TACAMキターーーー!

●アナウンスはしばらく前にあったので発売されるのは知っていたが、とうとうメーカーのサイトで近日発売と発表された。

miniartのTACAM T-60、キターーーー!

miniartのT-60シリーズが開始された直後は、まさかここまで同社が手を伸ばしてくるとは思わす、「TACAMのためにT-60を買おうか」なんて思ったりもしたのだが……。うむ。これは何としても買おう。

骨までしゃぶりつくすようなバリエーション展開をしてくる同社のことなので、緩衝ゴム内蔵転輪にフレームアンテナ付きのTACAM T-60もそのうち出して来たりして……。

ちなみに、キットの塗装指示図3例のうち1つは連合国側に付いてからの星のマーク。そうやらキットでは「白丸に赤星」のデカールを付けてくるようだが、実際には、このマークは「白丸の星ヌキ」で、星の部分は下地の基本塗装のカーキらしい。ここ最近になってまた新説が出てきたのでなければ、だが。

●そういえばフユイチゴ(この寒い季節に熟す変なキイチゴ)の時季だなと思い、池子弾薬庫跡地と鎌倉との市境の尾根道を久々に歩く。

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真っ赤な色だけ見ると、オレンジ色のカジイチゴやモミジイチゴよりも甘そうだが、実際には、いくつか食べると額に汗がにじんでくるほど酸っぱい。一応甘みもあり、爽やかな酸っぱさなのでそれなりに美味しいが、量が採れるならむしろジャムか何かにしたほうが美味いかも。

●午後遅めに行ったので、先日の三浦富士での「山道でどんどん暗くなって大焦り」の反省に立ち、十二所果樹園までは行かずにもっと手前の光触寺に降りる。

こちらはハイキングコースから外れた踏み分け道程度のものなので、途中でちょっと迷いそうになったり、倒木に道を塞がれていて焦ったり、「横須賀軍港境域標」を再確認したり。いや、前回もちょっと迷ったんだった。あんまり経験生かせてないな……。

なお、下の写真はそれなりに明るく写っているが、これはスマホの自動修正の結果で、この時はもうすでに4時を過ぎて薄暗くなりかけていた。

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●我が家のチビ(小学3年生)が自分で作った小さなテディベア。

最近の子供はナイフも針も使えない、なんてことがよく言われるが、少なくともウチは、その辺だけは心配ない。常に何か作っているし。

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ホルトの鈍牛(11) とりあえずの完成披露

●RODEN 1:35、HOLT 75重砲牽引車の製作記。

エントリーしていた、「週末模型親父」さんのところのSUMICON 2018の締め切りが11月末日。しかし、前回「ほとんど組立てが終了」と書き込んで以来、仕事が立て込んだせいもあって、まったく製作がストップしてしまった。

そんなわけで、残り一週間を切って、ようやく(最後の最後に残っていた)ラジエーターのナナメ支柱を工作、続いて塗装に入る。サーフェサーを吹いて、その1,2時間後には基本色を吹くという、私としては驚異的なスパート。

とは言いつつも、塗装の便を考えてブロックごとに分けてあったのだが、塗り終わったラジエーターブロックを取り付ける段になって、なかなかうまくいかず、取り落としてせっかくのナナメ支柱を2本とも付け根で折ってしまった。おかげで、一部真鍮地が出ているので、タッチアップの必要あり。……AFVの会までには何とかしよう。

●そんなわけで、かなりやっつけ仕事でやり残し感はあるものの、とりあえずなんとか見られる状態まで仕上げて、SUMICON BBSに、締切直前の駆け込みで完成報告をすることができた。

この後、もう少しウェザリングを重ねたい気もするが、ここでも現時点の「SUMICON終了時」状態のお披露目をしておく。

まずは全体形。

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バックの問題か、だいぶOD~カーキっぽく写っているが、実際はもう少し緑っぽい。

屋根の四周には、実際にはホコリ除け?のカーテンが付いていることが多いのだが、巻き上げられた長い布地の工作が面倒だったこと、せっかく付けた梁材や支柱のリベットが隠れてしまうのがもったいない気がしたことなどから、結局取り付けなかった。なお、当時の実車写真でも、カーテンが付けられていない車輛も少数だが確認できる。

続いて寄った写真。エンジン左右、操縦席周りなど。

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排気管の焼け鉄色は、もう少しなんとかしたい感じ。エンジン右隣りの楕円断面はラジエーターの水タンク。操縦席左側の円筒形が、たぶん燃料タンク。

ただし、ラジエータータンクからの配管はあるのだが、燃料タンク(?)はどことも接続していない。真下からパイプが出ているようなのだが形状が今ひとつよく判らず、どのみち陰になってよく見えないのをいいことに再現をサボった。

トランスミッションから燃料タンクの下を通り、車体左側に突き出ているのは、何らかの動力取り出し口(いわゆるPTO、パワーテイクオフ)ではないかと思われ、その場合、先端にそれなりのディテールがあると思うのだが、これまたよく判る写真がなくてそのままとした。

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足回り。クローラー部は、各部の寸法バランスに関する修正はかなり場当たり的ではあったが、それでもキットのままよりはだいぶ実車に近くなったと思う。とはいえ、起動輪がやや小径と思われること、上部転輪の高低差、起動輪と転輪桁との位置関係など、直し切れていないものも結構ある。フェンダーとの位置関係からすると、起動輪自体、もう少し前にずらすべきだったと思う。

なお、以前にも書いたように、軍用のホルトはほぼもれなく、履帯にグローサーを装着しているのだが、追加工作が面倒だったのでサボっている。その代わりと言っては何だが、裏側のリンク部に関しては穴開け/レール部の工作などを行っている。横から見た時にそれなりに見えるので、面倒だがやってよかったと思う。

