だあ!」とかいうことになるんだろうなあ。

単純に営業キロ数でいうと、まず東西線、次いで有楽町線が長くて(同一価格のカプセルの中身としては)お得、ということにあるのだが、見た目的には大きく曲がっている上に分岐のある丸ノ内線が「当たり」な気がする。

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「マイクロソフト セキュリティアラーム」

●「legion-afv.narod.ru」は、第二次大戦までの各国のAFVの現存車輌のwalkaround写真を大量に蓄積しているロシアのサイトで、当「かばぶ」でも、これまで何かのたびに参考にし、記事内からリンクを張ったりもしている。

ところが、本日夕刻、ちょっと調べたいことがあってアクセスしたところ、いきなり新しくタブが開いて、以下のようなページが表示された。

Fish0120

加えて音声で、

マイクロソフト セキュリティアラーム、エラーナンバーDW6VD36。あなたのPCは、***(よく聞き取れず)に感染しています。(中略)

フリーダイヤルで今すぐ当社にお電話ください。マイクロソフトサポートエンジニアが、お電話でウイルスの削除方法をお教えします。お電話される前にこのページを閉じた場合、我々は当社のネットワークがさらにダメージを受けないよう、パソコンを無効にし、サイバーセキュリティにレポートします。

後半、なんだか脅迫めいてくるところ、しかも「当社のネットワークが」なんて言い出すところが怪しいのだが、表示されているページにはマイクロソフトのロゴもあるのは本物臭い(もっとも、メニュー表示の「偉大なもの」って何なんだとか、ポップアップの小ウィンドウの文章がカタコトだったりとか、あちこちツッコミどころはある)。

これが表示された時点で、ブラウザ(私の常用はfirefox)はまともに操作できなくなってしまい、延々と警告が流れ続ける状態に。

仕方がないのでEdgeを立ち上げて「マイクロソフト セキュリティアラーム」で検索したところ、注意喚起のページが複数、さらにはマイクロソフト自体のリリースもヒットした。どうやら、1,2年前から結構流行っているらしい。それにしても仕掛けがなかなか大掛かりかつ巧妙で、ある程度の「フィッシング馴れ」というか、「この手のものがネット上にはゴロゴロしている」という意識を持っていない場合は、結構簡単に騙されてしまいそうだ。

なお、固まってしまったfirefoxに関しては、マイクロソフトのリリースにおける説明に従い、タスクマネージャーを起動して強制終了。その後、問題なく再起動・操作できた。

ちなみに、facebookで由鷹氏から教わったところによると、表示されているサポートの電話番号にかけると、微妙な日本語のオペレーターに振り込みを要求されるそうだ。

●facebookで知人から教えて貰ったゲーム(?)のサイト。

GeoGuessr - Let's explore the world!」というもので、「SINGLE PLAYER」を選択すると、世界中からランダムで5カ所、Google Street View上のどこかに飛ばされ、それがどこなのかを横の地図の「回答欄」で答える仕組み。実際に表示されている地点と、地図上に入力した地点との距離が近いほど高得点がもらえる。

調べてみると、2013年に始まっているから、ウェブ上では結構「知る人ぞ知る」ゲームだったようだ。英語版wikipediaにはすでに項目も立っている。

実際に一度やってみたが、5カ所とも、ものすごいド田舎に飛ばされた。もちろん、飛ばされたのその場の光景だけで、そこがどこなのか当てずっぽうで答えて当たるわけもない。

どんなふうにゲームを「解く」のかのチュートリアルはないようだが、とりあえず私が試した方法は、

  • とりあえず、その場から道を辿って、何か手掛かりになりそうなものを探す。
  • 目当てはとにかく文字が書かれた看板。行き先表示なら理想的。広告なども可。
  • 書かれた文字列を読み取って検索し、何語かを探る。
  • もしも看板に地名が出ていれば、なお地点を絞り込むことができる。
  • 地図上で地点を指示し採点を受け、次のStreet Viewに移動。

これはなかなかハマりそう。なお、表紙には

あなたを世界中へと連れて行く旅へ――。オーストラリアの荒涼とした道から、ニューヨークの繁華街まで。

と書かれているから、(運が良ければ)出た場所でヒントを掴めることもあるかもしれない。

●数日前、母から「急にテレビが映らなくなったから何とかしてほしい」と救援要請が来たため、金土と川崎の実家に行く。テレビ画面は基本砂の嵐だが、「アンテナ線が抜けたりしていないか確認を」(大意)という表示が出るので、テレビそれ自体の故障ではなく、アンテナ線の不具合である可能性が高そう。

とはいっても、壁とテレビの間は(見た目上は)ちゃんと繋がっているので、それ以上は私にも確認のしようがなく、近所の家電量販店に行き、とりあえずアンテナ線のチェックの手配をしてもらう。