前輪ユニットが収まるリング正面の「W↑D」はキットのデカール。どんな意味があるマーキングなのかは知らないが、英軍・米軍ともに軍用として使われたホルトの多くに書き込まれているようだ。デカールには他にシリアルナンバー等が付属しているのだが、そもそも(前述のように)第一次大戦当時の一般的な軍用ホルトとしては足りない部分もあるので、特定車輛の再現は諦め、ナンバーは貼らなかった。

(追記:セータ☆さんから、WDはイギリス戦争省を示す略号、↑はイギリスの官給品に付けられるブロードアローと呼ばれる記号であると教わった。どうもありがとうございます)

ハンドルから長く伸びたシャフト先端の笠歯車は、実際には上半分にカバーがかかっているようだが、いま一つ形状がつかめず、これまたサボった。

●SUMICON掲示板に完成報告の書き込みをしたところ、「西表島の水牛車を思い浮かべた」と言われた。た、確かに似ている!

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写真はwikimedia commonsから。

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季節労働の終わりと砲台山再訪

●毎年秋は、とある年刊のムックの制作に携わるためしっちゃかめっちゃかになるのだが、特に今年は(スタートが遅かったこともあって)泥沼化。11月に入って当「かばぶ」の更新がまったくストップしていたのもそれが理由なのだが、とりあえず、それも1週間ほど前にすっかり終わった。もう何があっても知らん。

そんなこんなで、先月にはほぼ組立が終わっていたホルト75トラクターも放置状態。はっと気づけば、SUMICONの終了まで1週間を切ってしまった。……この週末のうちに色を塗り始めよう。間に合うかなあ。

●一応、健康上の理由により毎日ある程度は歩くようにしているのだが、上記のように「大物」が片付いたので(実を言えば、その分しわ寄せを食った別の仕事が押しているのだが)、久しぶりに“がっつり”歩く。

先週日曜日(18日)は家から歩き始めて鎌倉旧市街を横切り、極楽寺から尾根に上って鎌倉山に抜け、藤沢市境直前の手広まで。その後また歩いて鎌倉駅前まで戻ってバスに乗って帰宅。

散歩途中、大町の「アルモリック」で、カヌレをとうとう購入。これまで、行くたびに「売り切れ」「夏の間はやっていません」「定休日」等々で買えなかったもの。さらに長谷の「なみへい」で焼きピロシキを購入。これまた夏の間はやっていなくて試しそびれていたもの。昼食(の一部)およびそのデザートとして食べた。

アルモリックのカヌレは表面がカリッとほろ苦甘く、中はトロモチな食感で美味し。なみへいの焼きピロシキは、餡がなんとなくインド料理っぽい香辛料の配合の感じがしたが、味それ自体は私好みでこれも美味かった。

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ついでに、鎌倉市内で未見の数基の丸ポストのうちの2基に新たに会って写真を撮ることができた。1基目は鎌倉山ロータリーのもの。桜の木の下にあるので、春には見栄えがしそう。

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2基目は手広の、鎌倉消防署深沢出張所斜め向かい。

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日が暮れて鎌倉駅まで戻る途中、常盤あたりの某キリスト教系幼稚園の前にあるのを見掛けた彫像。

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なんだか、天使が崖っぷちにいる子供にそーっと近寄って突き落とそうとしているように見えるんですが……(バチあたりな奴)。

●24日土曜日。逗子から自衛隊の武山駐屯地のあたりまでバスに乗り、武山-砲台山-三浦富士の三浦半島横断ルートを歩く。

昨年8月に歩いたルートをほぼ逆にたどったもの。登り始める前、一騎塚交差点近くで、出掛ける前にGoogleマップを見ていて所在を知った「永野プラモデル店」に寄ったが、結局何も買わず。申し訳無し。

武山山頂の不動院を経て、砲台山へ。前回行ったのは真夏で下草も多く、hn-nhさんに「調査なら冬にやれ」と笑われたため、捲土重来。いや確かに仰る通りです。とりあえず、全景に関しては前回を見て頂くとして、今回は、改めて撮った細部等を少々。

まずは、前回は草に覆われていてクローズアップが撮れなかった、兵員詰め所?と思われる大きな窪み部分。

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出入口の階段から、反時計回り方向に、砲弾仮置き場の壁龕一つを隔てて存在しているのは披露山(小坪高角砲台)と同一。ただし、窪みの手前の広い部分左右壁は上部まで表面が綺麗で、もともと(少なくともこの部分には)天井がなかったのが判る。これは披露山の砲台との大きな違い。

また、手前の広い部分の突き当り壁には鉄骨が飛び出ているので、当初はもうちょっと複雑な形状をしていたようだ。

奧の狭まった部分は、元々は天井があったらしい。現在は積もった土砂(その下には崩れた天井のコンクリートもあるかも)で見えづらいが、左右は奥行きがあり、全体ではそれなりの広さの小部屋になっている(それでも4,5人が入れば一杯なのでは、という感じだが、もしかしたら半分埋まっているのでそう見えるだけで、もっと広いのかもしれない)。

狭まった部分の(向かって)右側は壁の崩れた痕跡があるので、この小部屋の入り口は本来はもっと狭かったようだ。

hn-nhさんに教えて貰った「 大津島高角砲台遺構」の記事にある写真では、この詰め所?入り口部分は天井がなく、披露山よりもこちらの仕様に近そう。

ほか、細部写真をランダムに。

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1枚目:中央の砲架跡部脇にある、何かの機器の取付部。前回も撮ったが、今度は大きさを見るために手を添えて撮ってみた。

2枚目:中央の砲架跡の穴周囲は、軽く段付きの二重縁になっている。この段に金属製の台座がはまっていたのか?

3枚目:とりあえず地面上に出ているコンクリート製砲座外周の厚み。

4枚目:出入口の階段。その向こうに詰め所?跡がある。

5,6枚目:改めて、仮弾薬置き場の壁龕。5枚目で奥の壁の上部がボヤッと光っているのは心霊現象ではなく、写真を撮るときにも見えたので、何かに反射してきた西日らしい。

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若干引きの全景っぽいものもいくつか。しっかり全景で撮っていないのは、この時、写っていない端で、数人の方が木にロープを引っ掛けて、何かの作業か訓練かをしていたため。

なお、砲台がある山頂へは、資材搬入用に拓かれたらしい、一応自動車も通れる道が渦巻き状に斜面を上がっていくのだが、山頂手前でショートカットの細道が分かれている。前回来た時には気付かなかったので、夏は藪に埋もれてしまうのかも。

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左が渦巻き状にゆるやかに上がっていく本道、右が近道で、これを通ると上の砲台の裏側――というか、上の砲台からさらに奥の藪に分け入る道の途中に出る。

よく参照させてもらっているサイト「東京湾要塞」の砲台山のページによれば、実際にはこの山頂には(披露山同様に)砲座が3つ作られていたらしく、上写真のものは中央の一基。もう一つ(本道から上がってきた時の手前側)は海上保安庁の通信施設の下になって現存せず(あるいは埋められているだけかもしれないが)。さらにもう一つは、上の砲台の奥の藪の中に、こちらはかろうじて現存している。

前回は藪も深くて確認しなかったが、今回は(先の細道のおかげで奥に小道が続いているのもわかったので)、どんな状態になっているのか覗いてみた。

小道を突き当りまで歩いてみたが、足元に何カ所かコンクリートの角が顔を出している(下写真3枚目)ほか、それらしいものがない……と思ったのだが、脇の藪の暗がりを覗き込んでみたら、コンクリートのすり鉢の一部が確認できた。

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1枚目の写真は藪の上からの写真で、藪がゆるやかに窪んでいるのが、ほぼすり鉢状の構築物の形状をなぞっている。2、4、5枚目はちらりと覗くコンクリート製構築物の一部。藪と落ち葉等に隠れてよく見えないが、入口階段か詰め所?部分の角のようだ。足元もよく確認できないので、不用意に近づくといきなり穴に落ちそうで怖い。全体をはっきり確認するには、徹底的に草刈りするか山焼きをするしかない感じ。この季節でこんな具合なので、夏季にはほとんど確認できない可能性も高い。

オマケ。前回よりちょっと明るい状態で撮った、アプローチの本道脇にある、計算所施設の台座。

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●砲台山からなるべく早く降りるルートを辿ればよかったのだが、欲をかいて(当初予定通り)三浦富士まで尾根伝いに歩いたら、三浦富士の頂上でちょうど日没を迎えてしまった。

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YRP野比駅方面に降りたが、急勾配の山道がどんどん暗くなり、足元も見えなくなってきて大いに焦った。前回と同じく昼食後すぐに出掛けたのになぜ……と思ったが、考えてみれば前回は真夏で日が長かったのだから、余裕があって当たり前。迂闊。ここが戦場なら即死。

●話は前後するが、23日金曜日、祝日だが仕事で新宿。ミーティング相手の1人であるポーランド人は、先日、母国の田舎の村で農業をしていたお兄さんが亡くなり、その整理のために一時帰国していたのだが、「トラクターが処分できなくてまだ倉庫に残っている」由。「それって、もしかしてウルスス(URSUS)ですか?」と聞いたら、「そう! ウルスス! なんでそんなの知ってるの!?」と大いに驚かれた。

……オタク知識の発露。でもさすがに「ウルススA型トラックが」とか「wz.29装甲車が」というような話はしない。

●逗子銀座商店街にある古いおもちゃ屋、「のんきや」さんが来年早々にもついに閉店だそうだ。もともと、逗子に引っ越してきた当初は逗子銀座商店街裏に住んでいて、「のんきや」さんとはご近所付き合いもあったので残念。

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IBG 1:35 Tankietka TKS z CKM Hotchkiss wz. 25

20181019_205450 ●IBMの新作、TKSのキットに関しては、つい先日、20mm砲搭載型のレビューを書いたばかりだが、そうこうしている間に標準型であるオチキス機銃搭載型も出たので、これまた当然のように買ってきた。……しょうがないでしょ! TKSなんだから!(意味不明)

というわけで、主に20mm砲搭載型キットとの差異の部分について簡単に。キットの全容を知りたい、という方は、先の20mm砲型キットのレビューと併せて読んでいただきたい。

なお、このキットも20mm砲型同様、足回りが細かく部品分割された通常版(?)と、履帯と転輪類が一体になった「イージー版」、「イージー版+塗料セット」版の3種類が発売されている。私が購入したのは通常版。

●キット全体の構成は、おおよその部分は20mm砲型と同じ。以下がプラパーツのリストで、黒字は20mm砲と同一、赤字が別。

Aパーツ:車内パーツ(エンジンほか)とフェンダーなど。
Bパーツ:車体下部。
Cパーツ:車内パーツ(トランスミッション、弾薬箱など)、車体前後上面板+ハッチなど。
Dパーツ:転輪類。×2。
Eパーツ:履帯(ある程度の長さがまとまったもの)。×2。
Fパーツ:履帯(1コマずつのもの)。×2。
Jパーツ:転輪桁。×2。
Kパーツ:上部転輪桁。×2。
Lパーツ:武装(オチキス機銃、マウントほか)。
Mパーツ:戦闘室上部、ラジエーター前半。