●行き帰り、横浜駅周辺で(片田舎の逗子では無理な)ポケモンgoのレイドバトルを激しく行う。金曜昼、現在の「伝説級レイドバトル」のヌシである「カイオーガ」と2戦し、とりあえず勝利するものの2回とも捕獲失敗。土曜昼、2回連続で捕獲成功。うっし。

ついでにレイドのみ出現の「アブソル」も捕獲。さらに野良の(正式には「野生の」)ポケモンで未見だった「ハスボー」と色違いピカチュウも捕獲。ポケモンgo的には実りの多い土曜日であった……仕事してねえ。

ちなみに「色違いピカチュウ」は違いが微妙過ぎ、危うく処分してしまう(博士に送ってしまう)ところだった。

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ビッカース6t戦車(10) 続・ハッチ

●「週末模型親父」さんのところの「New Kit Con」参加作、CAMs 1:35 ビッカース6t戦車(Vickers 6-Ton Light Tank Alt B Commander Version - Republic of China)の工作の続き。

●前回、車体及び砲塔ハッチの工作について書いたが、その進捗をSUMICON掲示板にも書きこんだところ、TWongさんから、砲塔ハッチは砲塔上面(の円筒形台座)にぴったりくっついているのではなく、実際には若干浮いた状態になっているのだという意味の指摘を頂いた。

ななななんと!

実際、キットでもハッチを開状態で組む場合には、開口部左右内側にハッチロック機構の受けと思われるエッチングパーツP12を付けるよう指示されていて、これが上方に出っ張っているため、「これじゃうまく閉まらんわなあ……」などと思っていたのだが、そんな仕組みになっていたとは。しかしまあ、それなら円筒形部分とハッチがうまくフィットしないのも頷ける。

もっとも、エッチングパーツP21を付けたうえでハッチを閉位置で組むと、おそらくハッチが浮き過ぎ、ハッチ側と砲塔側のヒンジがうまくかみ合わなくなる。

これは、実車よりもハッチパーツに厚みがあることに加え、ヒンジ位置も若干違う(砲塔側が実際よりやや低く、ハッチ側も本来はもう少し下に付いているべき?)ことに起因しているようだ。

というわけで、一度接着した砲塔ハッチを(例によってエナメルシンナーを塗った後に)剥がし、P12パーツの代わりに(削って調整しやすい)プラバンの切れ端でやや低めにゲタを履かせ、やや浮かせた位置(ヒンジがなんとか接する高さ)で再接着した。

その結果、ハッチ基部円筒部側面に植えたリベットがちょっと見えるようになった。……いやまあ、ぱっと見ほとんど変わりませんが。

20180114_230242

もっとも、閉状態のハッチを「やや浮かせた位置」で接着するにあたっては位置決めするガイドになるものが(先述のゲタ用のプラバン片以外に)なく、砲塔側のハッチヒンジも普通にダボ穴に差し込んで接着すると、むしろ「ハッチベタ付け」に適した位置になる(付け直すにあたっては接着したヒンジパーツをぐいぐい押して、若干パーツを起こし気味にした)。それを考えると、このキットは「ハッチを開位置で組み立てるのがデフォルト」と言えるかもしれない。

なお、中国軍の指揮車型の写真としては比較的有名な、撃破された車輌を俯瞰した写真をよく見ると、キットのハッチは全周同じ深さの皿形であるのに対し、実車のハッチは前後(ヒンジ近く)と左右とで、縁の深さが違っているようだ(同じ厚みのように見える写真もある)。なんてややこしい! なお、下図はエッジの丸みも含めて極めていい加減。「何だかこんな感じ」レベルのものと考えて頂きたい。

……もっとも、ハッチの縁形状を直すとなるとヒンジ部分も作り替える必要が出て来そうだし、そもそも確証のある話でもないので(だいいち面倒なので)、見て見ぬふりをすることにした。

Hatch02

1/25追記。hn-nhさんより、縁の深さが変化しているように見えるのは、「(ハッチ裏の)頭部保護パッドの輪郭が重なってハッチの縁がすぼまっているように見えているだけではないか」という考察のコメントを頂いた。

そう言われてみれば、確かに、その可能性もある気がする。

ちなみに、「ハッチ縁の厚みが変化している」の発端の写真は下。wikimedia commonsにpublic domainとして写真が出ているのを見つけたので、そのまま引用させて貰うことにした。

Vickers_tank_captured_during_the_ba

しかし一方で、中国への輸出前にvickers社で撮られたものかと思われる、同タイプのこの写真を見ると、(そうはっきり写っているわけではないが)ハッチの厚みは均一に見える。hn-nhさんの考察ならばその矛盾は解決する。……いきなりハッチを改造し始め無くてよかったかも。)

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