フィギュアA:機銃を対空銃架に装着して操作中。右立膝。
フィギュアB:同上。Aを補助している感じ。左立膝。

Lパーツ、Mパーツは20mm砲型と機銃型とで枝記号が同じなのだが中身が違う。普通こういうのはパーツ管理上、同じ記号にしないと思うんだがなあ。箱詰め時に間違えて出荷してしまう製品が出てきそうだ。

他、エッチングパーツが3枚(20mm砲型は2枚)、デカールが1枚(20mm砲型はデカールなし)。20mm砲型は挽き物の金属砲身が入っていたが、機銃型には無し。

Lパーツ

オチキス機銃とマウント、対空機銃架、20mm砲型とは異なる幅の上面ハッチなど。

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マウントは実車に比べちょっと凹凸が乏しい気がする。オチキス機銃はそれなりの出来ではあるが、現時点でインジェクションの製品では一番よい出来なのではないかと思われるMENGのパーツ(4枚目写真のベージュのもの)と比べると一段落ちる。特に銃身根元の蛇腹状になっている部分がいまひとつなのは残念。

Mパーツ

戦闘室。発売前は「20mm砲型とまったく同じパーツが入っているんじゃないか?」などと思っていたのだが、実際には違った。

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主な違いは、

戦闘室本体パーツ:
・車長側(右側)前部天井の、グンドラフ式ペリスコープ取付穴の位置。20mm砲型では左にオフセットされているが、機銃型ではマウントの直後方にある。
・スウプスキ式信号旗用パイプの位置。機銃型ではグンドラフ式ペリスコープの両側にある。

戦闘室前面パーツ:
・武装マウントの開口部の面積の違い。当然ながら機銃型のほうが開口部は小さい。
・武装マウントバルジ上面に、スウプスキ式信号機パイプのモールド有り。ただし、実際にはこの位置にパイプがあるのは20mm砲型で、機銃型にはなく、キットの誤り。ちなみに説明図のCG画では、この位置にパイプモールドは描かれていない。不思議なことに、20mm砲型キットの説明書では、そちらのキットパーツにはモールドが無いにも関わらず、(正しく)描かれている。
・残念ながら、武装マウントバルジ右側面の尖頭ボルト頭が、金型から取り外す際に引っ掛けられて、モールドが崩れてしまっている(写真3枚目)。基本は同一形状の20mm砲型用ではモールドは潰れていなかったので、外し方がマズかったのかも。

なお、このIBGのキットでは、機銃型も、20mm砲型も、戦闘室上面の開口部面積は全く同じで、単に右側前方ハッチの形状のみを変えている(私が「20mm砲型とまったく同じパーツが入っているんじゃないか?」と思った理由もそこにある)。しかし実際には20mm砲型では開口部自体がやや狭まっているのが正しい(はず)。キットの開口部面積は、基本、機銃型準拠になっているようだ。

フィギュア

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足回りが分割された「通常版」(?)キットには、フィギュアが2体セットされている。20mm砲型と同じフィギュアが入っているのではないかと思ったが、全く別物だった。ちなみにこちらのキットに入っているフィギュアの枝はA、Bだが、20mm砲型のキットに入っているフィギュアはC、E。……Dはどこに?

ポーランド兵のキットというだけで貴重ではあるが、モールドはちょっとモッサリ気味。2枚目写真はフィギュアBの上半身。

エッチング

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3枚入っているうち2枚は20mm砲型と共通だが、1枚は機銃型専用のもので、機銃弾帯と、弾薬箱(車内装備用のフタの閉まった弾薬箱はプラパーツで複数用意されている)。とはいっても、35スケールで、樹銃弾を平たいエッチングで表現しようというのはちょっと無理がある気がする。その下の銃弾クリップベルト?への取り付けも、説明書の図示ではよく判らない。

デカール

小さなデカールシートが1枚入っている。贅沢なことにカルトグラフ製。

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写真が見づらくて申し訳ないが、戦闘室の3カ所に白で書かれた小さな絵と「Szwadron śmierci」(死の部隊? 死神部隊?)という文字。小さな絵は、大鎌を持って馬に跨っている姿のように見えるので、死神を表しているのではないかと思う。

基本、1939年戦役時のポーランド軍AFVはマーキング等は描かれていないのが普通で、説明書の塗装指示にも「(このマーキングは)例外で、通常の1939年戦役時の車輛として作る場合はデカールは使用しない」と書かれている。付いている意味があまりないデカールだなあ……。

●気づいた点など少々。

車内パーツは、20mm砲型も機銃型もまったく同じ。エンジンやトランスミッションが同じなのは当たり前としても、弾薬ラックと思しきパーツも同じなのは大いに疑問。今回のキットのエッチングパーツから見るに、キットの弾薬ラックはオチキス機銃用のものと思われるので、20mm砲型は(少なくとも車長側は)ハッチを開けないのが無難か。

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ホルトの鈍牛(10) 屋根の組み上げ

●「週末模型親父」さんのところの「SUMICON2018」のエントリー作、RODEN 1:35、HOLT 75 Artillery Tractorの製作記。

●足回りの工作がとりあえず完了したので、屋根の工作に移る。

キットの屋根部品は、以前に工作した大きなトタン屋根、梁のフレーム、前後の支柱、およびそこから斜めに張ってある数本の補助支柱からなる。

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梁のフレームは上のような感じだが、例によって、パーティングライン部分が山形に出っ張っていてみっともないので、ヤスリでゴリゴリと削り倒した。

前後計4本の支柱は、キットパーツは何となくごつく、押し出しピン跡と思われる凹凸もあり、形状的に不満な部分もあったので、真鍮L字材(2mm×2mm)に交換した。長さ約30cmのもの1本で、4本の支柱を切り出してちょっとお釣りが来た。

立てた柱は以下のような感じ。後部の柱は、キットのパーツはフェンダーの上までしかないが、実際にはフェンダーを貫いて、その下まであるらしい。フェンダーに切り欠きを付け、そのように工作。

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支柱には、左右間にバッテン、さらに前後に向けても斜めの補助支柱がある。キットのパーツは厚みがあって余りよろしくないので、これも新たに作り直した。

当初は0.2mmの真鍮帯板で作ろうと思っていたのだが、買ってきた帯板をとりあえず寸法で切り出して合わせてみると、実車写真と比べて明らかに幅がありすぎる(買ってきたのは2mm幅)。改めて、もっと細い真鍮帯板を買ってくるのが面倒だったので、0.3mmプラバンの細切りで代用した。

キットの補助支柱は、垂直のメインの柱から、真っ直ぐ前後方向に、横方向の梁に接続している。実際、以前に動画を貼ったこの車輛ではそのようになっていて、RODENもこの個体を参考にしたのではと思われるのだが、そのほかの写真、特に第一次大戦中の写真を見ると、補助支柱は左右にも末広がりになって、外側の屋根フレームに接続しているらしい。

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これにトタン屋根を載せると、ほぼ外形的には完成になる。

●現時点では、塗装の便を考えて、

  • 基本車体
  • クローラー部足回り
  • 前輪ユニット
  • エンジン
  • ラジエーター
  • トタン屋根

の6ブロックに分割可能。

それぞれを連絡する部分のパーツで、一部未工作の部分がある(足回りとシャーシフレームを繋ぐアームと、ラジエーター後ろ側の支柱)。なんとかそれらも塗装前に取り付けられないかな……などと考えていたりもするが、とりあえず現時点で「ひとまず外形完成」の記念撮影してみた。

ちなみに、屋根フレームを基本車体に固定したため、エンジンはエントツを上の枠に通してから斜めにヒネって前側を柱の間に通す……等々、アクロバティックというか、知恵の輪のような組み込み作業が必要になってしまった。早めに塗装しないと、着脱手順がわからなくなってしまいそう。

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ホルトの鈍牛(9) 操縦席その他

●「週末模型親父」さんのところの「SUMICON2018」のエントリー作、RODEN 1:35、HOLT 75 Artillery Tractorの、じわじわとしか進まない製作記。

●一応前回の続き。

もう片側分の履帯の改修作業も終わったので、足回りに巻き付け、リンク部に接着剤を流して固定。“一応”可動履帯であるにもかかわらず接着固定したのは、動作がスムーズでなく、連結も(特に屈曲部で)外れやすいこと、起動輪を履帯で支える構成に改めてしまったことによる。

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履帯固着後、起動輪位置を仮固定していた冶具(フレーム)を取り外した状態が写真1枚目。起動輪は、2枚目の写真のように車軸の付け根てエッチングソーでシャーシから切り離してある。前にも書いたように、転輪ユニットと起動輪の位置関係を調整するため、および足回り全体を後付けできるようにするため。

●足回りに関する追加工作。誘導輪位置調整装置につき、フレームの「窓部」に咬ませる、左右2つずつのツメを追加。

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●運転席周辺の工作。

▼おそらく左右履帯のブレーキと思しきレバーに繋がるリンクロッドが左右にある。これがなぜかキットパーツでは左右で太さが違い、しかも片側はカマボコ型断面になっていたので、両方とも金属線(燐青銅線かな?)に交換。

ロッドは車両後部の巨大ギアボックスに引き込まれているが、キットではギアボックス内はカラッポで、当然ながらロッドはどこにも接続していない宙ぶらりん状態。

▼座席支持架は上半分部分を真鍮帯板で作り替え。ついでに高さも切り詰めた。

▼ハンドルは型ズレなども激しかったので、周囲のリング部分だけ削り直して使用。スポーク部とハンドルから垂直に生えている取っ手は新造。取っ手は棒状のプラ材から削り出した。長大なハンドルシャフトも、キットパーツは断面形状がいびつだったので真鍮線に交換。

▼フットペダルから後方への操作板棒を新設。

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▼ハンドル前側に付くレバー(スロットル=アクセル?)からは2本の索が前方床に伸びている。現存実車を見ると、どうやらこれは比較的柔らかめのチューブ内を操作索が通っている、という感じのもののようで、現物はピンと真っ直ぐしておらず微妙にヨレているため、なんとなくそのように工作。

とはいえ、結局のところ「工作が下手なのでヨレてしまった」ようにしか見えない。しょんぼり。なお、本来はここで床が途切れていて、そこから索が下側に導かれているのだが、キットは床形状がそうなっておらず、かといって切り欠くと辻褄合わせがさらに面倒になるので、単純に床に穴を開けて誤魔化した。

▼操縦席からトランスミッションを隔てて左側にある燃料タンクを工作。ベルト部分や注入口等のモールドは一度全部削り落とし、継ぎ目を消してから改めて工作。本来、エンジン右側の冷却水タンクと(形状は違っても)似たような造りになっていると思うのだが、工作自体、時間が空いてしまい、その間に写真を眺めて知見が増えたこともあって、いろいろ異なる仕上がりになってしまった。具体的には――

(1).取り付けベルトが二重になっているのを再現。

(2).溶接線を、注入口を避けてちょっと脇にずらした。考えてみれば、構造的に溶接ライン上に注入口を設けることはしないような気がする。もっとも、冷却水タンクのほうは、工作し直すのが面倒なのでそのままとする。

(3).ベルト締め付け用のナットを、今回はちゃんと付けた(冷却水タンクの方はさぼった)。

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●長大なハンドルシャフトの先は、傘歯車を介して回転軸を直角に曲げ、その先のウォームギアで前輪ユニットを動かすようになっている。仕組みそのものは非常に判りやすいが、「え? そんなんでいいの?」という構造。

ウォームギアは、キットのパーツは型ズレ等あって(見えにくい場所とはいえ)使う気になれない状態だったので、アルミ線を巻いた後に三角ヤスリで“目立て”をしてギアを作り直した。前輪ユニット側のギアもパーティングラインが真ん中を走っていて段差もあったので、こちらも三角ヤスリで歯を削り直した。

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●前輪ユニット枠は、以前にも書いたように、キットのパーツは段差が激しくてどうしようもない状態だったので、一度全部モールドを削り落として平滑にしてあったのだが、そこに新たにディテールを工作。

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小さな三カ所の突起は、実車写真から判断すると自由回転するローラーらしいので、バンパー的な役割を持つものなのだと思う。

●ほぼこれで、屋根を残して車体のあれこれの工作は完了。

屋根が付く前の、一番メカメカしく見える姿を何枚か。

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たいふういっか

●先週末は大型の台風24号の来襲。日曜日、このあたりのJRは早々と夕刻からの運休を決定し告知。風雨が激しくなる前にもう運休を決めてしまうなど、ちょっと珍しい。

かみさんは今月誕生日で、娘にX JAPANのライブチケットをプレゼントされ、幕張まで出掛けたのだが案の定公演は中止。ただ一泊して、翌日、鉄道網がボロボロになったなか、あっちこっち大回りして苦労して帰ってきた。ご愁傷様としか言いようがない。

私も川崎の実家に顔を出す予定だったのだが延期。

そして今週末もまた台風が来るそうだ(25号)。

●その台風24号。日曜の夕方までは風も弱く、雨も時々パラパラ程度で「実は大したことないんじゃね?」くらいに思っていたのだが、夜半、ものすごい風雨で、サッシのガラスがたわむほど。割れるんじゃないかとハラハラした。

台風一過の翌日。結構あちこち、ひどい状態になっていた。下は県道沿いの潰れた車庫。柱の基礎のコンクリートごと引っこ抜けているのがスゴイ。

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下は鎌倉逗子ハイランド入り口の大きな看板。四角い鉄柱が根元で折れ曲がってしまった。

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激しい風でだいぶ潮が巻き上げられたらしく、庭木から山の木々まで、かなり塩害に痛めつけられた様子。タブノキあたりは割と平気なようだが、かなりひどい有様になっているものも多い。下は近所のフヨウとアカメガシワ。

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ちなみに「たいふういっか」を「台風一家」だと思っている人の話を昔どこかで読んだ覚えがある。雨とか風とかに加えて、翌日の青空までも含めて「一家」だとか何とか。

●ほんの少し、恩恵も。近所のお寺の駐車場のぎんなん。二日掛かりで洗って干した。

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んなぁー

20180924_013220 ●メイドインアビス。

昨年、アニメが放映されたときは、第一話の最初のほうだけ見てやめていたのだが、最近になって娘から薦められて原作本(現在7巻まで)を借りて読んで大ハマり。

絵はのほほんと可愛い系なのに、話は重くて残酷なのは「まどマギ」あたりとも少し通じるものがあるかも(舞台設定等は全然違うが)。

偶然、ネット上で、ファンの方が作った登場人物のペーパークラフト型紙試作品を見つけたので、作ってみた。ペーパークラフトを作るのはだいぶ久しぶり。

当然のことながら、ペーパークラフトは単純な多面体を作り上げるのは易しいが、複雑な曲面を組み上げるのは難しく、特にこの「ナナチ」は、久しぶりであること、ちゃんとした組立説明図がないこと(ただし組立ステップ写真はあった)もあって、特にズボン部分で苦労した。

足の接地面積は大きくないが、組み上がるとちゃんと自立するのは素敵。

んなぁー(ナナチの口癖)。

●ほとんど青天の霹靂なのだが、四谷仙波堂が閉店するという。FBで聞いて驚いてサイトを覗いてみたら、確かに今月末で閉店するとあり、閉店セール実施中である由。

何しろ最近では月に何度都内に出るかも怪しいくらいだし、四谷自体、普段行き来する道筋ではないのでとても常連客とは言えないのだが、それでも時々は、「あ、やっぱりここに来た甲斐があった」という買い物ができて有り難いと思っていた店なのだったので、無くなるのは惜しい。

18日火曜日、神保町の事務所に行ったついでにセールに寄る。昼過ぎに行ったときはまだ準備中で、夕方開店とのことだったので、仕事終わりにもう一度行く。あいにく日が暮れて土砂降りの雨になってしまい、四ツ谷駅から仙波堂までがえらく往生した。店で久しぶりにむーさんと遭遇。

どちらかといえば今更キットの在庫を増やすよりはアフターパーツを買い込みたい、くらいに思っていたのだが、(少なくとも私が行った時には)キットの在庫処分オンリー。それでも安かったのでつい35キットを3つも買い込んでしまった。セールはいちいち包装できないのでバッグ等持参のことと案内があったのに(もともと大きなものを買う予定がなかったこともあって)用意がなく、普通サイズの35キットの箱を3つも脇に抱えて帰ることになってしまったが、途中、東京駅で寄った本屋で、親切なレジのおねーさんが「大変ですよね。紙袋差し上げます」と、大きな手提げ紙袋を2つもくれた。助かった……。

先日、「初ぎんなん拾い」のことを書いたが、その後も2度ほど、継ぎ足すように拾っている。新鮮なぎんなんは、炒って食べるとえぐみも苦味もなく、ほんのり甘くて美味い。

そして去年あたりから試してみたいと思っていたカヤの実も、ついに味見。

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しばらく前に多少採ってきたのだが、単純にそのまま炒って試してみたものは、「食えないわけじゃないが食い物と言えるか怪しい」レベル。その後、重曹を使って1週間ほどあく抜きし、さらにしばらく乾燥させて、今日(24日)試しに数個だけ炒ってみたら、素朴な香ばしさが妙に美味かった。右写真、右下が殻を剥いて炒ってみたもの。渋皮部分は身に貼り付いていて剥きにくく、焦げた部分がカリカリ爪で多少剥がせるくらい。見てくれは悪いが、この状態で食べても渋皮部分が特に味や食感に悪影響を与えている感じもしない。

もっとも、ネット上で見ると、カヤの実の評価自体が「美味い」から「まずい」まで一定せず、この渋皮部分がえぐみや渋みになっているといった意見もある。処理方法でかなり味に差が出てしまうのか、そもそも樹によって味に振れ幅があるのか、どうもよくわからない。が、とりあえず今回味見したものは美味かったので良しとしたい。

夏の終わり、FBで知り合った市内の知人に場所を教えて貰って拾ってきたヒメクルミ。しばらくそのままとってあったのだが、数日前、ネットで調べたレシピを参考に(とはいってもかなり適当な再現で)くるみ味噌に仕立ててみた。

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今日(24日)、あまった飯で(かみさんの指導で)簡単五平餅を作ってみる。飯粒を潰して小判型に仕上げるのが、ちびが妙に上手い。くるみ味噌を塗った完成品はそこそこ好評。

まあ、五平餅でなくて、普通に温かいご飯に載せて食べても十分美味いんだけれど。

20180925_195105 ●食べたあとのぎんなんの殻を綺麗に元の形に継ぎ合わせて、我が家のチビ(小学3年生)が自分で工夫して小さなネコの人形を作って見せてくれた。

手(というか前足)部分は、別のぎんなんの殻を細かく砕いたものを貼り付けたそうだ。

なんだか普通に民芸品として田舎のお土産屋で売っていそうだ。

小学3年生、侮れねえ。

●赤板先行氏から久々のお誘いがあり、23日土曜日、例によってでんでん氏も交えて川崎で酒を飲む。

そういえば、今度川崎で酒を飲む時には石黒氏も誘おうと思っていたのだが、飲み会のお誘いが割と急だったこともあって(その数日間に京都に出張に行っているときにいきなり電話が来た)失念してしまった。いしぐりん済まん。

飲んでいる最中に、赤板氏が何を思ったか急に、京都のはるとまん氏に電話。ものすごく久しぶりにはるとまん氏と肉声で話をした(もしかしたら10年以上ぶりかも)。

もうちょっと経費が潤沢で、出張に前泊か後泊を付けられれば、京都出張で会うこともできたのになあ……。

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ホルトの鈍牛(8) 履帯

●「週末模型親父」さんのところの「SUMICON2018」のエントリー作、RODEN 1:35、HOLT 75 Artillery Tractor製作記。

今回は「一応キットの履帯を使うんだけれども、もうちょっと見映えをなんとかしたい」編。

●キットの履帯は以前にも書いたように、表面(接地面)はそれなりだが、内側の出来が大雑把すぎる。

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(1) 実物の履帯は、現在でも建機などにみられるように、リンク部分とシュープレートが別体の構造だが、改めて整理すると、

(2) リンク部分は左右2つずつの軽め穴があるが、キットでは省略されている。

(3) 連結ピン部外側のディテールがない。

(4) 転輪と接する部分は、実車ではレール状に逆L字断面になっているが、キットでは表現されていない。ここまでの3つに関して言えば、リンク部とシュープレートが一体成形されている以上、スライド型でも使用しない限りは仕方がない。

(5) シュープレートは実車ではプレスされた薄手のもので、当然ながら接地面の「ニの字」のリブ部分は裏側では窪んでいるのだが、キットでは鋳造なみの厚み。当然接地面に対応した窪みもない。

(6) シュープレート内側に、一見、何かしらのディテールを再現したように見える押し出しピン跡がある。

(7) 起動輪がやや小径であるのと関連して、履帯のピッチもやや短いようだ。

(8) シュープレート表側(接地面)には、(少なくとも軍用タイプとして使用されたものは)本来おおよそ浅いV字型のグローサーが(すべてのリンクに標準で)取り付けられている。動態保存されている現存実車では確認できないが、これは路面/地面を傷めないための措置かもしれない。

●以上の問題点のうち、(5)、(7)に関しては、おそらく履帯そのものを自作するしか解決策がないと思われるのでスルー。また(8)に関しても、凹凸のあるシュープレート表面にグローサーをフィットさせるのが大変であること(1枚だけとかならまだしも!)、前輪と履帯部分の高さの再調整も必要になってしまうことなどから目をつぶることにした。

●残りについても、当初は、(6)にある両側の押し出しピン跡を削るだけでお茶を濁そうと思っていたのだが、キットの履帯パーツは必要枚数より数枚多く、その余りを使って「お試し工作」したところ、ある程度なんとかなりそうなことが判明。リンク部分に若干手を加えることにした。

▼リンク部側面に2カ所ずつの軽め穴を開口。

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片方の穴が噛み合わせのために広がるナナメ部分にかかってしまうため(実車はそうではないのだが)、綺麗に開けられるか不安だったが、細いドリルから段階的に開けることで、なんとか我慢できるレベルに。

本来は冶具など用意して正確に位置を決めるべきだが(ドリルスタンド的なものがあれば比較的容易なのかもしれないが)、私の環境ではいろいろややこしく、結局すべてフリーハンドで開けた。というわけで、実際にはかなり誤差があるのだが、ぱっと見「うわっ、ガタガタじゃん!」というほどでもないのでOKということにする。

それよりも、プラの質が柔らかく粘っこいため、開口部周囲にケバ立ちが生じて、これを綺麗に除去できないのが参った。

▼転輪と接する部分のレールを再現する。簡単な冶具を作成し、同じ形のプラバン片を量産(0.3mm厚を使用)。これを履帯リンク部両側に貼っていく。

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▼貼り増したレール部分は余裕を持って左右にハミダシ気味にしているので、連結後にヤスリで幅詰めを行う。なお、もともとこのリンク部の幅は転輪フランジよりごくわずかに広めなので、転輪フランジ内側も少しヤスって、履帯が綺麗にはまるようにする。

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なお、履板中央にも押し出しピン跡と思われる突起があるのだが、これは履帯を足回りに巻いてしまうとほぼ見えなくなるので放置した。

▼キットではつんつるてん状態の連結軸部外側を工作。先に削り落とした押し出しピン跡突起の再利用。面倒くさいので、見える外側にしか付けていない。

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なお実車では、この部分は、履板側(リンク側)にドーナツ状の盛り上がりがあり、その中心に軸が見えているような状態。というわけで、工作はその点だいぶあっさり手を抜いているのだが、「ないよりはマシ」ということで。

●一応連結可動式とはいえ、チャラチャラと気持ちよく稼働するような状態ではなく、巻くのに苦労しそうなので、(若干の手戻り覚悟で)足回りに履帯を巻いた状態で車体に後付けできるよう、一工夫してみることにする。

というわけで、すでに車体にガッチリ接着してある起動輪軸を基部を残してエッチングソーで切断。先日組んだ転輪桁部分と位置合わせできるよう、後から取り外せるフレームを作って誘導輪を仮固定。

誘導輪外側の機構は、役割がよくわからないが、とりあえずキットのパーツ(写真3枚目)はちょっとお粗末なので少々手を加えた。

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●とりあえず片側分の履帯工作が終わったので、足回りユニットに巻いてみた。だいぶ工作の手間を増やしてしまったが、こうしてみると、わざわざ手を加えた価値はあったと思う(手前味噌)。

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足回り全体の各部バランスも、キットそのままの状態よりはだいぶ良くなった気がする。

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ウツボ

●逗子海岸の砂浜で、打ち上げられたウツボに遭遇(11日午後)。

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ウツボ(ウツボ科ウツボ属の中のウツボ、Gymnothorax kidako)の分布は本州中部以南ということだから、相模湾にいて不思議はないかもしれないが、逗子で打ち上げられているのは初めて見た。

もっとも、数日前、逗子海岸にイノシシが打ち上げられたという話も聞いた(SNSを通じての話で真偽未確認)。

西湘地域からさまよってきたのか、ここ数年、鎌倉・逗子・葉山・横須賀あたりでイノシシの目撃例がちらほらあり、自治体でも注意を呼び掛けているので、存在自体は確かなのだが、それがなぜ海にダイビングすることになったのかはよく分からない。

●9月12日追記。

昨日ウツボが打ち上がっていたかと思ったら、今度はエイが漂着していた。アカエイかな?

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エイは先日横須賀のヴェルニー公園で目の前を泳いでいるのを目撃したくらいなので、ウツボほど物珍しくはない。

●話は前後するが、10日ほど前から、自室窓から見える 隣家2階の外壁に、10cmを超えるかどうかという大きなナメクジがいる。「もういなくなったかな?」と思うと、1日くらい置いてまた出現したりするので、現状、このあたりを縄張りにしているらしい。

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上写真は夜に撮ったので見づらいが、体形はあまりずんぐりしていないし、まだら模様も見えないので、もともと大型のヤマナメクジではなさそう。たまたま発育のよかったコウラナメクジ?

●やはりちょっと前の写真。先週初めの逗子海岸夕景。

夏の間の逗子海岸はさすがに「散歩する」場所ではないので、海辺に出たのはこの日が久しぶり。テレビだかラジオだかで、「平成最後の夏」という表現を聴いて、ああ、確かに言われてみればそうなんだなあ、と思った。

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1枚目は田越川河口、渚橋越しに見る夕日。2枚目は沈んだ夕日で端が光る富士と雲。3枚目は葉山方面の夕雲。

●8日土曜日、近くのお寺で今年初の銀杏拾い。

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まだ落ち始めで、樹によってはまだ実が熟し切っておらず固かった。

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こちらはまた別、市内某神社境内にあるカヤの樹。びっしり実を付けているが、基本、収穫はこの実が熟して落ちて果肉が割れている状態がタイミングであるらしく、これはまだ若い?

銀杏同様、中のタネ部分を炒って食べるものらしいが、私はまだ食べたことがなく、ちょっと試してみたい対象。

●秋の雰囲気、もう一枚。色づく前の瓜模様が可愛いカラスウリ。披露山にて11日。

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